「ママとろり」の開発秘話 - 最新技術とAIの活用で実現した高速アプリ開発
こんにちは。「ママとろり」開発チームです。
「ママとろり」は、小学生のお子さんを持つママたちが、日々の子育ての悩みを共有し、互いに支え合うことができるアプリです。ママたちが安心して悩みを相談できる場を提供することで、子育ての孤独感や不安を和らげ、ママたちの心の支えになることを目指しています。
アプリの詳細については、こちらの記事をご覧ください。
今回は、「ママとろり」の開発で重視した点や、開発の舞台裏で活用した最新技術についてお話しします。
コスト最適化と拡張性を重視
「ママとろり」の開発で最も重視したのは、一時的な大量アクセスにも耐えられる拡張性を確保しつつ、イニシャルコストとランニングコストを可能な限り削減することでした。ママたちには金銭的な負担なく使ってもらいたいという想いから、コスト最適化に注力し、AWSの従量課金サービスを活用したバックエンド構築により、本番環境と検証環境のランニングコストを月額2万円程度に抑えることに成功しています。
Flutterで高速クロスプラットフォーム開発
イニシャルコストの削減とリリースまでのスピードアップを図るため、そして開発チームの興味もあって、クロスプラットフォームアプリケーションフレームワークのFlutterを採用しました。Flutterにより、iOSとAndroidのネイティブアプリを同時に開発し、開発リソースを効率的に活用できました。
また、FlutterのHot Reloadにより、UIの変更をリアルタイムで確認しながら開発を進められたことで、開発スピードが大幅に向上しました。
AIツールによる開発効率化
生産性向上のため、GitHub CopilotとGPTsを開発プロセスに導入しました。Copilotでコードを補完しやすく、GPTsで変換しやすいように、コーディングルールを統一することで、AIによる補完の精度を高める工夫をしています。
これにより、開発スピードを加速させつつ、品質を担保することができました。また、GPTsを用いて設計書からコードへの自動変換や、コードの品質チェックに役立てることで、人的ミスを削減し、開発者の負担を大幅に軽減しました。
サーバーレスアーキテクチャで拡張性を確保
バックエンドには、AWS Lambdaを中心としたサーバーレスアーキテクチャを採用しました。アクセス数に応じて自動的にスケールするシステムにより、突発的なトラフィックにも柔軟に対応できます。
サーバーレスにすることで、インフラ管理の手間を大幅に削減でき、開発者はアプリケーションロジックに集中できるようになりました。
開発期間とアウトプット
Figmaでのデザイン完了から、わずか3ヶ月という短期間で、60画面、50APIを開発しました。スピード重視の開発でありながら、拡張性とコスト最適化を実現できたのは、Flutterやサーバーレスアーキテクチャ、AIツールの活用が大きな要因です。
ママたちの笑顔のために
「ママとろり」の開発では、最新技術とAIを駆使し、スピード、コスト、拡張性のバランスを取ることで、短期間で高品質なアプリを実現することができました。
私たちの目標は、ママたちの悩みに寄り添い、心の安らぎを提供することです。今後も、ママたちの声に耳を傾け、アプリを進化させていきます。子育ての悩みを抱えるママたちの笑顔のために、私たちは全力で開発に取り組んでいきます。
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