価値のカタチ展2019 2019.03.01

昔のものを公開することに抵抗がなくなってきたので、遡って公開中。
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安藤研究室の価値のカタチ展2019に行ってきました。
毎年、Facebookで多くの方が参加しているのを見て、羨ましく思うものの
都合が合わずに断念していたのですが、今年はなんとかなりました。
次の日にも見たいものがあったのですが、子どものピアノの発表会なのであきらめて日帰りしました(お母さんもしているよアピール)。

さて、価値のカタチ展です。
飛行機に乗り込んでUX王国に向かうというコンセプト。安藤研究室のみなさんがパイロットやCAさんのコスプレをしてお出迎えしてくれました。
まずは、Opening movieからのスタート。
機内アナウンスを模したムービーで楽しめました。
この辺りの世界観、すごくきちんと作ってあってとても楽しめました。

そして、まずは安藤先生の基調講演。
メーカー系へのUX導入の障壁の話。
目標、仕組み、教育・人材管理の3つの要素について。
どうやって導入を進めればいいのか?
KPIどうすればいいの問題。
・・・わかりみが深過ぎて、うなずきすぎて、首がちぎれるかと思いました。
やっぱり会社の上の人を連れて来ればよかった・・・と後悔。

ソニーのフォレストさん
映画制作用のカメラ、という使う人がとっても選ばれる製品を作っている方。
業務用製品で価格高いもの、ってそれなりの苦労があるんですよね。
でも、制作過程がとっても楽しそうで、こういうチームからいいものが生まれるんだろうなぁ。
それにしても、途中で使っていたドラえもんは汎用性が高いね。わたしも使おう!(いいものはすぐに取り入れる派)

東芝の加藤さん
「うれしさの循環」っていうコンセプトが伝わりやすい。
とくに「社会がうれしい」が深いんだよなぁ。どうしてもユーザーが嬉しい、だけで止まりがち。。
もっと高いところから見たときにどういう影響を与えるかも考えたい!と常々思っていたので、お話がすーっと入ってきました。
陣屋旅館さんのプロジェクトといい、おもしろそうなことたくさんやっていていいなぁ。

RICOH寺村さん
もしかしたら、今の私の位置的には目指すところはここなのかもしれない、と思って聞いてました。
UXデザイナーに対して「モノありきの相談が多い」とのこと。わかりみが深過ぎて溺れそうでした。
「今までの設計とUXDを全く違うものと思わせない」
この努力はもっとしないとダメかな・・・。
まずは手をつけるところが少し見えてきた気がします。

ブラザー工業 須藤さん
ブラザーさんもわかりみが深い内容でした。(こればっかり)
それにしても須藤さんはパワフルだ!そして、それが通るブラザーさんはいい企業だ!
ボトムアップも大事だけど、トップダウンも大事だよね。
まだ課題を抱えてるとのことだったけれど、どこかでそれらの解決方法が聞けたらいいなぁと思います。

パネルディスカッションもとても刺激的でした。
ところどころで入る質問や意見がすごくおもしろかった。
何を持って失敗とか成功とか言ってるんだ?!ここを言及することに意味があるのか、という話は
いつも「成果出せ〜!」って言葉に追われている身としてはすがりたい気持ちになるよね。
まぁ、そう言ったところで厳しいのもわかってるけど。

SONYさんのBridge Terminalの中も案内してもらって見せてもらったんだけど、とてつもなく素敵なスペースで、この日何度目かの心底羨ましい、を味わいました。
帰りにUX王国への入国スタンプを押してもらい、扉を出ると同時にUX王国へ入国。わたしもめでたくUX王国の民となりました。
これからはUX王国民として、UXの発展にさらに尽力していきます!

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