サークル参加を終え、こたつに入ってこの記事を書いている。 

初めてのぼっちピコサークル参加。前夜。 
このNOTEを読んでいるヲタクの君よ、メンブレしていることだろう。
私もそうだった。

 前夜に色々調べて、「え！？ピコ手ってなんだ！？」「配置に意味があるのか…！？」「当日変な人に作品をぶん投げられたら法的にどうしよう…、相手をビンタしたら罰金何円くらい取られるのかな…」とか。
 自らググっては自律神経を乱していた。 

 結論、初めてのぼっちピコサークル参加は勿論何とかなった。 生きて在庫と帰還することができた。 きっと君も大丈夫だ。

このNOTEを「初サークル参加をする前夜のぼっちピコ手オタク」に捧げる。

 コレを読んで、どうか早く寝て欲しい。
拙い文だけど、ぜひ読んでいってれノシ

※ちなみに「ピコサー」「ピコ手」という言葉を昨日勉強したので、覚えたての小学生のように活用します。なんかピコって単位の…弱小サークルのことらしいよ。（違ってたらすまん）

・まずは、数字的な結論を述べよう。

配布数　２冊
１７０ページの支部再録本と３０ページの新刊を１名ずつ手にとっていただくことが出来た。心から感謝している。ありがとうございます。

発行数
A作品の夢小説を２種
B作品の夢小説を４種
在庫は合計で２２冊。全部新刊だ。

参加イベント規模
地方のコミケット。スペースは約150。
その半数が雑貨サークル様だった。

自ジャンルのサークル数
私だけ、オンリーワン。扱ったA作品もB作品も、夢小説サークルも他に存在していなかった。
他ジャンルスペースにさえアクキーや色紙も飾られておらず、もちろんコスプレイヤーさんも０名。
Aは絶賛アニメ放送中なんだが…どうして…

告知
・２週間前に支部にお品書きを投稿。Xでポスト。
・３日前に入稿が間に合った１冊を載せた、修正分をXでポスト。
・前夜にリポストと、自分で引用リポストを行った。
反応はいずれも１〜２くらい。０でないのが奇跡。同じフォロワー様が反応してくれている。ありがたい。本当に愛してる。

主のXフォロワー数
２０人くらい。ちなみにコミュ障で交流が苦手なため、相互様は多分一桁。

主の支部フォロワー数
１年活動して８５人くらい。うち、書き手さんはおそらく１割以下だろう。名前が「あ」の人が多いので個人的にはかなり面白くて好印象を持っている。「あ」の皆さん、ありがとうございます。

主の支部作品投稿数
１１０件くらい。Bジャンルのほぼ１人の推しに対して夢小説を書いている。タグ検索すると自分が書いた夢小説ばかりが並んでる時期があって非常にツライ。
Aは１作品につき平均１５０いいね、Bは１作品につき平均５いいねくらいだ。

以上が数字的な結論と主スペックだ。

・配布できた理由、流入経路は１つ

さて、こうなると何故こんなにもピコ中のピコ。むしろピコですらない微粒子レベルで存在している私が２冊配布できたか。
直接手に取ってくれた神２名に聞いた。

「お品書き見てきました(*^^*)」
「昨日、お品書き見ました(*´ω｀*)」

初サークル参加のピコ主達よ！！
お品書きを投稿して！（切実）（ガチ）
お品書きよ！お品書きが来たわッ！ざわざわ…ざわざわ…

お品書きがあれば、救える命があるんです。
お品書きがあれば………（マイクを前に泣き出す汚いピコ主の図）

お品書きとか適当でええやんええやん！
そう思っているピコ主は今から徹夜でお品書きを作りポストして、印刷もして当日卓上に飾って下さい。
やってないけどもう既に布団の中でこの文を読んでいるピコ主は起きろ。寝るな！
当日会場でこの文を読んでいるピコ主は、強く生きてくれ。今日の夜は焼き肉でも食べて、熱い風呂に入るのだ……。

