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映画を観た「オーメン」

「オーメン:ザ・ファースト」を観にいくがどうかで悩んでいた侑さんが、一番最初の「オーメン」を観てから決めよう、ということで早速観賞。以前WOWOWで放送されたものを録画しておいてよかった。

1976年の作品で、主演は「ローマの休日」の新聞記者役が有名なグレゴリー・ペック。
子供の頃に怖い思いをしながらTVで観たのを始めに、それから幾度となく観ているが、毎回同じように怖い。この怖さって「エスター」を観た時と同系の感覚。

不可解な事故が起こるシーンはあまりにも有名だが、やはり落雷のシーンや、工事用の車からガラス板が滑り落ちてくるシーンなど、わかっているのに今回も鳥肌が立つほどの怖さだった。CGなどの技術が発達していない映画製作において、ほぼ撮影の技法のみで勝負されているにもかかわらず、恐怖の表現に古さを感じさせず、今でも見劣りすることがない。
唯一、ラストに近いシーンで警官が発砲し、その弾が飛んでくるところ。ここは火曜サスペンスなみの演出だった。だが、それは今観るから感じるのであって、当時はそれすらもすごい演出だったのかもしれない。

それにしても、この映画、制作関係者にも映画に関連付けられるような事故が多発していて、かなりいわくつきのものだったらしい。
スタッフの乗っていた飛行機が落雷に遭うのは序の口で、スタッフたちが搭乗予定だったチャーター機が変更になり、別の団体を乗せて飛んだ元の航空機が乗客もろとも墜落してしまったり、キャストや製作スタッフの宿泊先のホテルでテロが起こったり、撮影に使った動物が突然狂暴化したり、飼育員が動物に襲われたりなど、予想もしない事故が立て続けに起こっている。
極めつけは、あるスタッフの自動車事故だ。
同乗者は映画さながらの悲惨な結果を迎え、事故現場には3つの「6」と映画タイトルに酷似した地名が書かれた道路標識があったらしい。その事故が、映画に関連した日に起こっているのが恐ろしい。こじつけにせよ、だ。

さてさて、侑さんとは2006年のリメイク版を再度観ようという話になっているが、この流れだと、ザ・ファーストは映画館に行く気がするなー。ただ、1日1回の夜の上映しかないのよね・・・。さて、どうするかな。

#オーメン
#WOWOW

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