UXデザイン連続セミナー Day3 2019.09.28

第3回目にして初めて最初から出ることができました。天気が荒れたりもせず、無事に開催できることに感謝です。

3回目は井登さんの質疑応答から始まりました。
「ペルソナって古くない?いらなくない?」というお話。
実は「ペルソナを作らないことによって時間短縮できるんじゃないの?」とか考えたりしてました。
仮説を立てて、それをベースに進めていけばいけるんじゃないかと・・・・

井登さんから出たお話は
 ・巨匠
 ・天才
 ・センスのある人
は、ペルソナなんてなくてもいい。この人たちは日常生活で常に観察をして問いを立てていて、将来が見えてしまう。
凡人はリサーチをしなくちゃいけないし、何か定義をしてあげてそれをベースにチームで共有しながら進めていくことが大事。
その時の指標になるのがペルソナである、とのことでした。
確かにその通りです。ペルソナがないと結局戻るべきところがなくて不安になってしまう・・・。
凡人だもの。仕方ない。でも、自分のセンスのなさを嘆くよりさっさと手と足と頭を動かして、ペルソナを作る方がいいよね、という結論に至りました。

で、そのペルソナのお話。
前回のワークショップの中ですでにペルソナを作っていたので、まずはそれを見せてもらいました。
その中で気になったことが1つ。
表情が見えてこない・・・。つるんとした、のぺっとした感じ・・・。(ひどい?)

浅野先生に「もっと人としての雑味を出して」と言われたことがあります。そのときはわたしもよくわかりませんでした。
でもプロセスが進んでいくとわかるんですよね。ペルソナが「すごくよくいそうな人」であり、「実はあまりいない人」であることが。
もっと人って深いよね。もっとずるいよね。もっと矛盾しているよね。
それをちゃんと拾って可視化する(ペルソナに盛り込む)ことを「もっととがらせて」と言ってたのです。言葉が足りなくてごめんなさいー。

その「人の雑味」がアイデアの「引っかかり」を生んで、「尖ったサービス」につながっていくのではないかと。
この辺りはわたしも試行錯誤ですが…

今回のワークではカスタマージャーニーマップの作成まで、でした。
ここもステージの切り方にみなさん苦労されたみたいです。うん、わかる!
井登さんのおっしゃる「ジャーニー in ジャーニー」はすごく見えやすくなるのでオススメです。



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