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親のスマホについて把握しておかないとなぁと思った話


母のスマホって…iPhoneいくつ?


ゴールデンウィーク、県外の実家に帰省すると、
「スマホが不便で、料金が高い」
と母が言う。

母が使っていたのはなんとiPhone6だった。
iPhone6の販売は2014年。
新商品だったとしたら9年使ってたのか!
冒頭の写真としたが容量は16GBだ。
随分と少ない容量に思えるが、不足も不具合もなかったようだ。

私もiPhoneを使っているが、2年〜4年で機種変更している。壊れた、いや壊したという理由が多い(笑)。
なので長年使ったスマホがどうなるか、改めて今回知った。


まずアプリが新たに入れられない。入れようとすると、iOSが対応してませんというメッセージが出てくる。
調べると、iPhoneのサポート期間が終了しているということらしい。

iPhoneにサポート期間があると初めて知った。
上記サイトによると発売からおよそ5年らしい。

サポート期間が過ぎても使用はできるが、
①セキュリティが弱まる
②アプリが利用できなくなる
という危険性があるとのこと。

母の場合、新たなアプリが入れられないが、既存のアプリに問題はないようだった。
だがその状態は何ヶ月、何年もだったらしい。
よくわからないけどまぁいいや、と黙ってここまできたようだ。


母のスマホ料金プランは?


母のスマホに不具合がなかったからこその問題もあった。
ずっと携帯ショップに行かないから、料金プランもそのままだったのだ。ネット上から変更できることももちろん知らない。請求されるまま、毎月10,000円以上を払っていた。
『高いなぁ』
と思っても調べることもショップに行くことも億劫で、そのままになっていたようだ。
長年使っているということは、スマホの機種代金はとっくに払い終えている。つまり使用料だけでの金額だ。
調べたら、5ギガ利用できる電話かけ放題プランだった。

そんな母の実際の半年分データ通信量だ↓

2022年11月〜2023年4月

5ギガどころか0.5ギガも使ってない。
電話も最近はほぼLINEなので、かけ放題プランの必要はなさそうだ。


携帯ショップへ


早速携帯ショップへ行った。母がiPhoneを希望したので、新しく使う機種はiPhone SE 第3世代を選んだ。料金プランは現在の母の状況に沿ったものとなり、機種代金を入れても料金は今までの5分の3ほどになった。 

でも、そんな母の帰宅後の感想は、
『今まで払いすぎてもったいなかった!』
でもなく、
『安くなってよかった!』
でもなかった。

ショックをうけていたのだ。
店員さんに、
「70才以上のお客様には、ご家族の同行をお願いしていますので、次回も必ずご家族とご一緒にいらしてください」
と言われたことに。もちろんひとりでは不安だから付添いが欲しいとは思っていたが、お店から正式に要請されることが驚きだそうだ。
「そんな風に言われる歳なんだねぇ」
とガッカリしていた。

でも側から見て、確かに付添いがいないと心許ない印象だった。店員さんの説明にも反応が鈍かったし。
母が歳をとったなぁという認識はあるのだが、漠然と『大丈夫だ』と信頼していた。何なら私よりしっかりしてるくらいかと。
でも今回、その頼りなさを再確認してしまった。
多分母自身も。

今後のかかわり


私には姉がいて、実家の近くに住んでいる。
姉も母のスマホを気にかけていて、一緒に携帯ショップに行くタイミングを測っていたようだ。だが仕事の都合でどうにも時間がとれず、また母自身が
「まだ行かなくても大丈夫だよ」
と言うので、延び延びになってしまったようだ。
今回、機種とプラン変更したことを話すと喜んでくれた。

携帯ショップで最後に言われたことを姉にも伝えた。いわく、

「料金体制の変更など頻繁にありますので、できれば年に1回はお越しください


だそうだ。
世の中の状況でまた料金プランは変わるだろう。また同じようなことにならないために、何の用がなくても年に1回、2年に1回でも一緒に携帯ショップに行った方が無難かと思う。
それも難しいなら、せめて契約内容をネット上で一緒に把握するだけでもした方がよさそうだ。



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