既述の「家庭保育施設」の結びで、保育士国試に挑みたい、と囁いた。囁くことで、自らに誓っている自分がいた。その日YouTubeで、保育士過去問に挑んだ。が、難しい。しかも、9教科もある。保育理論は大学で教養程度に学んだので、少しは解けた。が、それ以外は3割しか解けなかった。ここでくじけてはいけない。過去問3周すれば、7割は取れると思うから。7割取れるようになれば、本番で6割超えになるだろう。そう、自らを励ます。
#わたしの本棚 積ん読ではなく、積んでおく本棚。そんな本棚が私の本棚である。雑然と詰め込まれた本棚を見ていると、よくこんなに集めたものだと思う。『失楽園』もあれば、「文章読本」の類もある。園芸の本もあるし、ポルノ風小説もある。雑多である。その中で、私が好きな作家の第一は、なんと言っても夏目漱石である。中学一年の国語の教科書『坊っちゃん』の書き出し文に触れた時、気持ちのいい文体だと思った。以来、漱石の俳句や随筆を読み漁った。 私の買った本で最も高額な本を紹介しておこう。これ
この土間を造り始めたのは、1年前以上のこと。もう2年になろうとしている。まだ完成しない。英国ステンドグラスを取付けて、少し満足したのか、そのうちやるよ、と先送りしたのか、単に私の怠け心なのか、分からないが、そろそろ腰を上げることにする。 断熱材は大工さんからもらったもの。木材の半分は貰ったから、予算の半分ほどで仕上がるかもしれない。屋根材は今流行りのガルバリウム鋼板で葺いた。これを葺くために、YouTubeを繰り返し視聴した。YouTubeは、何度も繰り返し見ることができる
そうさな、60歳ぐらいご婦人であろうか。両手に2歳位の幼子を連れている。二人とも男の子である。「こんにちは」と声をかける。「あら、以前にもお会いしましたね。」と言われて、思い出した。その方は、家庭的保育施設の施設長さんだった。 しばらく立ち話をした。その間、手に繋がれた二人の男の子に声をかけ、頭をさすり、肩をさすった。「いい子だね。カッコイイ」などと持ち上げると、顔がほころび始めた。5メートルほど歩く。施設長Tさんは、「ここが施設なの。ふつうの民家を借りて運営しています。