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海外よもやま話(ドイツ編)

よもやま話のドイツ編です。
初めての海外出張で、契約上3か月滞在が条件というものでした。
滞在中の記憶に残る最大の「しくじり」です。

滞在場所とか

この出張の滞在拠点となったのはダルムシュタットという町。フランクフルトから少し南に位置しています。
それほど大きな町では無かったと思います。
海外よもやま話の初回を読んだ人はお分かりでしょうが、筆者は仕事上の海外経験しかありません。職種柄、出張先であまり休みは取れない感じです。
しかし、このドイツ出張は完全週休2日の厚遇で、土日の休みを利用して観光したり、何もしなかったり(笑)と楽しめたのです。
ちなみに、出張者は筆者の会社含めて3社、人の入れ替わりはありましたが、大体6~8名での仕事でしたね。

ベルリン小旅行

シルク・ドゥ・ソレイユはご存知でしょうか。
唐突ですね。でもドイツで最大のしくじりに関係しているのです。

ある日、シルク・ドゥ・ソレイユがベルリンで公演している、と情報をキャッチしたAさんから、観に行きません?とお誘いがありました。
近く公演が終わってしまうらしく、その前にということで小旅行を計画。
Aさんと筆者ともう一人の3名でベルリンへ!
移動はICE、日本でいえば新幹線ですかね。静かで快適だった記憶です。

しくじりは突然に

現地へ到着し、公演場所へ移動。ワクワクしてきます。
しばらくすると、遠目に白いテントのような建物が見えてきて
「アレですかね?」「そうだね、たぶんそう」
当時、スマホはおろか、インターネットも普及していない昔。今考えればどうやって情報手にしていたのかな。(筆者は後ろをついてくだけでしたからね)
だんだんと近づき大きくなる建物・・・
 筆者「あれ? なんか工事中っぽくない?
 Aさん「え?あれれ?
あきらかに、周りにはフェンスなどが置かれ工事中。公演している雰囲気は無い。
まさか公演期間終わってるとか?
いや、そんなハズは無いとAさん。近くにいた工事業者っぽい人に聞き込みに・・・
 Aさん「ゴメン。公演の準備中らしい・・・
そうです、公演開始日と終了日を間違えていたそうです。ドイツ語の情報だったのもあってか、間違えたようです。

そんな訳で最大の目的が、速攻で撃沈w
まぁ、悔やんでも仕方ないので動物園や博物館などを巡りました。
壁も見に行ったかな・・・印象に残っていないな・・(笑)

危うく逮捕劇?

翌日、帰路につくために新幹線の駅へ移動するために電車に乗ります。
途中で警察?(ドーベルマンも連れていた)が数名乗ってきた。
何も悪いことしてないけど、ちょっと怖い。でも犬はカッコいい。
なんて考えていたら目的の駅に到着。

降りようと席を立つと呼び止められる(え?)
車両から降りて駅のホームに移動。
どうやら切符を見せろと言っているらしい。
持っている切符を見せると、怪訝そうな顔・・
ドイツ語はおろか、英語もダメダメな筆者ともう1名。Aさんだけが頼りです。
どうやら、買った切符だと料金が足りない感じらしい。
警察のひと曰く
 ・日本人だし、観光客だろうから料金システムが分からないだろう。
 ・券売機でコッチの切符を買いなおしなさい。
言われとおり再購入して事なきを得ました。

危なっ!実は新幹線の時間まであまり時間がなかったので、何か揉めたら乗り遅れるところだったのです。

ちなみに、日本と違い駅のホームへは出入り自由なんですよね。
見送りや、お迎えには良いな~と思いますよね。
今も変わらないのかな?

色々とあったけど無事にダルムシュタットへ戻り、ベルリン小旅行は終わり。

後日談

行きそこなったシルク・ドゥ・ソレイユ公演ですが、帰国後に日本公演があったので、当時の3名ともう1名を加えた4名で観に行きました。
時間はかかりましたが、目的は果たせて大成功です。
シルク・ドゥ・ソレイユは凄いですね、素晴らしいエンタメです。

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