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「雇用も、金融からモノの事業へ」/加速する金融からモノの事業への雇用転換

先般の下記記事で、インフレも賃上げもさらに持続的になっていくだろうことを申し上げた。

そして、これは金融からモノの経済への転換が起きていることではないとも言ってきた。
そういう流れの一端が、本日のメディアの記事にも現れてきている。

上記は、これまでにもたびたび述べてきたことだが、今日もさらに続いているかと思わせる暗号資産企業のシュリンクのニュースだが、雇用を大幅に削減するという記事である。

さらに、日経では、

国際金融スジ主流のゴールドマンサックスが大規模な雇用削減に動き出したというニュースである。

このように、金融関係では、連日のように雇用削減が行われつつある一方で、賃金上昇が止まらないくらいにモノの経済の方面では、人手不足状態なのである。

まさに、加速する金融からモノの事業への雇用転換が起こっていると言ってよい状況が出現しつつある。

この好ましい流れは、やはり日本経済にとって最も好ましいことなのだろうと捉えられる。
今年後半くらいには目に見える形で、日本経済が回復してきている可能性が出て来ている。

政府は、この機会を外さずに、政策の後押しをしっかりとする必要がある。そして、もちろん金融政策も日銀がこれまでの緩和政策をしっかりと継続し、持続的な賃上げが行われるようにしなければならない。


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