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【観劇】『進撃の巨人 the Musical』初日 配信

「進撃の巨人」-the Musical- (shingeki-musical.com)

進撃の巨人はほぼ知識がなく、アニメ版を少し見た程度のためミュージカル版進撃の巨人が初見である人間の感想です。

できれば劇場に行きたかったのですが、2月以降観劇予定がぎっしり詰まっているため配信を選びました。

出演者で注目していたのは、岡宮来夢、小西詠斗、舞羽美海、唐橋充、松田凌
舞羽さんは宝塚卒業後、出演している公演を観る機会がなく、久しぶりに拝見しました。
宝塚の娘役っぽさが抜けて、すっかり外の舞台人さんですね。今回はお母さん役ですが、それも違和感なかったです。プロローグで歌っていたと思います。多分。

さて、舞台はプロジェクションマッピング(だと思う)を背景に使用しており、壁の中に入り込んできた巨人もおそらく同様だと思います。そのため動きは滑らかです。この手の技術の進歩は凄いですね。劇場の使い方が変わってきて、今まで出来なかった作品がどんどん舞台化できることでしょう。とても嬉しい限りです。
塀の上から顔を見せる巨人は進撃の巨人といったらあの顔でしょう。進撃初心者のわたしは巨人は全員あの顔なんだと思っていました。(それぞれ個性があってビックリ)しかもあの巨人だけが壁を破壊できるとか。ってことはあの巨人は100年で進化した証なんでしょうか?

台本は一番外側の壁が壊され巨人に母親を殺され、生き延びたエレンたちは兵士になるべく訓練を受けて、訓練生を卒業するあたりまでで数年経過。
ってことは、母親を殺されたときはけっこう幼い?訓練生を卒業したあたりでもやっと10代後半って感じに思え…
なかなかシビアな人生ですよね。

子供たちが壁の外の世界には見たこともない海というものが広がっていて、知らないものを見てみたいという好奇心を膨らませている様子は、まがりなりにも壁の内側で平穏そうに生きてこれたことを表していると思いましたので、その後に起こることがより残酷に感じました。

エレンたちが訓練生を卒業するのを待っていたかのように、あの巨人が一つ内側の壁に襲い掛かってきます。
そこでエレンは巨人化(?)し、その能力を利用して穴を塞ぐという計画が発案されるのですが、そこで終わってしまいました。

あれ?おしまい?
ここで、もう終わり?

時間を見ると、上演時間は1時間40分を過ぎたあたり

これは「2」「3」と続けることが大前提になんですね。
でも穴を塞ぐ作戦まではやって欲しかったかな~
ここから盛り上がるぞ~ってところで終わらされてしまった感が強く、少々残念です。

とはいえアンサンブルを含め身体能力が高い役者さんたちが勢ぞろいしており、ハードな舞台は見ごたえありました。
無事に初日の幕が上がりましたので、千秋楽まで走り抜けられますように祈念しております。

ところでエレンのお父さんは行方不明ってことだから、この先登場する可能性あるってことかな?

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