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生かされている私達、日常の中に仏道がある/仏教

以前書きましたがフォロワーさんの中には

優しく繊細な方と御縁を頂く事もあります。

何か人の役に立ちたいと思う方や、人間が大切に

しなければならないものに目を向ける方や

社会に訴える方 この世の汚さに純粋な怒り発信

する方もいます。


皆さん素晴らしいし同士だなあと勝手に仲間意識を持たせてもらっていますが

以前書いたように世の中の汚さや無理解や無視

もしくは意気込む気持ちが

前のめり過ぎてしまって自らの気持ちの大きさに

潰れてしまう方もいます。

そして 一人、また一人といなくなって

しまったのがこの1年でした。


これはいつも言うようですが

やはり一歩一歩ゆっくり歩む他 道はありません

美しい事や善なるものというのは

欲にまみれた人には鼻で笑う様なものなので

全く相手にされません。

または馬鹿にして中傷したり

迫害をされる事もあります

今ならSNSが最たるものですね。


相手を信じてお伝えするのが

勿論大前提なんですが

最初から話しただけで納得する様な事は

期待しない事です。

そんな気持ちで

お伝えしたり行動する事が長く続く秘訣だと思います。

逆に最初から分かってもらおうと思う方が

難儀な事なのです。


本日はいつも話しさせてもらっている

仏教のお話しをもう一歩深めにお話したいと

思います。


私達は自分で行動しているようで

大きな存在に生かされた存在です。

大きな存在とは仏教では仏様と呼びますが

仏様は私達を

我が子のように思ってくださいます。

ですので私達は仏様の分身なのです。


妙法蓮華経譬喩品第三では

その中の衆生 悉くこれ我が子也

と申しています。

そんな仏様は私達 我が子の性格 欲望 思う事 

どれだけの理解力はがあるのかそして

今まで自分がしてきた行為 それを見極めて

様々な御縁をご用意下さり

私達が出会う人々は仏様から自分にとって

最上の 相応しい出会いを下さっています。



私達は生かされた身でありますから

使命を果たせるように

仏様に願うほかありません。

私達ができる事は只々真理を信じて

善なる行い即ち人の心が幸せになるように

努める事だけです。


その使命を是非果たして生きたいと

願う謙虚さが私達には必要です。

そうすると仏様は幸せになる道に

導いてくださるのです。


そう思えば後は結果を気にせず

やるべき事をさせて頂くだけなのです。

無理解や無視や中傷など放おっておけば

良いのです。


望んだ事が今すぐに結果として現れなくても

今日一日何かお伝えする事が出来た

人のお役に少しでも立てた、と出来た事に

目を向け感謝していく事が美しい心が続く

秘訣です。


仏教はだいそれた事を成し遂げる教えではありません

無論 宗教の願いは世界平和でありますけども

何気ない日々の当たり前だと思っている事が

最上の幸せなのです。


例えばですが

朝日や空を見て感動する

空や雲、太陽の命と一体となる

これはまさに仏様と同じ心であり

仏道であります。


もっと素晴らしいのは

それを写真に撮り人に見せる

もしくはその感動をお伝えする 

これで布施が出来ます。


見聞きした人は感動します

こうして少しずつ 少しずつ広まっていくのです。

少しずつ 少しずつ人のお役に立つのです。

これは


悪い事をせず

諸々の善き行いをし

心を清める

これが仏教である

という七仏通戒偈の本質ではないでしょうか。 


急ぐ必要はありません

先程申したように

仏様はその人に相応しい段階を踏ませて頂き

幸せの道に導いてくださるのです。


私達ただゆっくりと流れる川のように
焦らず善き行いを繰り返し続けていく事だけで
良いのです。
これを精進と言います。

何度も言うように

食事を頂けた、歩くことが出来た

ゆっくり寝れることが出来た

それに感謝する事、これが仏道です。


仏道というのは選ばれた人がするものではなく

全ての人が出来るものであり

日常に溢れる日々の中に仏道があるのです。


仏様に生かされていると感じると心が何とも言え
ぬ温かさ穏やかさが心に広がっていきます

これ以上の幸せを感じた事がないと

思うほど私は有り難く感じます。


どうか焦らずゆっくりと悩み高まれる時間にして頂けたらこんな幸いな事はありません。


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