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拒食時代

1日中立ち仕事をしていても、
意外とお昼ご飯アイスだけでもいけるじゃん。

そう思い、それからまともな昼お昼ご飯を食べなくなりました。
体重は毎日少しづつですが着実に減っていき、
どんどん体重が落ちていくのが嬉しくて固形物はあまり食べなくなりました。

朝ごはんを食べずに家を出て、職場ではキレートレモン1本を分けて飲む。
夜も大してお腹が空かないけど、さすがに何か食べなければと思いゆで卵やゼリー、アイスなど体重が増えなそうなものを食べました。

でも無理していた感覚はあまりありませんでした。
ストレスのせいかお腹も空かないし、
何より痩せていく自分が楽しくて。
固形物にすっかり嫌悪感を抱いた私はある日の朝、納豆パックに豆腐半分とめかぶを入れて混ぜたものを1口食べ途端、こんな物を食べたら太る!!と脳が言うことを聞かずとてつもないイライラに襲われました。
アイスやゼリー、飲み物などの液体じゃないと拒否するようになったのです。

仕事中はずっと頭の中はカロリーのことばかり。
当時の私は毎日500kcal以下を目標にしていました。食べたもののカロリーを頭の中で何度も何度も計算して、残りは何kcal...。
0か100でしか考えられない私は、少しの妥協も許さぬようカロリーや体重などの数字に囚われ続けました。

大体私のサイクルは、拒食を数週間、その後過食を数ヶ月して体重や見た目に危機感を覚えるとまた拒食に戻るような感じでした。
昔から自分の体型にあまり自信がなかった分、
痩せた自分はとてもキラキラしていて可愛くなった気がして、拒食期間は精神的に安定していました。

でも、こんな食生活がずっと続くわけもなく今度は過食が襲ってきます。
次は過食時代についてお話ししようと思います。

#摂食障害 #過食


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