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二十四節気 雨水の勉強会②

今日から5日間「啓蟄」の次侯「桃始笑(もも はじめて さく)」に入りました。 

🌺雨水の勉強会では西洋医学と中医学の違いをさらっと説明してもらいました。 
西洋医学は体の中に出来物ができた。切る。 中医学は何故出来たか、どんな環境だったのか。 
例えば1本の木にキノコが生えた。湿っているキノコ。湿っているからキノコが生えた。湿っているのは木の問題。木の環境から入る。何故キノコが生えるのかという根本的ことを考える。 

中医は時間がかかる。
西洋医は効果が早い 。
コロナの治療で漢方の効果が顕著にでて評判が立った。 1960~80年代は中医が認められず先生たちは海外へ飛び立った。
しかし今般のコロナ治療で効果をだし、中国国内でも漢方で治す、自分の体は全体で考えて治すという方向に向かっている。 

🌺漢方の香袋、香り療法は古代からあった
邪気を払い衛気を守るために。香り袋を利用する。 季節によって何の邪気を払うのか。 春の邪気。風邪、寒邪 

🌺花粉症 

コブシが有効。香り袋以外にお粥、お茶、薬膳スープ。鼻に入り肺に入る。 コブシは炮製する必要がある。 
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😃💡薬草デビュー30コブシ・ハクモクレンでも効能を書いています。 
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コブシの使い方
飛騨の薬草を学ぶ教養講座さんより

コブシの使い方
コブシは漢方では辛夷という名前がある立派な漢方薬なのです。
葛根湯加川芎辛夷と言う漢方薬は蓄膿症などに効果があります。
ではコブシはどうやって使うのでしょう。 花びらを使うのでしょうか。

実は つぼみの状態であることが重要なのです。花が少しでも開いてしまうとさっぱり効能がなくなってしまいます。

コブシはつぼみを1日に1~3個煎じて飲むと蓄膿症や鼻水などの鼻の病気、頭痛やめまいなどの頭の病気に効果がある、
数少ない薬草です。
年をとって頭がぼんやりするというような時にもコブシはいいでしょう。
花粘膜の血管収縮の作用があるので、鼻づまりにも効きますし、頭がすっきりします。 活用としては焼酎に漬けてもいいでしょう。少し焼酎に漬けておくだけでどんどん色がでて、しばらくすると濃い茶色になってきます。3ヶ月以上漬け込んでください。
そうするとコブシの花独特の香りが楽しめるお酒ができます。
先日も蓄膿症で鼻がグズグズしていたのですが、しばらくこのお酒を飲んでいたらすっきりしました。
コブシは樹木なので、地中深くからミネラルを吸い上げています。そこだけを見ても体に取り入れる意味がありますよね。花を楽しむ場合は、見た後で花びらを三杯酢や天ぷらなどで食べてみてください。とてもおいしいですよ。 

飛騨の薬草教養講座さんより

 🌺女性と肝 

・女性の日常は肝と密な関係している。血を補うことは大事 

・血は陰。血は母乳。血は女性にとって必要。 

・肝は倉庫なので、女性の養生は肝を優先。女性の不調や病気は肝と密接な繋がりがある。 

・夫源病 (夫が原因のストレス病)
症状にはめまい、頭痛、吐き気、動悸、耳鳴り、血圧上昇、不眠、情緒不安定などがある。 

・肝気うつ結とは 
肝のそせつ機能(気を伸びやかに巡らす作用)が失調して、気の流れが鬱滞する。 

・皇帝内径 
肝者、将軍の官也(肝は将軍みたいにパワーがあり元気。色々な計画を立てて病邪に立ち向かう) 

・発散すること 

・顔のシミ
肝斑は気滞血瘀、瘀血から起こる。タイプは生理不調。瘀血を去り、気血の流れを良くする

・バラのお茶を飲む

・四物湯は1000年以上の歴史をもつ婦人療法(血がサラサラ。抜け毛防ぐ)

・食べることが大事。食べないと衰弱する(過激なダイエット)血虚

・地黄、白芍、当帰、センキュウを組み合わせた漢方がよい(血を補い、滋陰養血、血を補い血の巡り、血行不良による痛み、頭痛、月経痛、更年期生障害 )

40歳以降は養生を真面目にする 

・生理が終わって1週間四物湯を飲むと調子が良くなる

以上出てきた生薬、漢方薬は薬膳教室の先生が販売しています。

🌺五臓と五官の関係

目←→肝
鼻←→肺
口←→脾
舌←→心
耳←→腎

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勉強になりました❗️。肝斑は瘀血からだって。目の下のクマもそうかも。生理中の塊血も血の滞り。びっくり😍⤴️⤴️。40歳からの血の養生は怠ってはいけませんね。私みたいに肝斑、薄毛、老け顔になってしまいます。
肝を補う食べ物ばんばん食べないと🤣
春の野草たちですね。
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