野草デビュー 158 タチツボスミレ

野草デビューするには季節外れです
枯れかかっているタチツボスミレ

見たことがない野草に会うために用事や散歩中は周りをキョロキョロ、地面を見ながら歩いています。
お金落ちてないかなあみたい。目当てはお金じゃなくて野草です🌱。

オッ!生えかたがスミレっぽい。でも葉っぱが丸い。
スミレは細長い葉っぱなのに。
Googlelensではドクダミと出ました。
💢違うだろ💢。ドクダミではないと言い切る自分が可笑しいです。
何だろうな。隣には普通にスミレがあるのに種が弾けたあとみたいな普通のスミレ。

5月のスミレの季節に花が咲いたら、はっきりするでしょうが。🤔🤔🤔

牧野富太郎植物図鑑から牧野が名付けた植物を書き出していたら、ニオイタチツボスミレ(Makino)がでてきました。
オッ!葉っぱが丸い。
他にも葉っぱが丸いスミレはないかと前のページを捲るとタチツボスミレがあり、こちらの方が道端に普通に生えてるとのことです。


牧野富太郎
学生版原色植物図鑑より

これだ!と確信したのだけど

勇気気を出してみちくさ部さんに尋ねてみました。自分で探しだしたタチツボスミレで合っているかどうか。
😃💡🏓正解⭕️
タチツボスミレでした。図鑑から見つけ出したのは初めてなのでうれしい。
我ながら進歩したかも😆🍀
達人によるとGooglelensドクダミとタチツボスミレの違いは
Googleが見抜けなかったタチツボスミレの托葉(葉柄のもとなどをよく注意してみると1対の葉状片があることがある)
と果実のさや。なのだそう。
科学的❗️
私は直感で見た目で判断していたので勉強になりました。
最近みちくささんの投稿でスミレの実が弾けたというのがあって、
へぇー。
それで道端のスミレが気になってました。隣に生えていた普通のスミレは弾けた後で果実が落ちてました。
このタチツボスミレはまだ果実がついています。もう弾けたかな。

タチツボスミレの葉
写真はウイキよりお借りしました

タチツボスミレ
ウイキより


タチツボスミレの花
写真はウイキよりお借りしました

タチツボスミレ(立坪菫、学名: Viola grypoceras var. grypoceras または Viola grypoceras)は、スミレ科スミレ属の多年草。
別名、ヤブスミレ。
日本で、ごく身近に見られるスミレ類の一つである。
丸い葉と立ち上がる茎が特徴である。
和名の由来は、立つ茎をもち、庭(坪)に咲くスミレの意味で、「スミレ」は花の後ろにある距とよばれる花蜜を貯めているところが、大工道具の墨入れに似ていることから名がついたといわれる。

日本のスミレ属は種類が多く、さまざまなものが各地に見られるが、花がほぼ同じ時期に見られるため、混同して扱われている場合が多い。
種としてのスミレも普通種であるが、日本で目にする機会が多い代表的なスミレのひとつがタチツボスミレである。
いくつかの近似種とともに広く見られる。 タチツボスミレとスミレは、次の点で違いが見分けられる。 

タチツボスミレ 
茎は地中で短いが、成長すると茎は地表に伸びて立ち上がる。
葉は始めは根出するが、茎が伸びると葉もそこにつくようになり、丸っこいハート形。
花は薄紫色。 

スミレ 
 茎は地中で短く、立ち上がらない。葉はすべて根出し、細長い矛型。
花は濃い紫。 

 北海道から琉球列島、国外では朝鮮南部、中国南部まで広く分布する。
野原から山林内までさまざまな環境で生育し、市街地の道端、公園、郊外の雑木林、畦道まで広い範囲で見られる。
垂直分布も幅が広く、本州中部では海岸から亜高山まで見られる。
畑の周辺にもあるが、都会では本種よりスミレの方が優勢とされる。ただし個体数では本種が日本産スミレ中最大との評もある。
陽だまりなどに群生していることが多い。 

多年草。地下茎はやや短く、わずかに横にはい、古くなると木質化する。
根出葉は細い葉柄があって、葉身は心形(ハート形)。
葉にはあまり艶がない。
花期は3 - 5月。
花茎は葉の間から出て立ち上がり、先端がうつむいて花を付ける。
花は典型的なスミレの花の形だが、スミレより丸っこく、花色は薄紫色の花弁に、濃紫色の筋が入っている。 
花期が終わると、葉の間から茎が伸び始める。
種のスミレは地上に茎を立てないが、タチツボスミレは季節が進むつれ、茎を伸ばしていく。
茎は始め斜めに出て、それから立ち上がり、その茎の節々からも葉や花が出る。茎は高さ20センチメートルほどにまでなるが、年は越さず、次の春には、また地下茎から出発する。 

すごーい群生するタチツボスミレ 
写真はウイキよりお借りしました

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