見出し画像

大学生活を振り返って-孤独な大学2年生-

全部で4本のブログにして、1年ずつ丁寧に振り返っていこうと思う。

誰かが私の大学生活を参考により楽しい人生を歩めたらいいな。

ここでは大学2年生時代について振り返る。


2021年
コロナが終息しつつあり、部活動、サークル活動が少しずつ動き出した年。
ついに上京した私は東京で孤独を極め、自分自身がなんだかよくわからなくなっていた。

4月
入学式を1人で参加した。
周りはもうすでにグループができている。
しっかりスーツを着て、準備をしていったが1人きり。
想像していたけど、結構堪えるものがあった。

バイトを始めた。
安直に家から近所のところで働き始めた。
同世代は多かったが、会話よりも何よりも仕事を覚えることに精一杯で友達はできなかった。

運動系のサークルに入った。
1年生の時に怪我から復帰していたのでスムーズにサークルに入れた。
アットホームな雰囲気で馴染めそうだったが、大学2年の入会という点で変な立場に置かれていた。
2年からは同期だけど、後輩みたいな。
1年からは先輩だけど、同期みたいな。
ここでやめたら大学生活がしんどくなるとわかっていたから、その雰囲気に耐え、通っていた。
一度人間関係ができている環境に馴染むのは本当に難しいなと感じた月だった。

5月
1月しか経っていないのにも関わらず、ホームシックになり実家に軽く帰省した。
実家では地元の彼女と遊んだり、友人と遊ぶことができ充実したが、また孤独な東京生活に戻ると思うと少し病んでいた。
東京に戻ってからは1人で古着屋を回って服を見ることばかりしていた。
典型的な大学生なのだが、誰とも友達になれない日々が続いた。

コロナでサークル活動が停止した。
変な立場にいたこと、ちょっと仲良くなれた子が辞めてしまったことなどと相まってサークル活動停止と同時に幽霊会員になった。
今思えば、耐えれずに逃げ出したことがむしろ時間を作ることにつながったためよかったかもしれない。

6月
大学の対面授業が入って、授業には忙しいが、面白い内容でもなく、楽しくない生活が続いた。
上京してから遊ぶの予定が入ると考え、授業数を調整したり、昼食を誰かと食べれるように午前に授業を集めたり工夫したのだが、そのために面白くない授業ばかり取ってしまった。虚しい。

授業に行く→服を見る→APEXをするの繰り返しのような生活を送り続けた。
何も得るものがなく、孤独で退屈な大学生だった。


7月
変わらず面白いことがない、面白がる姿勢に問題があるのだと考えて、古着屋のイベントに参加したり、美術館に足を運んだりする。
興味を引くものもあったが、どうも熱中できない。
熱中できるものが欲しいと漠然と考え始め、探し始める。

コロナが明けてきて、アルバイトのシフト数が少しずつ増える。
同期や先輩とも顔馴染みになってきて、会話も増えてきた。
アルバイトでギリギリ会話があることによって、なんとか精神を保っているような状態。誰かと関わらないことが辛いということを知らなかった。

何もすべきことがないことが辛い。
辛いことすらないのが辛い。
友達がいないことが辛い。
楽しそうな周りと比べてしまって辛い。
自分の会話に問題があるのではないか、自分の容姿に問題があるのではないか、何が悪いんだ、何が悪くてこうなったんだ。
自分が自分で嫌になっていた。

8月
アルバイトを続ける。
予定がアルバイトしかなく、アルバイトの合間には服を見て回る毎日。
将来は古着屋のバイヤーになりたいかなと思ったりして、服を買い集めていた。
ただずっとうっすらとした孤独感があり、それをどうにもできない自分がダメに思えて辛かった。

夏休みには実家に帰った。
東京には居場所がない、友達ができない、と親に初めて話した。
地元では、フェスや遊園地に足を運んだ。
高校まではあまり好きではなかった地元が好きでたまらなかった。
ここには居場所があるとはっきり感じられた。

