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苦しみは置いておいて人の為に生きる/仏教 写真

善き事をするということは何か心が縛られ

苦しくなるような印象を持つ人がいるかと
思いますが実際はそうではありません。


自分の悪い所を治す努力をすると思うと

とっても辛く時間もかかり

苦しい毎日を過ごす事になりますので

あまり前向きになれません。



ではどうしたら良いのか?ということですが

悪い所はそのままにしてただひたすらに

自分のことを差し置いて人の幸せのために

生きることです。

これだけで充分なのです。


人は人の役に立てたと思うと

とっても嬉しいものです。

そしてもっと相手が幸せになってもらいたい

という温かい心になり

心の底から力が湧き上がってきます。


昨今はそういう善意を迷惑がり拒否するような

人も多くいますがそんな人達が本当の姿ではなく

それは心が歪んでしまって何が正しいか

わからなくなったかわいそうな人達なのです。

そんな人達の言動を真実として見てはなりません。


人の役にたてたり

もしくは幸せになってもらいたいという

この気持ちこそ本当の人間の姿なのです。

これを仏教または妙法蓮華経では

仏性と言います。

仏性とは仏様と同じ心だという意味です。


そんな仏様の住所は何処にあるのか?

仏様の住所は慈悲の心である

そしてどんな時に現れてくださるのかと言えば

人の幸せの為に役に立ちたいと思い
行動している所に仏様は現れてくださる

そうお経には書いてあります。


外側にも根源である仏様はいらっしゃいますが

私達の内側にも仏様の心があるのです。

ですので仏様と私達は親子のような繋がった

関係性であると書いてあります。


一切衆生は悉くこれ吾が子なり

とはっきり申しています。


それが所謂、我の無い状態 即ち無我という

状態なのです。


それには日々の生活が大切になります。


第一に布施をしていくことです

布施は献金のようなイメージがあるかと思いますがお金だけではなく知識や技術を教えること

無論 仏教の教えをお伝えする事も布施であり

これを法施と言います。


人の為に体を使って役に立つことも布施であります、お金も知識もないけども体力や力がある

もしくはマッサージをしたりすることも布施です

これを身施と言います。


こうやってどんな事でも人が幸せにする方法は

いくらでもあります。


ですが相手が望んでいるからと言って

糖尿病の人に甘いものを与えたり
覚醒剤中毒の人に覚醒剤や
お金を渡してしまったらそれは相手を
余計に苦しめてしまいます。
そこは見極めを持って行動していくことが
大切です。


ですので上記に話したようなことをしていけば

人は優しく暖かい心にお互いになっていくのです。


その時にもっともっとさせてもらいたい

あの人にもこの人にもこんな幸せを味わって

もらいたいと思うようになります。

そうするとどんどん世の中に布施をしたいという気持ちが湧き結果として平和になるのです。


人は欲望が毎日湧いてきます、これは生きている以上湧き続けるものなのです。

その欲ばかりを追い求め満たそうと必要以上に

求めるから苦しくなり人と争いを起こし

どんどん心が荒んでいきます。


なのでそんなものをさっさと捨てて

人の幸せの為に生きるのです。

そうすればそんな欲に溺れる事はありません。


あれもこれも食べたいと思えば

人にも食べてもらい買うなり作るなりして 

財政 身施ができます。


写真が好きなら自分の美学だけを追求するだけではなく誰かにプリントをしプレゼントをする

もしくはSNSに投稿する

これも身施です。



専門的な知識がなくて困っている時にSNSなどで

細かく説明する事も布施であり

これは法施になります。



そうやって欲 煩悩というものを人が幸せになる

ために使えることを煩悩即菩提といいます。


この仏教という教えは排除するような

教えではなく煩悩や欲ですら全てを生かし

プラスに変えていく明るく前向きな最上の

教えなのです。


善き事を繰り返す事によってどんどん人の心は

清まり善き行いをせずにいられなくなります。


生きる事は苦しいですよね
悲しいこともあります。
理不尽な事を平気で押し通すような事もありますルールという合法的に奴隷のように支配するような団体もあります、そんな生活をしていれば
誰であっても心は閉ざし暗いものになります。


だからこそ人の役に立つ為に布施をしていく

環境が大切なのです。

本来はそんな社会を作るのが

宗教の使命役割なのです。


心を学び伝える事が第一である宗教団体 組織が

自分達の立場や組織を守るためだけに

宗教を利用してはなりません。

ルール先行 中身を放棄していては

本末転倒であり 愚の極地です。




話は逸れましたが先程話したようにすれば

必ず幸せになります。

人の温かさを素直に受け取れば必ず

心は温かくなり自分もお返ししたいと

必ず思います。

そのループこそ幸せです、平和です。


自分の苦しみや悲しみは置いておいて

人の幸せのために動きませんか?

必ず心は軽くなり幸せになります。

ですので冒頭にお話しした通り

自分の悪い所や苦しみは善業によって
自然と消えていくのです。

それが仏教です、それが妙法蓮華経です。



そんな簡単に言うなと思う人も

いるかも知れません。

ですが難しいからこそ

大変だからこそやるのです。

こんな世の中だからこそ

仏教が力を発揮するのです。


皆さまが本当の人間の姿を取り戻すまで

優しさを取り戻すまで願い祈り行動し

お伝えしていきたいと思います。





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