中国歴史旅「雲崗石窟と龍門石窟」㉗日誌令和元年10月29日その1記録者山本甚吉隊員

画像1 中国歴史旅「雲崗石窟と龍門石窟」㉗日誌令和元年10月29日記録者山本甚吉隊員  四時三五分 今までに宿泊したホテルに比べて大きく広い洗面台は使いやすくて、中国に来て一番気持ちよく髭剃りができました。   五時 白馬寺の資料を黙読しました。「中国に仏教が伝わって初めて建立された寺院で、中国最古の寺院で中国第一古刹と称されています。白馬寺の建築様式が日本の仏教寺院にも影響を与え、飛鳥寺と四天王寺は白馬寺を参考にして建てられたと言われています。」
画像2 五時四〇分 形山隊員とコーヒータイム。形山隊員は、白馬寺ではインドの高僧伽葉摩騰と竺法蘭の二人の僧が白馬に乗り経典「四十二章経」を持って洛陽を訪れた。その二人の僧の「土塚」に手を合わせたいと言われました。
画像3 海抜九一㍍、室内温度二一度、湿度三三㌫、七時三五分 バス出発。待ち遠しかった「白馬寺」へ向かいます。北東方向に約二十五キロです。海抜八五㍍、車内温度二〇度、湿度三十九㌫
画像4 陳さんの説明がありました。 ①白馬寺と日本の関係は深くて、「魏志倭人伝」に卑弥呼が二三九年に魏に使者を送り、親魏倭王の称号と金印紫綬を賜りましたが、使者は白馬寺に立ち寄ったようです。 ②京都の町は洛陽の一文字が使われ、洛中とか洛外という言い方があります。洛陽は緑が多い町です。
画像5 八時三五分 白馬寺の駐車場に入りました。入場料三五元。  大門(中央には「白馬寺」の扁額)の前には白馬が一対両側で出迎えてくれました。白馬寺の報告者は山田秀子隊員です。期待をしています。
画像6 私は袈裟を身につけ数珠と経本を手にして参拝します。北口に向かい一直線上に「天王殿」、「大仏殿」、「大雄殿」、「接引殿」、「清涼殿」が整然と並んでいます。 最初のお経は「天王殿」で読誦しました。「大仏殿」と「大雄殿」でも読誦しました。
画像7 九時二十分 バスは白馬寺を出ました。陳さんの話では今の中国では弥勒菩薩の化身と言われている布袋様の信仰が一番多いと言うことでした。
画像8 九時四五分 陳さんのお別れの挨拶がありました。「次回も雲城、洛陽に来られたら私にガイドをさせてください」。隊長から陳さんと運転手さんにお礼の言葉とお土産を贈りました。ありがとうございました。  九時五七分 洛陽龍門駅に到着。陳さんとお別れの握手。

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