9月
まだ実家にいた。
車を借りて彼女と函館に行った。
楽しかったが、東京に戻ると思うと鬱々していた。

東京にはape(原付)に乗ってに帰ることにした。
実家→苫小牧→茨城県大洗→東京
という苫小牧→大洗のフェリーを使うルートで帰った。
道中は、まさに一人旅といった感じで観光地にフラフラ寄り道をしたり、行ってみたかったところに行けて本当に楽しかった。
1人でも楽しもうと思えば楽しめるなということに気がつくきっかけになった。

下旬にはまた入れそうなコミュニティ探しを続けた。
居場所が欲しかった。
いくつもみた結果大学の部活動に目をつけた。
見学に行ったところ優しそうな先輩と学んできた内容を活かせそうな業務があり、入ることにした。
これが吉と出るかは全くわからなかったが、孤独から逃れられるならなんでもいいと思い深く考えずに入部した。

10月
入部をしたものの本格的に役割をもらえるまで期間が空いた。
知らない大学に行ってみたり、あまり興味のない展示を見に行ったり意味があるかないか、よくわからないことをしていた。

部活動が始まらず、孤独感はまだ強く残っていた。
誰かに助けて欲しかった。
家から出ない生活が続き、会話することも減った。
自分の好きなものも、性格も、何がしたいのかも、何をしているのかも、わからなくなっていった。
人と会わないため、髪だけが伸びる生活が続いた。

11月
部活動に参加できるようになった。
同期は本当にいい人たちで、途中入部の私に寄り添ってくれた。
中途半端な立ち位置から、「同期」に引き上げてくれた。
少しだけ孤独じゃなくなってきた。
元の性格には戻れなかったが、とにかく居場所ができたように感じた。

一方、部活動外の時間では会話することが少なく、部活が終われば1人で服を見て回る生活が続いた。
自分からアクションを起こさなければダメだったのに、上京してからの生活でそういう能動的なことができなくなっていた。

12月
部活動では、何をしていいのか、誰が誰なのか、何が起きているのかみたいな初歩から全くわからず、とにかく聞いて回ったり、調べたりする日々が続いた。

私生活では高校時代の友達と、映画を見たり、横浜中華街に行ったり、麻雀をしたりしていたりと、部活動に入る前と変わらない状態だった。

遊んでいる同期たちを見て、孤独と孤立の違いが少しずつ肌に沁みてきた。

1月

正月には中学の同期と遊んだ。
あんなに笑ったのは久しぶりだった。
喉が痛くなるほど笑った。
「お前は面白い奴だからこそ、心配なんだ」と言われ、私の性格に問題があるわけじゃなく、ただ東京でソリが合う人と出会えていないのではないかと考え始める。

高校の同期とも旅行に行った、成人式にも行った。
やはり地元での生活は充実していた。

部活動に本格的に参加しているものの、わからないことだらけで時間だけが過ぎる。一日中練習をビデオ撮影している日も多かった。

2月

この辺りSNSの投稿が途絶え、部活動中心の生活が始める。

部活動で少しずつやることがわかってきた。
新しい役割だったため、どんどん新しいアイディアが湧き、その度ワクワクした。
ワクワクを実行に移すために先輩と意見を交わし、ああでもないこうでもないと話し合う時間が楽しかった。

3月
部活動で疲労してきた。
週に一回しかないオフの日にアルバイトをしたり、今までの自由な生活が失われたことで、体が慣れるまで疲れが酷かった。
家に帰れば寝る生活をしていた。

遊ばずに、オンラインで服ばかり買っていた。
この辺りから古着ではなく、デザイナーブランドを買い始める。
綺麗めな服からアバンギャルドな服まで買い、とにかく服を愛していた。
自分の容姿に自信がないから、それを最大限補えるような服を買い集めていた。


思い出したくもない2022年
いざ作業を始めると、あっさりと振り返りを書き記しきることができた。
私の暗く、引っ込み思案な部分が前面に出て、対人での会話にも支障が出るほどだった。まさに黒歴史だ。
次は大学生活で最も忙しかった2023年を振り返る。
ついに大学3年生・・・

yamamoto

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?