野草デビュー 153 カラスウリ

自宅北側のカラスウリ

絡まるとこがあればどこにでも蔦絡ませ、大きなハート形の葉で生えるカラスウリ。

遊歩道。何が何だかわからない。
一面を覆った繁殖力

去年の夏に遊歩道のつつじ植え込みを覆い被ったカラスウリを見ました。
今年同じ場所にはもうありませんでした。

ノブドウと間違えたカラスウリ
昼間のカラスウリの花は萎んでる

ブドウのような葉をつけるのでノブドウとま違えてしまいました。
刈られたノブドウの近く民家にカラスウリが生えていました。


夜に開くカラスウリの花

カラスウリ花を検索するとレーシーな花ばかり。
昼間の花と大違い
カラスウリ花は夜咲く花と知って撮ってきました。


自宅北側のカラスウリを食べました

中村臣市郎先生のカラスウリ編でカラスウリが薬草であり、食べられると知りました。
自宅の北側にもカラスウリが生えていて感激。
早速一蔓を摘んで葉だけ茹でました。

野草料理定番ヒラヤーチー

カラスウリの葉っぱはヒマワリの葉っぱと同じようにザラザラで苦い。
おひたしには向かなさそうなので、細かく刻んでヒラヤーチーにしました。

乙なお味で美味しかった😋🍴💕

ヤブガラシは絶え間なく生えるので野草食材には困りませんが毎日だと飽きるので(今年はスベリヒユがない💧)
カラスウリの登場には拍手喝采です。


牧野富太郎
学生版原色植物図鑑野外植物編より

カラスウリの説明

山野に自生する多年草で、塊状の根がある。
茎は痩せた長い蔓をなし、分岐しない巻き鬚で他物に絡み付く。
葉は有柄、互生、ほぼ心臓形で先端は尖り、掌状に3~5浅裂し、茎と共に粗毛があってざらざらしており、下部の葉は時に深裂する。

夏の頃葉脇に白い花を雌雄別株につける。雄花には3おしべがあって2.3個づつ葉脇に短い穂状をなし、雌株には3おしべと1めしべを有する雌株花を1個づつ脇生する。
ガクは長さ6cmくらいの筒形で5裂し、花冠は盆形で5裂し、裂片の縁は網状に細裂する。果実は長さ6cmくらいの楕円形で赤熟し、種子は黒い。

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