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厄払いの効能


今年が本厄という事で、厄払いに行ってきました。

「厄払いは家族も一緒に行った方が良い。」

「厄年に重い病気になった」



そんな言葉を聞くと、「明日は我が身」と急に不安になってくる。
正直、夫という家族がいなければそこまで厄年も気にならなかったかも。
普段気を付けてはいるけれど、苦楽を共にする家族がいると、「この水を飲めば病気が治る」なんて、悪徳商法などの商売が成り立つ理由も分かる気がする。


普段、信仰心のかけらもない私ですが、そんな時だけ都合よく「やっぱり行った方が良いのかな。」とネットで近くの神社を調べまくる(神様すみません)


そして人生初の厄払いに行ってきました。


今回祈祷をしてもらった神社は、待ち時間30分+御祈祷30分。
御祈祷ってどんなことをするかというと、


事前に受付で申し込んだ
①自分がお願いしたいこと(厄除けや身体健康など)
②自分の名前と住所
を神社の人に読み上げてもらう間、座っておくこと。
流れが分からない、という方でも、神社の人からその都度「頭を上げて、下げて」「一礼して」など指示がもらえるので、大丈夫です。
そして、御祈祷が終わったら木のお札(神社名と、厄除けと書いてある)をいただけるので、それを家に飾る事が出来ます。


これを機に、神棚もネットで買いました(笑)


御祈祷は、私たち夫婦も含めて十数人まとめてやってもらいました。
内、本厄の女性は私も含めて3人(仲間だ!と嬉しくなる瞬間)
人気の厄払い神社になると、この時期は結構な数の人が来るようです。


久しぶりの神社の参拝と、厄払いの御祈祷。
とても丁寧にしていただいて「来て良かった」と思える経験となりました。


日本人は宗派も色々ですが、やっぱり、神社に行くと身が引き締まるというか、心が穏やかになるというか…行った次の日も、心穏やかに過ごせて不思議な気分です。


厄払いの効能って、「病気にならない」「嫌な事があっても大事にならない」という保証ではなく、

心が落ち着く

事が一番ではないかと思います。

以前、仕事で関わる人に「神社に行くと、納得するよ。」と言われた事があります。
良い事も、悪い事も、「だから起きたのか」と納得できる瞬間が、神社にはある。
今回の参拝で、それを実感できた気分です。


神社って、実家にいた頃は何かとお参りしていましたが、1人暮らしを始めると、自分の場合自然と縁が無くなっていました。
神社に行ったからって、願い事がその通りなる保証はありませんし、数千円も払ってお願いなんて…という気持ちもありました。


でも、こういった節目の年、何か上手く行かない時。
神社という場所に行くだけでも、少し、自分の気持ちが良い方向に変わる気がします。
神棚も買ったことですし、一日の始まりに、神様に挨拶する習慣を今年から続けていきたいと思います♪


ちなみに、父親に聞いた話ですが、亡くなった私の母親も、本厄の時はわざわざ遠くの神社まで厄払いに行っていたとのこと(母親も無宗教で、普段は信仰心ゼロでした、笑)
夫は、「厄払いなんて意味ないって。」と言っていましたが、その話を聞いて「それお母さんの遺伝やなあ。」と笑っていました(笑)


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!



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