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5.5 きょうおもったこと

  たまたま目にとまって読んでいて、あ、随分、肩に力の入らない、軽やかないい随筆だなぁという文章が、わたしの書いた文章でした。というのはウソで、最初ハナから自分のだとわかって読んでいたのですが、うんうん、と、素直にアタマに入ってくるというか。そりゃ、そうです、自分のアタマから排泄されたものですから、そりゃあそうなんですが、欲のない文章というか。
  しかし、その軽やかさが作為的でないかというと、そうとでも言えないのが、時系列からすると悪疫が蔓延したときに、「きょうおもったこと」と題し、すこしでも緊張感をほぐせないかと書いていた文章です。ですから、その軽やかさも、実は作為的であったりします。と、いうこともこれを書きつつ思い出したことです。
  きっと、大型連休と言っても、お仕事のひとも、家事育児に追われるひとも、身体の具合がいまいちというひとも、それぞれにたくさんいらっしゃるかとおもいます。
  そんなひとたちの一助だなんておおそれたことは言えませんが、せめて気休めにでもなれればと、とりとめもなく、450文字。
  これぐらいの文章が、ちょうどいいのかもしれません。

書くことは、落語を演るのと同じように好きです。 高座ではおなししないようなおはなしを、したいとおもいます。もし、よろしければ、よろしくお願いします。 2000円以上サポートいただいた方には、ささやかながら、手ぬぐいをお礼にお送りいたします。ご住所を教えていただければと思います。