(2021年7月 更新) 白いポケットTシャツが好きだ。胸ポケットがあれば、それ1枚だけでなんとなく様になる。そして白。清潔感があり、シンプルで、合わせやすい。ただし、襟ぐりの黄ばみや、昼にサイゼリヤで食べた(唐辛子フレークを振りかけた)パルマ風スパゲッティのシミを発見したときは、わりと傷つく。

この記事では、数年にわたって実際にいろんなブランド、サイズ、生地感の白ポケットTシャツを試した上で、着古すたびに買い足すようになった定番の3アイテムを紹介する。

白ポケットTシャツを選ぶときのポイント
1. オーバーサイズ&ジャストサイズすぎない適度な余裕を持ったサイズ感
2. ヘビーウェイトのものは丈夫だけど着心地がゴワつく。厚すぎず、透けすぎないもの
3. 気軽に買える値段で、気軽に着倒せるもの。買い増したい時に、リアル店舗でもネットでも手に入れやすいもの

以上の観点で生き残った3アイテムがこちら。

白ポケットTシャツ ベスト3
1. ヘインズ：着心地、生地の厚さ、シルエット、サイズ感は「Hanes Japan-fit Premium」が至高
2. UNIQLO U：何回洗ってもよれたり型崩れしない。「UNIQLO U オーバーサイズクルーネックT」
3. 無印良品：やわらかい！でもチクスケ注意。「インド綿 ポケット付きクルーネックＴシャツ」

では順番に解説していきたい。

1. Hanes PREMIUM Japan Fit ポケット付クルーネック

見てこれ。まずシルエットがうつくしい。長すぎず短すぎない袖丈、首周りのちょうど良い詰まり具合とリブの絶妙な太さ(細め)。上の画像を見ているだけでも、惚れ惚れしてしまう。これをほんの3,000円で入手できるのだ。ヘインズに足を向けて寝ることはできない。

Hanes Japan Fit ポケットなし

ちなみに、ポケットがついてないやつだと2枚組でちょっとお得。

Hanes × BEAMS / 別注 Japan Fit 2pack

そして最近(2021年7月)のお気に入りはビームス別注のJapan Fitモデル。ノーマルJapan Fitモデルよりさらにシュッとしてるので、勝手に「Japan Fit シュッとモデル」と呼んでいる。残念ながらポケット付きはないみたい。

ちなみに、ビームス別注のこの白T、ZOZOTOWNでも買えるけど、ZOZOだと送料が別途かかるので、Amazonで買うほうが安い。でもどっちもたまにタイムセールとかやってるので、そのときに安くなってるほうで買えばいいと思う。

ZOZOTOWN - Hanes × BEAMS / 別注 Japan Fit 2pack T-shirts
¥2,970税込
https://zozo.jp/shop/beams/goods/37697169/?did=64094168&rid=1095

2. UNIQLO U オーバーサイズクルーネックT

商品説明の中に「ヘビーウェイトジャージー素材でサラリとした手触りで耐久性があって長く着られる」とある通り、生地はすこし厚め。ただし、ヘインズ ビーフィーよりは薄い。だからそこまでゴワつきは感じない。

袖丈はすこし長めで、裾には履いているパンツのポケットからものが取り出しやすいようにサイドスリットがある。フォルムが特徴的なので好みが分かれるかもしれない。良くも悪くも街中で見かけると一発で分かる。

ヘインズのビーフィーはジャパンフィットよりもかなり肉厚で、何度か洗濯しているとゴワつきを感じるようになってしまった。でもこれはたぶん好み。

3. 無印良品 「インド綿 ポケット付きクルーネックＴシャツ」

生地が柔らかく、なめらかで肌触りがよい。その反面、ジャストサイズで着ると少し肌が透ける。正確に言うとチクスケする(乳首が透ける)。なので普段着てるサイズよりワンサイズ上を選ぶとよいかもしれない。

インド綿 天竺編みクルーネック半袖Ｔシャツ

ちなみに、こちらもポケットなし白Tだけど、シルエットや肌触りがHanesのJapan Fitに似てて、たまに買う。1枚990円。

だいたい週2回くらい洗濯を繰り返して着てると、2〜3ヶ月くらいでヨレとか黄ばみ、くすみが目につくようになる。そうなったら部屋着にして、また新しく買ったりしている。

まとめ

過去にハイブランドのTシャツもいくつか試してみた。たしかにシルエットはきれいなものが多いし、縫製もしっかりしている。それを着ていると気分がいい。ただ当然、相応の値段になる。そうすると、それを着て気軽にナポリタンやラーメンなんて食えないのである。カレー？自殺行為だ。

結果、アイテムを選ぶ時の観点は、上に書いたようなポイントに収斂していった。気軽に買えて、気軽に着れて、そして気軽に汚せるのがいいなと思う。