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【法令集2024】容積率

容積算定上の延べ面積は、敷地面積に容積率を乗じたもの。延べ面積は、容積算定上の延べ面積に緩和面積を足したもの。この2つの等式を使いこなすこと。問われているの次の3つのうちどれ?❶延べ面積❷容積算定上の延べ面積❸容積率

【ヨシム メモ】
容積率の計算問題において一番重要なのは、敷地面積を間違えないことです。道路提供部分の面積が除外されるため、必ず最初に「敷地面積」を計算しましょう。

【ヨシム メモ】
1項一号~八号は、「指定容積率」です。前面道路幅員が12m以上の場合、こちらを使用します。但し、計算が簡単すぎるので、本試験ではほぼ出題されないでしょう。

【ヨシム メモ】
2項一号~三号は、「前面道路幅員に乗じる係数」です。計算を時短できるよう「住居系」と「非住居系」に分けて暗記しましょう。

【ヨシム メモ】
3項及び6項は、「緩和面積」です。容積算定上の緩和面積は大きく5つあります。
❶算入しない限度(自動車車庫等)▶別掲「面積 高さの基本
❷地階の住宅・老人ホーム等(用途に供する部分の1/3)▶3項
❸昇降機の昇降路(全ての用途の)▶6項
❹共用の廊下・階段(共同住宅・老人ホーム等の)▶6項
❺省エネ法の機械室(給湯設備)▶6項

【ヨシム メモ】
7項は、2以上の用途地域があった場合、各々計算して合計しなさい。ということです。

【ヨシム メモ】
9項は、「特定道路の緩和」です。2項の計算をする前に絶対にチェックしなくてはいけません。この緩和によって「前面道路幅員」が変わってしまう可能性があります。❸-1~-3の条件(and条件)を全て暗記して計算速度をあげましょう。

【ヨシム メモ】
135条の18は、法52条9項「特定道路の緩和」による「前面道路幅員に加算する数値」の計算式です。この計算式も暗記しましょう。「前面道路幅員は幅員同士、特定道路までの距離は距離同士でマイナスしてかけ合わせる」と覚えると分かりやすいです。

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