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【23'4月沖縄】うりずんと夢の中

うりずんは、微熱の夢の中のようだった。

人生2度目の沖縄。3日間。時期は、うりずん。
前回は夏の無人島だったから、ほとんど初めての本島訪問だった。
主な訪問先は、沖縄で唯一海に面してない、南風原町。

この訪問の記録を残しておきたいと強く思いながら、敢えて言語化するならば、言語化できない、だった。
ただ確かに、大切なものをたくさんもらったとは言える。それが今の私の言語化の限界とも言える。

アグー豚のしゃぶしゃぶ
右下は今で言うリンゲル
黄金森
嘉数台地からの展望
奥には普天間基地にオスプレイ
砲撃で崩れたトーチカ


戦争だとか、平和学習だとか、そんな言葉はたくさん聞いてきた。学校では調べ物もしたし、映画も見たし、道徳でも学習した。
でも、でも、そんなのほんのちっぽけな一部でしかなくて、私は本当に何も知らなかったということを知った。
沖縄というものを理解し、言葉にするには、今の私には知識も経験もあまりにもないのだと思わされた。
そんな3日間だった。


うりずんの沖縄は、微熱の夢の中のように、ふわふわしていた。
確かにそこにある3日間が、記憶の中では妙にふわふわと漂っている。


2度目の沖縄は、私にとって始まりの沖縄なのだろう。

2023.4.23

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