HCD-Net 高速プロトタイピングとインタビュー実習 2019.12.14
あっという間に12月です。早い!
連続セミナー全5回は無事に終了しましたが、おまけの1回?として高速プロトタイピングとインタビュー実習を開催しました。
高速プロトタイピングは、スタンフォード大学d-schoolの中のプログラムだそうです。1時間でインタビューからプロトタイピングまで一気にやってしまえ!というハードかつ楽しいワークでした。
テーマは「財布」。隣の席に座った方のお財布についてインタビューし、その人の理想の財布をプレゼントしてあげる気持ちでプロトタイピングします。
わたしも加藤さんと後ろでこっそり参加。
加藤さんへのお財布は、やっぱりたいやきだろう、とたいやきのお財布になりました。
左がわたしが作った加藤さんのお財布。
加藤さんが今使ってらっしゃるものとそう見た目は変わりないのですが、実はこんな財布が後11個ある、という設定。12個作りたくなかったので、12月用の1個だけ作りました。
右側が加藤さんがわたしに作ってくれた理想のお財布。なんじゃこりゃ?!と最初は思いましたが、説明を聞くとなるほど・・納得!さらに自分でも気づいていない部分にも気づかされ、おぉ〜!となりました。
後半はインタビュー実習。
井登さんから少しレクチャーが入り、その後チームに分かれてインタビュー設計を行いました。
さて、いよいよインタビューの実践です。インフォーマントは、井登さんのご友人だというIさん。井登さんに見た目も声もそっくりです。
(下の写真はプライバシー保護のため、背後からの撮影にしてあります)
各チームが見守る中でのインタビュー。緊張しますよね。インフォーマントのIさんも相当緊張していたようです。
自チームの反省と他チームへの気付きを発表してもらいましたが、やっぱり人のインタビューは勉強になりますね。自分たちではいっぱいいっぱいになってしまっても、人のインタビュー時は落ち着いて全体を見れるので、流れやインフォーマントの仕草もよく見れていたように思います。
こういうメタ認知が自分でやっているときにもできるようになるといいのです。それがわたしの課題・・。
朝から夜までみっちりたっぷりの演習で、見ている方もすごく勉強になりました。
今回は、師走で忙しいのか、いつもならすぐに埋まってしまうのに出足も鈍く割と少人数での開催となりました。でも、それがかえってよかったり。あの人数より多いとかなり大変だったかも。
結果的によかった!ってよくあるけれど、たぶん神様が仕組んでると思ってます。
これで今期のHCD-Net東海セミナー予定は終了です。井登さん、おつかれさまでした。そして、本当にありがとうございました。
さぁ来年は何をしようかなー。
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