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「理解のある彼くん」が大嫌いな話

どうも、理解のある彼くんへの怒りが時々噴き出す飴玉です。

私は機能不全家庭出身毒親育ち、被害者体質(自己愛性パーソナリティ障害が御しやすい性質)がなかなか抜けないアダルトチルドレンです。
無関心かつ心身暴力ありの父親と、過干渉無関心自己愛性パーソナリティ障害疑いの母親に育ててもらいました。

おかげさまで顔色を窺って生きるのが上手になり、友人知人が出来やすい性格になりました。

そこで、周囲で見かけた「理解のある彼くん」と遭遇するたびにヘイトが溜まっていくのでこの場を借りて爆発させてみようと思います。
お見苦しい点があるかと思いますが、その場合そっと閉じて頂けると箱の中で勝手に爆ぜ散らかしますので何卒よろしくお願いいたします。

「理解ある彼くん」とは

まず理解ある彼くんとはなんぞや、という所からいきます。
いわゆる”メンヘラ”と呼ばれる情緒の安定しにくい女性の側にいるパートナーの事を指します。
心優しく、情緒不安定な時にサンドバッグにしてもいい、もしくは優しい言葉を掛けてケアしてくれるクッション的ダメージコントロール(ダメコン)のような存在の男性です。
そこまで身を挺して彼女をケアしてあげるいい人なんでしょうね。
言葉通りならば。

実際の理解ある彼くん

被害者体質無自覚の頃の私の周囲には、メンヘラな女性や自己愛性パーソナリティ障害の疑いのある女性が非常に多かったです。
被害者体質は、自己愛性パーソナリティ障害にとって大変御しやすい気質であるのでそれはもうわらわらと寄ってきました。
(今は疑われる言動があれば離れるようにしています)

そうなると、大体そういう人の側に男性がいます。
メンヘラは大なり小なり情緒不安定でも男性が離れないような外見的魅力を備えていたりするので概ねパートナーがいました。

その男性にも恐らく私の気質を見抜かれており、しばしばその情緒の安定しない女性の世話を任されたり、ダメコンとして呼ばれたりしていました。

あなたのパートナーでは?
と言うと、大体の人がへらへら笑って「頼むよ」と返してくる。
面倒くさいと分かっているから、それを押し付ける人を探している訳ですね。
集団で出かける時必ずついてくる情緒不安定かつ周囲と馴染めない彼女を面倒くさいと分かりつつ、自分は楽しみたい。
ではお守りが出来る人に任せてしまえばいいと、そう考えた訳ですね。

つい先日も同様の件があり、私は一度2時間ほど情緒不安定な彼女のサンドバッグを仰せつかって、それ以降全く避けるようにしていました。
私以外にお鉢が回るのも申し訳なかったですが、それでも嫌なので避けました。
半年ほど経ち、理彼くんじゃない方から誘いがありなんとなく違和感を感じ人員の内訳を聞くと理彼&メンヘラカップルが参加していました。
「頼むから私以外に声を掛けてください」
と返信するとすぐに「他の女性が全く捕まらない」「どうしても女性に参加してほしい」と来て事情を察し、そのうえで
「私じゃなくてもいいならより一層行く理由ないだろう」と断りました。

理彼くんとその周囲の男性はお守りを使って遊び続け、とうとうお守りがいなくなったんですね。
自分たちでケアするつもりなんか一切ない、ましてや理彼本人が彼女を参加させない選択肢も選ばなかったと。

その彼女もご多分に漏れず非常に見た目がよく、理彼くんがそれを重視していて見せびらかしているのもなんとなく感じています。露骨なトロフィー化です。

理彼くんは友人たちに
「こんな美人を捕まえられた俺」
を誇示する為に参加させ続け、友人たちは
「見た目はいいけどお世話が面倒くさい女をどうするか」
で頭を悩ませていました。

自分たちで楽しく遊んでください、他人を巻き込むな。

原初のエピソード

最も古い記憶は高校時代、男性の友人から頼まれた件です。
「俺の彼女と友達になってほしい」
「そうしたら俺への束縛がなくなるだろうから」
「お前なら大丈夫 誰とでも仲良くなれる」

この頃から私にとって理解のある彼くんとは
「トロフィーは欲しいけど管理は他人に任せる無関心な男」
を指すと思っています。

理彼くんのその後

知人の理彼くんが二組ほど結婚しましたが、いざ生活してみると嘘だらけだったと離婚していました。
「でも見た目で選んだんだしいい思い出来てよかったね」
と言うとものすごく嫌そうな顔をされて、「顔で選んでない」と返してきました。
じゃあなんで選んだの?と聞くと
「相手が結婚したいと迫ってきたから」だそう。
人生の決断も他人任せでうまくいかなかった理由も彼女の責任。
どこまで相手に無関心なんだろうと思って、理彼くんへの嫌悪が増していきました。
嘘の内容もどちらからも聞きましたが、見て見ぬふりしたせいでは?とおおよそ同情できる内容ではなかったです。

最も身近な理彼くんは父親

友人知人であっても正味他人、近寄らなければいいんです。
が、残念ながら私の父親は「無関心な古の理彼」です。
興味本位で先述の「どうして母親と結婚したの?」と聞いたら

「大人しくて言う事聞きそうだから」

めのまえがまっくらになりました。

結論:理解ある彼くんは理解がない

つまり理解のある彼くんは相手に理解がある訳じゃなくて、情緒不安定なパートナーの都合のいい部分を搾取する術に長けている。



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