今 アマゾン森林火災は去年の同じ時期に比べ更に悪化している。去年の7月、8月にアマゾンの森林火災に関してのニュースが世界中で流れ大きな問題になっていたことはまだ覚えている人も多いのではないでしょうか。あれからも火は消えることなく１０００万種もの動植物がある熱帯雨林が燃え続けています。そして今年7月に入り状況は悪化し更に悪化が予想される8月に入りました。絶滅していく野生動物たちのことを思うと悲しくなります。

アマゾン熱帯雨林の農地開拓による森林火災では開拓者が故意に火を放っていることが殆どで多くの野生動物の住処を奪い絶滅危機に追いやっています。この農地開拓の殆どは畜産放牧と畜産飼料作物のためで世界中の畜産需要に対応するかたちでブラジルに大きな利益をもたらしています。

これらの森林破壊による問題は野生動物の絶滅危機のみならず地球の肺とも言われるアマゾン熱帯雨林破壊は地球温暖化にも直結してます。そしてこの重要な問題を訴え続けた環境活動家たちが数多く殺されたことも忘れてはいけない事実です。

もはやこの残酷な森林破壊を止められるのは問題になっているブラジル大統領やG7などの国際機関などではなく私たち個人の肉を買わないという消費行動です。特に利権が横行する畜産業において需要を無くすことが一番の近道。資本主義現代において個人が出来る最小で最大の行動は不買による社会の是正だと私は信じています。