こんにちは。あら50りっぷです。

普段、ボクは有線イヤホンのレビューばかりしているので、『TWS（完全ワイヤレスイヤホン）』にはまったく興味がないか、購入したこともないのではと思われがちですがそんなことはありません。

実はボクのイヤホン沼はTWSから始まりました。現在冬眠中？　のガジェットポーチには、購入時1万円以上したFinal、Aviot、Noble AudioなどのTWSが所狭しと安眠しています。TWSと有線イヤホンの圧倒的な音質の違いを体感してしまった後では、もはやTWSで音楽を聴こうとは思いません。ハイレゾクオリティーで音探訪するならTWSではなく有線イヤホン一択です。

そんなボクでも、YouTube動画を通勤中や散歩中に視聴するときには便利なTWSを普段使いしています。でも高級機が軒並み冬眠してしまっているのには理由があって、超格安TWSの中にステディーを見つけているからです。それがQCY Arcbuds。Amazonでは現在もクーポンや割引セールなどで4,000円で購入できるこの安価なイヤホンは、コスパが高く音質も良く、軽量小型でストレスなく携帯でき、気兼ねなく酷使できることでとても気に入っています。

この値段だったら、万一紛失したり、壊したりしても泣くことはないでしょうからねw

ボディーがあまりに小型なので、装着しようとして手を滑らせホームから落下させたことは一度や二度ではありません（駅員さん、ご迷惑をおかけしました！）。音質比較をしてみても1万円超えの上位機種と遜色のない高音質で、低域もしっかりとした厚みと量感があるし、過去TWSに1万円以上かけた自分に後悔しているほどです。

秀逸なのはQCYアプリで、設定できるANCレベルのバリエーションの多さをはじめ、外音取り込みやゲームモードなどの機能も全部入り、タッチ操作まで細かくカスタマイズできるので不足を感じることがありません。Bluetooth 5.2による接続も一瞬で完了し、都内の雑踏の中でも音が途切れたりすることはほぼありません。対応コーデックもバッテリー持続時間優先ならSBC / AACのみで十分で、正直この2年、TWSはArcbuds 以外持ち歩くことがありませんでした。

そんな中、Arcbudsを超える格安TWSとついに出会ってしまいました。それも同じQCYの『Melobuds ANC（HT05A）』。こちらはAmazon通常価格で6,500円くらい、セール期間中だと4,500円ほどで購入できました。

性能は大きく変わりません。10mm DD×1基も同じLCP振動板を採用しているし、対応コーデックもSBC / AACのみで最新のLDACには非対応。本体の連続再生時間もANC OFFで8時間（ANC ONで6時間）とArcbudsとほぼ横並びです。ノイズキャンセリング性能に至ってはArcbudsが-45db、Melobudsが-40dbと、新商品ながら若干劣っているくらいです。

それでもMelobudsを選んだ理由は、なんといっても音質です。

高域・低域ブーストのドンシャリ傾向なのはArcbudsもMelobudsも変わりませんが、Melobudsは中高域の粒立ちの良さと分離感でArcbudsより明らかに優れていて、ディテールまで高精細に再生可能です。先ほどTWSで音楽を聴くことはないと答えましたが、音楽でなくてもボーカルやBGMがより明瞭になり、Melobudsのほうが明らかに音にエッジが効いています。初試聴でもこれだけ差がついてしまったらMelobudsに文句なく軍配が上がるでしょう。

Arcbudsはあえてホワイトを選んだので、Melobudsではブラックモデルにしてみましたが精悍なイメージで正解でした。「耳うどん」型でホワイトなのは生々しくて？　と躊躇してしまいましたｗ

Arcbudsも正直捨てがたいので、明日から冬眠させるのはさすがにかわいそう。Arcbuds・Melobudsを２台とも持ち歩いて気分で使い分けてみようかな。そうすると今カノが２人になっちゃうけどな～

ということで今月からMelobudsが、ボクの普段使い用のTWSに昇格しました！

Amazonで購入の場合
【QCY Melobuds ANC】
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0BJV8R9DF/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o00_s00?ie=UTF8&psc=1