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「AnswerNewsの現場的にどうでしょうのコラム ”診断にこそイノベーションが必要だ”」ノブさんによる記事はもっともです。

本日2/10付けで、AnswerNewsのコラム、ノブさんによる現場的にどうでしょう「診断にこそイノベーションが必要だ」は至極もっともです。

記事は、
・世界的に、特に先進国は高齢化が進み、医療費の削減もしくは効率的使用が喫緊に求められている。
・成果報酬型の薬価制度が導入されている。効果に応じて薬価が支払われ、効果なしの場合、無料かかなり安くなる制度で、効果を見極める診断が極めて重要である。
・診断は、現在のところ、患者にとって負荷の大きいものが多く、それにより二の足を踏む患者も多く、最も重要なのは、簡便で非侵襲な方法で診断する方法ができることである。
という趣旨が書いてあります。

最近、創薬関係の論文や記事をよく見るようになったのですが、かつてに比べてその薬の効能とそのメカニズムがかなり明確になってきているのは生命科学の進歩によるものだとつくづく思います。
ただ、もちろんまだまだ不明のサイエンスは多く、だからこそこれから明らかにされることも多いのだと思いますが、こと創薬に関してはこの領域のサイエンスがますます進歩を遂げていくものと思われます。

このような情勢と先に記したノブ氏が主張するところは、まさに方向性の全き一致を見ており、今後ますます創薬において、開発の段階でターゲットを明確にし、その効能のメカニズムを解明することが重要になってくるものと思います。そして、その薬の作用であるパスウエイの解析、バイオマーカーの特定などは、実際にその薬が使用されるにあたっての簡便で非侵襲なそして正確な診断の開発のために不可欠になってきているのだろうと思います。

このあたりのサイエンスの一層の進展は必然であるように感じられます。


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