野草デビュー 50 クワ(北鎌倉観察会編4)


空に向かって伸びる川沿いのクワ幼木

北鎌倉観察会でクワを教えてもらいました。
そしたら近所の遊歩道にもクワの木がはえててビックリ。
里山にも練馬の川沿いにも自生してて、野草探索は楽しいなとワクワクでした。
クワはニョキニョキ大きく伸びていました。

しかーし憐れ、クワの木も刈られてしまい、クワの葉っぱで天ぷらの夢も露と消えつつ💧

子供の頃に食べた桑の実が忘れられなくて、苗を買おうかと迷ってました。
雄雌の木があるらしく1つ植えても実が成らないということを知り(ザクロとヤマモモがそれで失敗)
二の足を踏んでしまいました。
すでに取り壊されてマンションが建設された近所のお屋敷に、たわわに桑の実が成ってて、食べターイでしたが😱💧手を出しては❎

9月19日の写真


桑といえば「おかいこさん」
繭から作り出す絹は上級品。
今では絹に変わって化繊が主流ですが、スカーフなど絹の温かさや肌触りは化繊や木綿を大きく上回ります。

おかいこさんの桑の葉っぱなので、恐れ多くも桑の実を食べるなんてことは考えてはいけないと思ったりして。


クワの説明
ウイキより

クワの名の由来は、カイコの「食う葉」が縮まったとも、「蚕葉(こは)」の読みが転訛したともいわれている
クワ属は、北半球の暖帯もしくは温帯地域に10数種が分布する

養蚕のために広く栽培されるほか盛んだった時期の名残で畑のわきなどでも見られる

中国北部から朝鮮半島にかけての原産といわれ、日本へは古代に渡来したと考えられている
落葉性の高木または低木で、高さは5mから大きいものは10m以上に達するがほとんどは灌木
幹の直径は、約50cm
樹皮は灰色を帯びる
葉は有柄で互生し、葉身は薄く、表面はつやのある濃い緑色で葉縁には鋸歯がある
葉には切れ込みがあって形は様々で、大きい木では葉の形はハート形に近い楕円形だが、若い木では葉に多くの切れ込みが入る場合が多い

雌雄異株または同株
春(4月頃)に花弁のない淡黄色の小花を穂状に下げて開花する
花序は新枝の下部にあって、
雄花は枝の先端から房状に雄花序が垂れ下がり、
雌花は枝の基部(下部)の方に集合してつく雌花の雌しべの花柱は長さ2 - 2.5cmで、先が浅く2裂する
花柱はヤマグワでは明らかで、果実になっても花柱の残りがついている

果実は5 - 6月頃に結実し、初夏に熟す
果実は多くの花が集まった集合果でキイチゴのような、柔らかい粒が集まった形で、やや長くなる。粒のひとつひとつは、萼が肥厚して種子を包み込んだ偽果である
熟すと赤黒くなり、甘くて生でも食べられる果実は人間はもとより、野鳥にとっての重要な飼料になる


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