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花粉と黄砂と季節の変わり目

いや、部屋とワイシャツと私みたいに。
春の風物詩にフルボッコ。

季節の変わり目に滅法弱い。「滅法」ってよく聞くし、なんとなくニュアンスで意味を知ってはいたけど、正しくは「道理を外れる様、常識を超える様」と定義づけられていた。ほんまそれ。常識を超えるように季節の変わり目に弱い。毎年三月の末から四月いっぱいは心も体も弱る。意外と病弱だ。そもそもアレルギー体質なもので、花粉と黄砂は本当にダメだ。どうにかしてほしい。花粉に関しては今年は二月上旬からで、「あっ、きた」という反応はかなり敏感だった。そっからずっと下がり調子だ。耳鼻科でもらった薬。「基本は夜、寝る前に一錠飲んでください^_^しんどい時は朝晩飲んでも大丈夫ですよ^_^」と言われて三十日分処方される。毎日しんどいので毎日二錠ずつ飲む。二週間でなくなるので耳鼻科に再度もらいに行くと「あれ^_^;もうなくなっちゃたのカナσ^_^;??そんなすぐに出せないヨォ…」と、先生を困らせてしまった。先生を困らせるほどの花粉症。優しい先生なのに、困らせてしまった。そんな事実にめちゃくちゃ萎える。しかし、私には毎年三月半ばに誕生日という大きなイベントがあるため、なんとかそこまでモチベーションは保てる。みんなにお祝いしてもらえるから、そこまではなんとか生きる。そのあとがしんどいんだよなあ。

スギ花粉がヒノキ花粉に変わり、桜が満開になり葉桜に変わってくる頃が一番きつい。お花見なんて楽しんだことがない。季節が変わるにあたり、日毎と朝晩の気温差が開き、気圧が不安定になる。もうこれが寝込んじゃうほどしんどい。熱もないし風邪でもないのに全身だる〜いのがずっと続いている。天気も晴れ!晴れ!曇り!雨!雨から晴れ!晴れ!みたいな具合でさ、カバンに入れてる折りたたみ傘が重い事とか、靴が微妙に濡れてる事とか、洗濯物が乾かない事とか、全ての事情にイライラして悲しくなってしまう。この、低気圧の時の体調不良って何が原因なんかな〜と本読んでたら、東洋医学でいうところの「水滞」って体質に関係しているみたいで。それを鵜呑みにするわけじゃないけど、とても参考になる本でした。友人のたまちゃんが漢方のスペシャリストなので、また相談してみようと思います。水滞は体に水を溜めやすいんだって。水は飲めば飲むほどええんとちゃうんかい、どうすりゃええねん。

頭痛ーる(ずつーる)というアプリを見ていると、大体しんどくなる傾向が掴めてくるのでありがたい。この体調の悪さは気圧のせいだと思い込む事だけでも救われる命がある。今こんなにやる気が出ないのは、ただの怠け者ではないんだ。頭の上に何トンもの圧がかかってるからなんだ。仕方ないよなあ。仕方ない。

そんな矢先、急に猛威を振い始めた黄砂で喉がやられた。ガラガラ声。話しにくい。今まで扁桃炎で幾度となく切除を勧められたほどの弱い扁桃腺を持っているが、その痛みとは違う。ガサガサしている。なにかが、喉に、いる…?と、先日訪れた先述の病院で、ちょっと見ますね〜^_^と言われるがままにあれよあれよと鼻からカメラをいれられた。「あっ、赤ちゃんポリープがいるねぇ」あ、あ、赤ちゃんポリープ、、、???赤ちゃんポリープ?がいるらしい。赤ちゃんポリープて。ポリープになれないほどの出来損ないポリープだそうだ。しばらく喋らず安静にしていたら治るとのこと。そんなに喋ることも笑うことも最近ないので良いかと。良いんだ。


低気圧や花粉など、自然が起こすことには抗えない。仕方ない。毎年経験しているので分かってるけど受け入れたくない。このアレルギー半のとか体の反応が無い人もおるんかと思うと悔しい。とりあえず空気清浄機を設置した。加湿も除湿も乾燥機も、色々機能がついてるやつ。窓も開けられなかったので、家にいる間だけでも快適になりますように。心身ともにしんど〜〜〜〜。

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