ちなみにこの神お二人は一緒に回っている方々のようだった。隣席の他ジャンルサークル様の本も手に取っていたので、おそらく熟練度の高い勇者御一行様だろうと推測している。
本当に…こんなゴブリンの命を救ってくれて…ありがとうございました…。
夕陽に照らされる彼らの背中は逞しく…そして勇者一行は次なるダンジョンへと向かうのであった。。。（雑）

・ピコ主が当日すべきTODOリスト

上述の通り、勇者御一行と過ごした３日間…ならぬ３分間以外は勿論暇だった。
でも大丈夫！
私は以下の行動により、孤独に打ち勝てた＆メンブレせずに当日を楽しく過ごすことが出来た。

雑魚メンタルのピコ主はぜひ、挑戦してみてほしい。

1. 隣の席の人に「おはようございます」

2. パンフレットを親の遺言のごとく熟読する

3. チラシを全部読む

4. チラシを整理整頓する

5. ポップ、値札の書き方をリサーチ

6. 接客対応のリサーチ

まず１については略す。
挨拶を返してくれない人とは距離を取るべきなので、危機管理において良い判断材料になった。

２　パンフレットを熟読する。
こんなにパンフレットを読むことになるとは…というレベルで読み込んだ。隣のサークル主様もそんな読む？というくらい読んでいたので、多分これはそういうものだと思う。携帯は出来るだけいじらず、パンフを開くのだ。
パンフレットガード！
メンタルが１守られた。時間を１２０分消費した。

３　チラシを全部読む。
市の会報ですらこんなに読まない。でも、向かいの席のサークル主様も両面読んでいた。なんで？
何故かは分からんが、とりあえず読むんだ。
チラシシールド！
メンタルが１守られた。時間を６０分消費した。

４　チラシを整理整頓する。
んなアホな。とここまで読んで思っているピコ主に伝えたい。本当に大事よ。こういう小さな所作の積み重ねで時間を乗り越えていくんやで・・・。
大きさや色などによって何度か並べ替えて整理整頓することができる。
物足りなくなったら業者さんの印刷チラシを取りに行って、それをさらに整理整頓しよう。
チラシを整理した！
メンタルが１守られた。時間を３０分消費した。

５　ポップ、値札のリサーチ
・値札は手書きでない方が良い。
・わかりやすく大きな方が良い。
とググって事前にリサーチしていたが、実際のところどうしているかを列サークルを眺めて観察した。
全てを次に活かそうとする貪欲なピコ手でありたい。ポジティブに行こう（震え）
賢さが１上がった！時間を３０分消費した。

６　接客対応のリサーチ
これもすごく勉強になった。サークル参加どころか一般参加もウン年前で記憶がなかったので、人が来た時に他サークル様が立ち上がって「ありがとうございます」と言っているのを見れて良かった。
あと、卓上を眺めていると、座ったまま会釈してくれるサークル様も非常に良かったので、さっそく真似してみた。尚、配布数は上述の通りである。
逆に辛かったのは、声をかけてくるサークル主様たちだ。私のようなコミュ障は声をかけられると卓上を眺めることが出来ない。もっと見たかったが、足早に去るしか無かった…。これぞ落ち武者の敗走である。
賢さが１上がった！時間を３０分消費した。

まぁ、ぶっちゃけ全部キモオタムーブなわけだがもうそれは許して欲しい。
キモオタなんだもん…キモオタらしく生きたいんだよ……。
綺麗なオタ姉さんたちの過ごし方は、別の人のレポNOTEを調べてみて欲しい。

・当日犯した３つの罪

１．サークル入場締め時間ギリギリの到着
２．受付でキョドる
３．非常食のグミが匂った

入場はギリでも爆速設営だったので、一般入場時は着席できていて良かった（自衛）

ちなみにグミの葡萄の香りがフワっとした時に、もう今日終わったわ／(^o^)＼ってなった。
匂いの一切しない非常食を持っていくように気をつけます。食べないのは無理なので…。

