引っ越しは断捨離の機会
荷造りできない
急遽、引っ越す事になったわけですが、新居も選ぶ時間もなく適当に家賃で決めて、強制退去の日取りが決まってるので引っ越し日も、この3連休を使って行うしかない強硬退去の状態に追い込まれたわけです。
まるで夜逃げのような慌ただしさ。
仕事がたまたま繁忙期と重なり、土曜出勤休みすら取れない状態、帰宅時間も10時を過ぎることはざら。クタクタになって平時に荷造りをする余裕がありません。
明日の朝には引越し業者がきてしまう。
焦る焦る。
時間との闘い。
この3連休のうち1日で荷造りを深夜までかかって行いました。
捨ててしまえ❗️
朝9時から荷造りを始めたのですが、新居の平米数から持っていく量は限られてくる。どの家具を持っていくのか、量を厳選しなくてはいけません。8年間の4LDK住まいの家財の量、生活ゴミの量に私は参ってしまいました。今日、1日で荷造りするにもまずは取捨選択の戦い。
持っていくのか、捨てるのか。
時間はないのだ。
迷ったら捨てる。この1手。
思い出は心にある、物に執着してはいけない。
と自分に言い聞かせて作業を進めていきました。
途中で思い出が蘇ったりして気持ちが落ち着かない。
時間との戦い
8年分の家財、生活ゴミが出るわ、出るわ。
使わないものがこんなに良くも買ったものだと。
いかに自分が散財してきたのか。。
スマホの充電ケーブルが大量に出てくる事。
明日の朝8:30には引っ越し業者が来てしまう。
とりあえず、片っ端から段ボールに詰め込む。
意味を調べてみる
断捨離は、この漢字3文字を組み合わせた造語です。 つまり、身のまわりにあふれる物を見つめ直し、自分にとっていらない物・適していない物・不快な物を断ち、身軽で快適な生活を得ることこそ、断捨離の本当の意味なのです。
断捨離のそれぞれの文字には、断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)の意味があります。
断行(だんぎょう):入ってくる不要な物を断つ
捨行(しゃぎょう):家にずっとある不要な物を捨てる
離行(りぎょう):物への執着心をなくす
断捨離は、単なる片付け論と認識している方も多いと思いますが、仏教用語やヨガの思想が元になっているため、片付けとは異なるものとされています。
つまり、断捨離は単なる片付けではなく、物を捨てることにより執着心をなくし、身軽で快適な生活や人生を手に入れようとする思想なのです。
とありました。
なるほど、奥が深い・・・・・。
洋服を大量に捨てる羽目に
一番生活ごみで多いのは着なくなった服、流行の過ぎ去った服だと思った。部屋の半分を洋服が占めていた。30数年もため込んだ洋服を一気に捨てた。年齢とともにお洒落に興味もなくなり、押し入れにしまい込んだ洋服が出るわ、でるわ。何となく捨てずにいたが中年太りが加速して、完全なおデブさんになってる自分に呆れた。
後ろ髪惹かれるオモイの正体
何しろ離婚した子供たちと最後に過ごした家、家財にもいくつもの思い出が詰まってる。出てくる生活ごみにも子供たちの残影と記憶がよみがえる。
子供たちには会えない日々が続いて久しいが、子供たちの残影がいくつも出てきた。
なるほど、私は子供たちに執着していたのか。
親子の縁は切れないが、法的には切れてる。
本当に親子の縁を断捨離が必要だったのかもしれない。
後ろ髪惹かれるオモイは物だけでなく、心に残る心理的側面が強いのかもしれない。
成人した子供たちはもう私に興味もなければ、私の援助もいらない年齢に達してる。いい機会なのかもしれない。
断捨離は節目の度に行うほうがいいのかもしれない。
なかば強制的な引っ越しする羽目になったが何も悪い事ばかりじゃないって思えてきました。
断捨離できいない人におすすめは引っ越し
強制的な引っ越しのおかげで断捨離がはかどる。
なかなか断捨離できない人は、引っ越しをお勧めする。
持ち家でできないよーという声が聞こえそうですが、家や土地だって手放せるわけだ。貸し出しという手もある。
50代を迎えて人生の折り返しに近づいてくればくるほど、身軽な方が自分のライフスタイルに合ってるのかもと気づいたわけです。
ただのオッサンの備忘録ですが、応援コメントなど頂ければ励みになります。