見出し画像

JazzDrum練習中の方にオススメのJazz Drum名盤紹介②『Night Train /Oscar Peterson Trio』


ドラマーはエド シグペン

Ed Thigpen(1930-2010)は、アメリカ合衆国のジャズ・ドラマー。1956年から1959年までビリー・テイラー・トリオと共演し、1959年から1965年までオスカー・ピーターソン・トリオに在籍した。

Wikipedia

今回、紹介するジャズドラム練習中の方に
オススメのジャズドラム名盤は
『Night Train /Oscar Peterson Trio』

印象的なジャケット

⬆︎YouTubeプレイリスト

Apple Music

このレコードは、個人的には26年前から
聴いている!
なぜ覚えているかというと、当時一人暮らしをしていた部屋の近くの、大きな池のある、福岡市の名所、'大濠公園'を深夜に1人で散歩していたときに、このレコードをカセットウォークマンで聴きながら失恋の痛みを癒やしていたからだ、、w 痛々しい不器用な18歳だった、、

そんな話はさておき、このレコードの
オススメなポイントは
ひたすら真っ直ぐに、音楽的に
スイングし続けるエドシグペンの
リズムセクションとしてお手本のような
ブラシ演奏が、とても良い音で録音されている
という点です!
収録曲を見てみましょう
1. "Night Train"
2. "C Jam Blues"
3. "Georgia on My Mind"
4. "Bags' Groove"
5. "Moten Swing"
6. "Easy Does It"
7. "Honey Dripper"
8. "Things Ain't What it used to be
9. "I Got It Bad (and That Ain't Good)
10. "Band Call"
11. "Hymn to Freedom"

一曲目のC Jam bluesでピアノのアドリブの際にスティックに持ち替えているくらいで、
全編ほぼブラシのみでの演奏!!
選曲もブルージーで、オスカーピーターソンも
ライブ盤で聴けるように猛烈に弾きまくる
プレイは避け、
一音一音、紡ぐように弾いている、、
達人の抑制された深い美の表現が聴ける。
レイブラウンのベースと二人三脚でスイングするエドシグペンのドラミングには、装飾的な
フィルインはほとんどなく、ただひたすらに
グルーヴをキープしている。
このただひたすらに、、というのが
簡単なようで、一番難しい!

ついつい思い浮かんだ手癖足癖が
出てしまう、、
レガートが上手くなりたいジャズドラマーは、
このレコードをスタジオで大音量で流しながら1枚まるまるスネア、ハイハット、ブラシ、のみで、最後まで一緒に演奏する練習をすべきだと思います。
テンポも歩くようなミディアムテンポから
練習になるスロースイングのテンポ
適度なアップテンポの曲など
どれもシンプルかつ強烈にエドがスイングしています。
ここから先の有料エリアでは
このレコードを使ったジャズドラムのレガートの効果的な練習ポイントをいくつかお伝えしようと思います。

ここから先は

778字 / 1画像

¥ 200

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?