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藤井風「花」

花は綺麗だけど、いつかはしおれてしまう。
若いままでいたいと思っても、年は重ねていく。
だけど心の中には、誰でも綺麗な花を持ってるよ。

話題になったドラマ『いちばん好きな花』の主題歌、藤井風の「花」。歌詞を読んでいると「あなたは何者にもなれるよ」と、語りかけてくれている気がする。

生きていたら、それなりにいろいろある。思い通りにいかないことなんて当たり前だし、ここままでいいのかなって自分に問いかけ続ける。キラキラしている人が、目を開けられないくらい眩しく見えることもあるし……。

でも、意外と時間が解決したりする。

色々な姿や形に惑わされるけど
いつの日か全てがかわいく思えるさ

そっか。そうだよね。苦しいのは今だけだよね。

わたしは何になろうか
どんな色がいいかな

今の私って、何者にもなれるじゃん!

楽曲の中での花は、人間の苦しさを表しているんだと思う。しわしわにしおれた花束を抱えても、心の花は咲かせられるよって。

『いちばん好きな花』での主要人物4人も、最初は自分が見えなくて迷っていた。最終的には、素敵な友人とともに、ありのままの自分を見つけているようだった。

自分は自分で大切にしようね。いつか、内なる花を咲かせられるように……。

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