UXデザイン概論(2019年UXデザイン連続セミナーStep0)2019.06.15

松本は風が冷たく、朝晩はすっかり秋を感じる季節になりました。冬の足音が遠くに聞こえている気もします。
こんにちは、スノハラです。

山では紅葉も始まってるというのに、今頃初夏(6月)の内容をUPするという・・・。いいの、やらないよりマシなの。覚書だし。
というか、Step0を書かずして、連続セミナーStep1を書けない・・・。
やらずに先延ばしにすると、こういうことになるわけですね。勉強になります。人生、ずっと勉強ですね。

戯言はこの辺にして、安藤先生のUXデザイン概論のレポート、感想です。

主に去年と違うところをピックアップ。

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使う人と作る人
使う人=UX
作る人=UXD
UXD(User Experience Design)は作る側の話。
すごく良いものでも量産、継続できないと意味がない。
その「仕組み」「仕掛け」を作るのがUXD。
→「量産、継続」のあたりがすごく大事。Sustainableであること。
さらにサービスデザインでは、クオリティを維持するための全体的、組織的を計画する。(プラットフォームはどうするか?スケーラブルであるか?あたりがポイントかな。さらに社会的意義も考えろ、とXデザインでは言っていた)
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Employee Experience:従業員の体験を考える
「ユーザーは従業員にもなり得る」
→わたしが担当するプロダクトでいつも考えていたことに近い。
 「製品を持っている人がユーザーなのか?」
 そのプロダクトを使う人(操作する人)と最終的に受け取る側が異なるんです。エンドユーザーにより良い体験をしてもらうため、プロダクトを使う人(操作する人)の体験を高めて行かねば。
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SEPIA法
BtoCでは冷静・合理的ユーザーにはリサーチしない。嘘をつくから。
(井登さんは、40代男性に気をつけて、と言っていた。具体的だ。)
→懇親会でBtoBのリサーチ法について質問してみたのでここで共有。
 BtoBの場合はこの区分け(SEPIA法)よりも役割で分けることが重要。
 SEPIA法にしても、役割分割にしてもユーザーの偏りを分散させることが目的。なるほど。
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UXのインプットとアウトプット
 デザインの対象領域:ユーザー(体験)、製品・サービス(利用品質)
 デザインの実践:UXデザイン
 デザインの理論:人間工学、HCDプロセス、ガイドラインなど
→安藤先生の図がわかりやすい。ただ、順序づけてあるが実際はけっこうぐちゃぐちゃしてる。どう進めていくべきかは課題ですね。
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昨年より長くなったぶん、わりとディープなところまで踏み込んで講義していただき、あらためて勉強になったことが多かった。
基本的なところもきちんと説明していただいて、ネ申回と言ってもよいと思います!
基本的なところを再度聞くと、あたらしい疑問が自分の中に出てきたり、あらためて考え直すことが多く、毎回発見が多くておもしろいです。そこに気づけたのは、少しは経験が詰めたのか?であるといいのですが。まだまだ精進せねば。

懇親会で安藤先生と写真撮ってもらいました。お守りにします。(お守りなので載せないことにします)



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