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夢の国のクリスマス?!

こんにちは! あら50りっぷです。

~つくづく、飯能に住んでいてよかったなぁ~ と思う夜の出来事でした。


男声アカペラブループに所属している関係で、毎年12月の初めからは各地でクリスマスコンサートを開催しています。そのため毎年クリスマス・イブを迎えるまえにすっかりクリスマス気分を味わっています。昨年のクリスマスイブは有給休暇がとれたので、久しぶりに地元のクリスマスイベントに夫婦で参加しようと出かけることにしました。

わたしが住む飯能市は、埼玉県西部の端に位置する田舎街で、西武池袋線の終点であり、ここを起点に奥武蔵の山々に登るハイカーが大勢います。ですから、人が住む街というよりは人が行き交う街といったほうがいいのかもしれません。

駅から半径2km圏内には、2018年に誕生したムーミンバレーパーク(メッツァ)や宮沢湖温泉などがあって、地元に住む者にとっても異国情緒を感じる不思議なロケーションです。「地元」なのに何度訪れてもどこか遠い場所に来たような不思議な感覚に襲われます。


そんなロケーションのなかでも、飯能市が運営している「あけぼの こどもの森公園」は、メッツァと同じ「トーベ・ヤンソン」の描いたムーミン村の世界観を見事に再現しているにも関わらず、入場料は無料で開園日は心ゆくまでのんびりとくつろぐことができます。
平成9年の開園ですから、すでに21年目を迎えた隠れた穴場スポット。地元住民は親子連れにはむしろこちらの公園をオススメしたいくらいです。

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詳しくは→ あけぼの こどもの森公園
https://www.city.hanno.lg.jp/akebono

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24日クリスマス・イブと25日は公園全体がクリスマスライトアップに包まれ、建物のなかでは暖炉が炊かれてイベントが開かれるということでした。(実は毎年行われているのかも?  地元民が情報に一番疎いのです・・・)


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こどもの森公園というくらいですから、イベントも小さなこどもを連れた若いお父さんお母さんむけのもので、5人のサクソフォン・アンサンブル『輪島組』は、ジブリアニメ主題歌メドレーや名探偵コナン主題歌、クリスマスキャロルメドレーなど誰もが知っている名曲を見事なサウンドで演奏していました。

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コンサートには70名近い来場者が! 大盛況でした

また音楽もさることながら、照明に照らし出された建物の内側をこれまできちんと見たことがありませんでした。例えるなら、まるで海賊船に乗っているような気分になります。天井のドームを支える集成材のアーチの曲げ木も、宮大工級の高い技術が求められるもので、いわゆる ”ハリボテ” 感は皆無の本気度がひしひしと感じられます。大人よりも「偽物・造り物」をするどく見抜く眼力をもったこどもたのために、本物を創り出そうとした「イキな大人たちの仕事」なのでしょう。螺旋階段に囲まれた2階建ての2階なのに、床暖房の設備まで施され、こどもがそのまま床に座っても寒くない仕様になっていました。

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天井のドームを支える見事な集成材の曲げ木。1本作るのだって簡単な作業ではありません


一番星の輝く夜の静寂に身を置くと、幻想的なライトアップのおかげもあって異国情緒たっぷりの素敵な時間を過ごすことができました。公園内のカフェ・レストランで早めの夕食を済ませましたが、ウェイターはトナカイやサンタクロースの衣装を着てクリスマス気分を盛り上げていました。お値段もディナーなのにかなりリーズナブル!

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ディナーメニューはサンタクロースに注文?
2階から妖精が降りてきそうな雰囲気です

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 ・・・こんなクリスマス・イブはしばらくぶりだなあ、と感慨深い夜になりました。

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