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「金融に関する記事を控えてきましたが、やはりかなりリスクが高まっていそうです。私自身はこれまでのスタンスを続けるつもりです」

金融に関する記事を控えています。

2月くらいから金融、とくに株式市場に関する記事を控えています。年初から特に急激に日本株が上昇してきたためです。
これまでも申し上げたように、私自身は買いを控え、少し売りにスタンスをかけています。
そして様々な情報に網を張って出来るだけこの先の行方を示すような兆しに耳を澄ませてきたつもりです。

バフェット指数について

一週間ほど前に、バフェット指数に関する記事に目を止めました。

この記事によると、米国株の時価総額に対する米国のGDP比がバフェット指数と呼ばれるものですが、現在2倍に近い184%に上がって来ているということです。
この指数は、ざっくり言えば、100%で標準、それ以下であれば買い、それ以上では買われ過ぎという指数でバフェット自身も200%になれば売り、と言うほどのものらしいです。
すでに米国株は買われ過ぎでかなりリスクの高い状態にあると言えるのかもしれません。
それでは日本は、ということで調べてみました。
これは以下のサイトで調べることが可能です。

すると、2月末時点、日経平均株価が4万円を超えたくらいのときで、
わたしの計算では、163%でした。

日本株は割安で海外勢が投資してくる、と評論家諸氏が盛んに述べたりしていますが、バフェット指数でみると米国には及びませんがすでに割安ではないように見えます。

このように見て、私としては一層リスクオフのほうへ比重をかけているというのが現在の状況です。

今日4/2、白川司氏がFacebookでのAIバブルではないか、という記事

以下に記事をシェアさせていただきます。
「 WSJを参考文献にして、メルマガ読者のための補足を。

現在の株式市場は「AIバブル」の状態になっている。この点は詳しくは先月末のメルマガで書いた。

コアの部分だけ言うと「将来性のあるAIを市場に過大評価させて、抱き合わせ販売で他の『終わった株』をセット売りしている状態」と言うべきだということだ。

「マグニフィセント・セブン」なんて嘘っぱちで、現在magnificent(堂々たる)と呼べるのはエヌビディアだけだ。あえて足すなら、アマゾンが加わり、マイクロソフトが候補になりうるくらい。

マグニフィセント・セブンのうち時価総額1・2位のアップルとテスラは大きく二桁台で株価を落とし、アルファベット(グーグル親会社)も大幅下落。

好調なエヌビディア以外で健闘しているのは、メタ・プラットフォームズ(旧フェイスブック)とアマゾン・ドット・コム。マイクロソフトも堅調を保っている。

そのメタ・プラットフォームズも、メタバース不信とクッキー規制で青息吐息でメタメタ・プラットフォームズだった。

つまり、「マグニフィセント・セブン」と言いながら、投資対象となれたのは4社しかなかった。ちなみに、この4社はファブ・フォーと呼ばれている。ファブはFabで、fabulous(すてきな)のこと。つまり、「すてきな4社」である。

AIの乗り遅れたアップルとアルファベット、オワコンになりつつあるEVのテスラはもはや時代に取り残されている。

ただ、ファブ・フォーで真の意味の成長株はエヌビディアだけで、アマゾン以外の2社は「エヌビディア効果」を受けたものだ。

マイクロソフトはChatGPTを持っているから強いと言われているが、結局、グーグルがキャッチアップして、アルファベットと食い合うだけになると考えている。

問題はマグニフィセント・セブン=マグニフィセント・ワンであるという構図がバレたときだ。

そのときにAIバブルがいったん弾けると思う。おそらくエヌビディアも無傷ではないだろう。

特にAIの乗り遅れたアップルは反トラスト法ですでに苦しんでおり、iPhoneの買い替え需要が徐々に縮小している。アップルの売上げがどんと落ちるときは要注意だろう。                        」

私自身、これを読んでなるほど、と晴れない雲行きのわけがピンと来た気がしました。
これで今後の投資方針について間違っていなかったと思っています。


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