前回の記事でDocker for Macのインストールをしましたので、
そこからKubernetesを使えるようにしていきます。

Docker for Macでkubernetesの有効化

Docker for Macの画面右上にある歯車をクリック

Settings画面左側のKubernetesをクリックし、「Enable Kubernetes」にチェックを入れて、「Apply&restart」をクリック（処理が完了するまで数分かかります）

数分後、Macの画面右上にあるDockerアイコンをクリックし、
「Kubernetes is running」が表示されていればOK

kubectlのインストール

今後長いお付き合いになるであろうkubectlコマンド。
公式サイトに記載されている手順に従ってインストールしていきます。

1.curlコマンドでインストール
（Docker　for　MacのKubernetesのバーション※　とあわせる）

   curl -LO "https://dl.k8s.io/release/v1.28.2/bin/darwin/arm64/kubectl"

※バージョンの確認の仕方
上述したSettings画面でKubernetesをクリックすると確認できます。
（下図の場合v1.28.2）

2.権限の変更

chmod +x ./kubectl

3.パスを通す

sudo mv ./kubectl /usr/local/bin/kubectl
sudo chown root: /usr/local/bin/kubectl

4.以下コマンドでバージョンが表示されればインストールOK

kubectl version --client
[実行結果]
client Version: v1.28.2

動作確認

kubernetesのコマンドが正しく効くか確認。
「No resources found in default namespace.」と返ってきているので大丈夫そうですね。

kubectl get pods
[実行結果]
No resources found in default namespace.