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”薔薇に魅せられて” バラの花と優雅な花の贈り物ローズエッセンシャルオイルの魅力①

バラの花と花の優雅な香りが心を包む、ローズエッセンシャルオイルの素晴らしさ

 バラの花とローズエッセンシャルオイルについては書きたいことがたくさんあるので、こちらも数回にわたって綴っていきたいと思います。


1.バラの花に魅せられた私

 バラの花を植え、その優雅な花の姿と芳香に会いたくて、せっせとその世話にいそしむ私。
 その優雅な姿を描きたくて、トールペイント・デコラティブペインティングと極めていくうちに、磁器にバラを描く上絵付技能士に行き着きました。その話はいずれまたの機会に綴れたらなと思っています。 

 私の大好きなバラ、それはイングリッシュローズに分類されるバラの一種のエグランティーヌ(マサコ)。

我が家のエグランティーヌ


2.エグランティーヌの特徴


 花はカップ咲きからロゼット咲きで、開ききる前は丸いカップのようなかわいい姿ですが、幾重にも重なった花びらが開くとよくもまあこんなにもたくさんの花びらを中に秘めていたものだと感心してしまいます。枝先に数輪の房咲きとなり、淡いピンク色で幾重にも重なった花びらの美しさと、強いけれど繊細なオールドローズの香りにすっかり魅せられています
このバラは和名は【マサコ】といい皇太子(現在の天皇)の御成婚にちなんで雅子妃殿下の名を冠しています。

エグランティーヌの詳細は次のとおり(情熱庭園より引用)
【和名】マサコ
【英名】Masako
【別名】EGLANTYNE
エグランティーヌ(エグランタイン)
【系統】ER イングリッシュローズ
【花の大きさ】大輪(8~10cm)
【花の色】ピンク色
【花の形】ロゼット咲き
※花芯はボタンアイになります。
※満開になると、弁縁が少し反り返ります。
【香り】強香
※爽快なオールドローズ系の強い香りで、香料の採集源にされます。
【咲き方】四季咲き
【作出国】イギリス
【作出者】デビッドオースチン
【交配親】実生×メアリーローズ
【作出年】1994年

これも私のエグランティーヌ 開ききる前

3.英国の誇り、イングリッシュローズの香りと魅力

①品種の多様性: イングリッシュローズのバラの楽園
イングリッシュローズには多くの品種があり、それぞれが異なる香りや特徴を持っています。デイヴィッド・オースティンが作り出したイングリッシュローズは、その品種ごとに異なる香りのノートが楽しめ、庭園に華やかな多様性をもたらします。香りのバリエーションは、甘く蜜のようなものからスパイシーで深みのあるものまで様々で、香りの愛好家を魅了します。

②香りの調和: イングリッシュローズの魅惑の芳香
イングリッシュローズは、その魅惑的な芳香で知られ、英国の庭園を彩ります。繊細で甘い香りは、他のバラにはない特別な魅力を持っています。深みのある香りが広がり、風に乗って優雅な香りが庭や空気中に広がります。この香りはまさに、英国らしいエレガントな調和を感じさせてくれます。

 イングリッシュローズは、香りと美しさの調和が生み出す英国の誇りであり、その芳香は心に深い感動を残します。愛らしさとエレガンスが融合したこのローズは、花の中で特別な存在として、庭園や空気を魅了し続けています。
 
 今回はイングリッシュローズを取り上げましたが、バラは数多くの品種があります。四季咲き大輪系のハイブリッドティー、四季咲き中輪房咲き系のフロリバンダ、小輪咲き、つる性のクライミング、オールドローズなど多種多様です。

 バラというと真っ赤な薔薇の花束、お花屋さんに売られている切り花、ティーローズの香りを連想される方も多いと思いますが、多種多様な薔薇の中からお気に入りのものを探し出すのも優雅な楽しみとなると思います。
ぜひ試してみることをお勧めします。


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