【日記】1.15 - 1.21
1月15日 月曜日
6時半起床、入浴。なんだか、自然と『蟇の油』が口をついて出るのでさらってみる。
13時、田園調布せせらぎ館。
14時開演、田園調布ひるま寄席。ひさしく演っていない『蟇の油』。この演り方があったというところがあった。つぎ、つかえるか。
17時、矢口渡鳥勢。どこへ行こうか考えるも、あまりの寒さに手っ取り早く矢口渡駅前で。ここは酒が濃いのか、みな、割と早く出来上がる。
21時、ラーメンビック。おやくそくの流れ。
1月16日 火曜日
7時起床、入浴。
11時半、非時食。前日飲み過ぎたので、伊勢うどんに伊勢芋。伊勢芋、おしまい。
19時半、鶏と春菊の小鍋立て。
1月17日 水曜日
6時半起床、入浴。
11時20分、新橋演舞場。柳家三語楼師のお誘いで、初芝居。新橋からの最短ルートをみつける。ここは新橋ではないよなといつも思うも、花街としての新橋。芝居もさることながら、この界隈に来るのがたのしい。市川團十郎『平家女護嶋』。俊寛が思いの外佳く、後半は初芝居らしく。
17時半、洗足池笛吹。夕方地元で仕事があり、三語楼師と一旦別れ笛吹で合流。二軒目の流れを考えていたが、笛吹におちつく。
1月18日 木曜日
6時半起床、入浴。
13時、銀座。野の花 司。野の花の専門店で、ちいさな花束をつくっていただく。ここの空気感が好き。店頭、店内、見ていて飽きず。
14時、西荻窪。さいのね庵。10年以上お願いしていた、無農薬有機野菜農家さいのね畑が離農して、ご夫婦の奥さんで、幼馴染の麻衣子さんがギャラリーカフェをオープンしたので顔を出す。松浦カレーさんの食にまつわる絵の展示も、野菜のプレートも、靴を脱いであがるカフェの雰囲気もとてもよかった。ビール、焼酎ふたつ。西荻窪にいらした際は、覗いてみてください。
18時30分、野方。秋元屋。秋元屋初め。
1月19日 金曜日
6時起床、入浴。
まるまる休みだと思っていたら、予定帳の失策、仕事あり。
19時、夕饌。ケンタッキーフライドチキン。時折、オリジナルチキンをむしゃむしゃ食べると、とても元気になる。骨で出汁取って、鶏そば。
伊賀焼の土鍋で粥を炊き、貫入。日本の道具は使い手にも手間暇がかかるのがおもしろい。
1月20日 土曜日
6時起床、入浴。
12時半、非時食。仕事の時間の都合で、夜まで食事の時間もなく、手早く富山の昆布餅みっつ。昆布と新大正餅の香りが佳い。
19時、夕餉。暮れにはな平から頂戴した立派な山芋もラスト。 あたって、葱、小えび、塩ひとつまみ、生卵をよく混ぜて、多めの油に胡麻油少しで揚げ焼き。これがうまかった。仕事帰りに、アボカドが78円。これはわさびと海苔の佃煮で和えて。蕪の糠漬け。いま、糠床の塩梅がちょうどいい。が、そろそろ足し糠。
1月21日 日曜日
7時起床、入浴。
10時、朝饌。ここのところ、朝、腹がすく。中途半端に残った大根の尻尾をあたって、葱を刻んで、もみ海苔。餅を茹でて、辛味餅。
14時、非時食。ハムの切れ端、葱、卵、塩ひとつまみでやきめし。シンプルで佳い。
18時、打合終わりに笛吹。
21時、貫入からまるまる48時間たった鍋で湯豆腐。
書くことは、落語を演るのと同じように好きです。 高座ではおなししないようなおはなしを、したいとおもいます。もし、よろしければ、よろしくお願いします。 2000円以上サポートいただいた方には、ささやかながら、手ぬぐいをお礼にお送りいたします。ご住所を教えていただければと思います。