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「SNSやブログで発信して人に見てもらうことの重要性と意味」

今日の東洋経済オンラインに、和田秀樹氏が50歳以降こそSNSすべき、とした記事を掲載していましたのでこれに関連して記事にしたいと思います。

和田秀樹氏の論旨

50歳以上の社会で経験を積んだ人は今の時代発信する機会や場所はいくらでもあるのだから、自分のためにもヒトのためにもSNSやブログでどんどん発信すべき、頭脳の活性化にもなる、新しいモノも生み出せる、批判や反論を恐れずに発信しよう、というようなことを言っています。

和田氏独特の、精神科医としての見識も含めて、高齢者が活き活きと生きていくための工夫や方法論を伝えて勇気づける一論述なのかと思います。

私もまさにその通りと思います。

人間は本来的に、クリエイティビティを発揮したいと思う動物なのだと思います。
歳と取って、定年になっても、仕事上の責任は感じられなくなっても、人間が生きていくうえでは未知や希望が必要なのだと思います。そしてそれは取りも直さず他との関りであり、社会に役立つ何かを生み出したいと願う気持ちなのだろうと思います。
そういう気持ちに素直になって、積極的に外に打って出よ、と和田氏は言っているのでしょう。そして他人の目で見られることの重要性をも強く言っているのだと思います。それはやはり独善を排除するというような良いモノができるための不可欠の要素だと思います。

酸いも甘いも経験を積んだ人だからこその新しいものを生み出そう

酸いも甘いも経験を積んだ人だからこそ、社会に有意義なという意味もわかりますし、それを説教クサく説くのではなく、異なる要素をかけ算することで新しいモノを生み出すことができるのだと思います。

希望を失わず続けること

若い頃も種々いろいろと、これでいいんだろうか、こうじゃないのか等々悩んだものです。しかし、何かその場で明確な答えがあったわけでもないのです。
とにかくこれしかない、これを続けるんだ、という意志が20年、30年と続けてみたときによくやれたなあという形になっていたのだと思います。

希望を失わずに続けること、これが最も重要なことなんでしょう。
敬愛する谷沢永一さんがどこかで書いていましたが、
山片蟠桃(実際に商家の番頭だったようです)は隠居したときから20、年30年と気が付いたことを記し続けたと言います。それが後年評価されることになる著作(「夢の代」)の実際だったということです。志したことを、飽かず弛まず続けることこそ大事なことだと。




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