もしも自分の命があと半年で終わるなら、何する?
こんにちは。
今日は、昨日の夜にあった気づきをシェアします。
まず、はじめに断っておきたいことがあります。
私は言霊を信じるので、病気のことを違う言葉に置き換えます。
それは、大谷翔平くんが花巻東高校時代に指導を受けられていた能力開発のパイオニア、西田文郎先生の影響です。
西田先生は、医療関係者の方々に対して講演をなさった際に、このように言われたそうです。
「癌っていうのはガギグゲゴだから、言葉が強いんです。癌は『ポン』という言葉に置き換えてください!」
ガンは、ポン……!
そしたら『あなたは胃ポンです!』とか『乳ポンです!』とか言われても、『あ、ニューポンね⁈じゃあ、ちょっと切って♪』と思いますよね。
ある徳洲会関係の院長先生は、『うちは今日から医者全員にガンはポンと言い換えるように指導します』と仰っていました…
そのため、今回は西田先生や徳洲会関係のお医者さんにならってガンはポンと置き換えます↓
昨夜、知り合いの方がポンになられ、抗ポン剤治療を始められると伺いました。
お世話になっている方だけに、「早く治ってほしい」という想いでいっぱいです。
その時、聞かれたのがこの質問でした↓
もし自分の命があと半年で終わるとしたら、何する?
スグに答えが浮かびました。私は「手紙を書く」と即答していました。
答えた後で、誰に?何を?と色々考えが巡ってきました。
手紙を書く
そもそも書く(エクリチュール)という行為は読まれるためになされます。
無形だった想像が有形の文字になって、それを読んだ人が脳内でイメージを作り出し、そのイメージが共有されていく。
しかも文字は長生きです。文学こそが人を救うと言われるのは、そのためです。
自分が誰かに宛てて書いた手紙も、見方によると広義の文学です。
これからの人のために
誰に手紙を書くのか…私の場合は、従兄弟たちや自分よりも年下の子たちに宛てて感謝を伝える手紙を書きます。
純粋に自分やその子が熱中している対象に共感する内容でもいいと思います。
あまり暗い話にならないようにします。歌や詩みたいに何度も読まれることを思えば、明るい方がいいです。
子どものためにどういった言葉を選べば良いかな?と思います。
これまでの人のために
これまで出会ってきた人たち一人ひとりに想いを馳せ、感謝します。
手紙がその人の元へ渡らなくても書きます。
「ごめんなさい」と言えていなかった人には「ごめんなさい」と書きます。
「ありがとう」を言えていなかった人には「ありがとう」と書きます。
トータルの人生でそこまで関わりのなかった人に対しても、たった一言になってしまっても、単語だけでも構わないので、その人の名前と共に書いていきます。
目の前の人のために
今、そばにいる人に伝えたいこと…
そばにいる人にも、「感謝」です。
身近な人だけに想いが溢れたり、読まれる確率が高いので言葉を選んだりして、なかなか書き進まないかもしれません。
それに、ものすごい考えてやっと書いた手紙が、考えすぎるあまりたった一言になる可能性もあり得ます。
手紙を書きながら、人生でやり残したことを思い出して、一緒にどこかへ出かけることだってあるかもしれません。
ギフトを贈る
もしも自分の命があと半年で終わるとしたら、手紙と共に、大切な人にギフトを贈ります。
感謝の気持ちは行動しないと伝えられないからです。
想像してみてください、あなたに微笑みかけてくれる人を。
挨拶をしてくれる人、気分の良さそうな人。
美しい晴れた空、道に咲いている小さな花。
街を歩く猫、柔らかな風、懐かしい声。
ウキウキすること、楽に呼吸できること。
お腹が温かくて、まどろみを感じられる午後。
すべてがギフトです。
残りの半年、努めて自分なりのギフトを贈ります。
ギフトはお金をかけるものとは限りません。
もちろん、素敵なお店で良い感じの贈り物を見つけたらプレゼントします。
経済も回るし、お店の人も含めて三方よしです。
あとは自分がすでに持っているもので、相手がほしいものがあったら、贈ります。
自分が持っているもの
辞世の句、と言ったりしますが、句だけじゃなくて、歌が歌える人は歌ったらいいし、ダンスが踊れる人は踊ったらいいと思います。
自分がすでに持っているものには、笑顔もあります。
笑顔自体は購入したり、所有したりすることもできませんが、笑顔は自分を資本にした、最高のギフトだと思います。
会いに行く
もしも歩いてどこかに行くことができるなら、会いたい人に会いに行きます。
好きな人とか知り合いとか有名人とか、あなたならどんな人に会いに行くでしょうか?
私だったら、身内や親友に会いに行ったり、古月さんというよく行くカフェに行ったり、恩師の先生に会いに行ったりします。
半年以内に
今回、知り合いの方のポンのことがあって、余命についてあれこれ書いてきました。
でも、生まれてから死ぬまでが余命って考えてみたら、「余命◯年」って、あってないようなことです。
一生懸命に生きていたらなかなか思いを馳せる機会がないのかもしれませんが、人はいつも「余命○年」なんですね…。
「あと余命半年なら何する?」と質問をされて初めて、人生のカウントダウンはすでに始まっていることに、気付かされました。
今できることはいつでもできる。
いつでもできることは今できる。
そこで私も、手紙を書いたり、ギフトをしたり、人に会いに行ったりして、近いうちにおーちゃんとの物語の続きの本を書こうと決めました…
近いうちに、じゃなかった、
半年以内に…!!ですね 笑
ここまでお読みいただきありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?