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「どうして野村證券はいつまでもイケイケどんどん体質なのだろうか」/近々(23年5月6月)の日本株大幅上昇に際しての記事をみても・・・そうなら自分で情勢分析をやってみようと思い記事を書いています。

情勢分析の配信先や識者による違い

市場分析や金融情勢に関する記事については種々の配信先や識者の書いたものを見るようにしています。
比較的偏りなく見ているつもりですので、配信先や識者の所属によって特色があるのもある程度わかります。

野村系の情報のおかしさ

すべてではないにしても、これまでも思ってきたことですが、野村證券の記事はかつてのバブルのころから見ていますが、イケイケどんどんの記事が頻繁にみられます。
これは、私が実際投資の窓口に大和証券と野村證券を設定してそれぞれで株式投資をしていますので、メールなどでも情報提供される記事を恒常的にみていて明瞭に感じられることです。
もちろん証券会社というのは、銀行に比べると基本イケイケ系の情報が多いのですが、大和は比較的穏当なのに対して、野村はイケイケがずっと変わっていません。

イケイケどんどんの記事に踊ってはいけない

投資を30年以上続けてきて、いま思うのは、こういうイケイケどんどんの記事に踊って投資すると失敗するということです。
例えば、近々では6/21の下記のロイター伝の記事がそれにあたります。

これなども典型的な野村の記事で、マクロな分析を専門にするアナリストの記事ですが、日本株の出遅れ感ある指数を示して、これが少なくともた市場並みになると、、、、のような言い方で更なる上昇を期待できる、という感覚の記事です。

一方で野村総研の木内氏などは円高、株安予想したことを顧みもいない厚顔さ

一方で同じ野村系の野村総研の木内氏などは、先般の記事で批判させていただきましたが、

年初、かなりネガティブに日本市場を予想している、円高、株安予想の悲観派です。
どうしてこうも、極端な論者が野村に出てくるのでしょうか、非常に疑問とするところです。
もう少ししっかりした方もいらっしゃるのでしょうが、寡聞にして記憶にありません。
日経などの記者も総じて底の浅い記事が多いので他に良い記事を出すところはここだということも言えないのが、日本の情勢分析力の相対的弱さなのだと思わざるを得ません。

私としては、こういうこともあり、そうであるならば、自分で書いてみよう、ということでやっています。

さて、目先の市場ですが、センチメントが6月FOMCと先週のパウエル議長の議会証言などによって弱っていますし、金融不安が目先後景に退いているため、弱含みで推移すると予想します。
これについては、既に下記記事にしました。

中長期予測ですが、これについては、変えていません。日本株、特にバリュー系の株については投資推奨であり、私自身継続投資していきます。

以上、メディア情報との関係、金融経済関係の記事作成のモチベーション、市場予想などについて記してみました。

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