野草デビュー 43 コマツナギ(駒繋)

コマツナギは野に咲く夏から秋の花

川沿いの堤防は野草の宝庫。ヨモギやハルジオンやネジバナなど、多種多様な野草が生えていました。
季節ごとに生え変わる野草。
🎶野に咲く花の名前はしらなーい
だけど野に咲く花がぁ好ーき🎶

ピンクの花が野草観察会で見た萩の花に似ていました。
よく見ると花も葉っぱも萩と違います。
名前の知らない野草。

強い味方の''みちくさ部''さんに聞くとコマツナギということでした。バンザーイ🙌

牧野富太郎植物図鑑の説明を読むと聞きなれない「草本」という名詞。
調べると「草本」と「木本」がある
草か、木かということみたい。
牧野先生はコマツナギは草のようであるが木であるということのようです。

牧野富太郎植物図鑑より

野原にはえる草本のような潅木。
根はかたくて丈夫である。
幹は直径1.5cmぐらいになり、高さ1mちかく、よく枝分かれする。
葉はたがいちがいに茎につき、奇数の羽状複葉になり、小さな葉は4~5対である。
その葉の長さは1~1.5cmで先は丸く、小さい突起がある。
葉のうら、おもて、わかい枝にはやわらかな毛がねている。
夏から秋にかけて、葉のつくところから花穂が出て、赤紫色の美しい小さな蝶形の花が3cmばかりのふさ状に集まり咲く。
さやは3cmぐらい。

松江の図鑑さんより

落葉小低木

本州〜九州の草地や川の土手、道ばたなどの日当たりがよく、やや乾いたところに群生する。
高さ40〜80cm。茎や葉に伏毛がまばらにある。
葉は奇数羽状複葉。小葉は7〜13個あり、長さ0.8〜1.5cmの長楕円形。葉腋に長さ4〜10cmの総状の花序を出し、淡紅紫色の花をやや密につける。
花は花序の下から咲き上がる。花は長さ4〜5mm。
豆果はまっすぐな細い円筒形で、長さ2.5〜3cm、幅2.5〜3mm。熟すと茶褐色になり、裂開して緑黄色の種子を3〜8個だす。
花期は7〜9月。(野に咲く花)


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