あとは、受付で先にお金を出せば良いのか、チケットを出せばよいのか分からずモダモダした。お手数をおかけしました・・・。
結局先にお金を渡しました。

前日の夜は、机をぶっ倒すくらいの大罪を犯してしまうような気でいたので、個人的には大破せずに生きて帰れてよかったと思う。
このNOTEを読んでいる君もきっと大丈夫だ。
最悪は起こらない。安心して欲しい。

・最後のまとめ

結局、本当に大丈夫だった。
前夜に被害妄想していたようなことは起きなかった。殴られたり、嘲笑されたり、カツアゲされたりはしなかった。（どんだけ）

むしろ良い事がいっぱいあったので、以下にツラツラと箇条書きをして終わりたいと思う。初めて、一人で、需要もないのが分かりきっているのに、サークル参加した。
寂しいとか悲しいとか、そんな感情より先に脳に到達した最高の気持ちを紹介しよう。

・天気めっちゃ良いやん
・秋風めっちゃ気持ちいい
・飛行機雲が会場まで伸びててアニメのオープニングみたいや・・・。
・会場までの道、葉の影が美しすぎるだろ
・同士が息をして歩いているの凄いって
・オタっぽい会話が聞こえて安心する〜
・一般列並んでるけど、並ばずに入れてすぐ座れるのマジでありがたい
・椅子座れるのありがたいわ
・スタッフさんの声でかいのありがたいよ
・アニソン流れてて最高だぜ
・レイヤーさんが回転寿司のように前を流れていくのハッピー
・自ジャンルの夢サーが存在する世界線を作り出した自分に感謝だね
・推しの夢本の在庫が（永遠に）ある世界線ありがたいって
・自分が書いた本めっちゃおもろいウケる
・推しかわいい〜
・推しのこういうとこ好きなんだよな〜
・新刊６冊あるから卓上にぎやかでハッピー
・駅にサイゼリアあるの最高じゃね
・隣のサークル様が寡黙な人でよかった
・立ち止まって見てくれる人ありがたい
・パンフにA作品とB作品の作品名のってるの本当に強い
・本作ってくれる間も当日も、リプくれるフォロワーさん本当にありがとう
・推し、産まれてくれてありがとう
・原作先生、作品作ってくれてありがとう
・推し、自作の品を世に出すことを先導してくれてありがとう（自分の姿の置物を作品内で販売している推し。謎すぎる。）
・作品内でネットアンチに負けずにやりたいことをやっている推し、ありがとう。（推し、強すぎる。）
・自分のやりたいことのために全力な推し、ありがとう。
・推し、大好きだ！愛している！推しのオタクで良かった。
・サークル参加して良かった。
・自分の大好きな推しを再認識できて、本を作って良かった。
・スペースをくれた運営様に感謝
・超少部数を受けてくれた印刷会社様に感謝
・表紙の素材を無料提供してくれた某社に感謝
・誰かのためじゃない、自分のためだけに「好き」を形にして本当に良かった。

それじゃ、ここまで読んでくれてありがとナス…。
漏れはもう逝く…、次なるイベントに向けて原稿をやるんだ（フラグ）
これからは初参加の肩書を捨てて、ただのピコ手のうちの一つになる。でもな…恐ろしくもあるし、楽しみでもある。

お互い、サークル参加したいほどの良い推しと出会えてよかったな。

それじゃ、良く寝てクレメンス。
明日はきっと良い日になるよ。

〜END〜

おまけ

推しちゃん「やれやれ、ピコ主のやつ…サークル参加でつかれてるのにNOTEなんか書いちゃって」
ピコ主「ZZZ」
推しちゃん「ここまで読んでくれてありがとな。ピコ主のやつ、もう二ヶ月はまともに寝ずに原稿やってたんだ」
推しちゃん＆ピコ主「じゃあな！」「ほなまた…」

〜本当のEND〜

あまりにも草