見出し画像

【奴隷】動画編集の現実【過酷】動画編集CAMPアフターサポート

みなさま、こんにちは。
前回は8,000文字を超える動画編集スクールのレビューを投稿させていただきました。今回は動画編集スクール(動画編集CAMP)を卒業して約1ヶ月、動画編集を仕事として実際にやって見えてきたこの副業の「やばさ」「過酷さ」「本当に稼げるか」を書いていこうかと思います。今回も9,300文字以上というボリュームですので大変読み応えがあります。

「動画編集は今後伸びる!」「月10万円のロードマップ!」などはYouTubeやSNSに情報が溢れているので明るい側面は、いくらでも知ることができますので、それらを参考にして下さい。動画市場が伸びている、月10万円売上なんかは現実的な話ですし、達成不可能な行為だと私も思っていません。

このnoteではタイトルには【過酷】【奴隷】とありますので
「地雷臭漂う募集案件のスクショ」
「ディレクターからの理不尽な要求事項のスクショ」
「募集案件の単価と時給換算」
「初期投資以外にかかる経費」
「諸経費を控除後の本質的な時給をシミュレーション」
「本質的には時給1,000円は不可能!?」

などを証拠画像も含めてバンバン公開していきたいと思います。
特に最終章の
「動画編集の闇 チャット公開」では編集スキル以外にも発注者から編集者に求められる意味不明なほど高い要求のスクショを公開していますので、これだけでも価値があると思います。動画編集スクールに課金したり、高額なPCを買った後に実際の案件を受けてから闇を知って辞めたら全部がぱぁになるので気をつけて下さいね。(いや本当に。)
これを見て動画編集は自分には無理そうと思えるならそれは、栄誉ある撤退だと思います。
私が参加している案件チャットは先日20人以上→7人に編集者が減りました。
減ったと言うか、ディレクターから首にされているのです。その時のチャットを最終章で公開しています。23時に送られて、高度な要求に従えないならば首という世界ですので。とにかく編集者を名乗る人は沢山いるので、ディレクターが気に食わなければ簡単に首になりますし、納期遅れも御法度です。外注作業員でしかないので労働基準法なども関係ありません。

更には「月に10万円稼ぎました!」という発信もよく見かけますが、それって動画編集スークルとかPC代とかの初期費用を控除した後の金額ですかね?単純に売上なら経費が発生するので実際の手取りはもっと少ないのでは?といったように本質的にいくら稼げているかを検証している記事や投稿も少ないのも事実です。
都合のいい情報だけでなくこのような側面も検証していきたいと思います。
 
他にも私が利用した動画編集CAMPは2日で15万円支払った後に1万円/月を払うことで各校舎をコワーキングスペースとして利用できます。すごくいいサービスです。
でも、新宿校では毎週30人以上の卒業生を輩出して7割はアフターサポートに加入するのに30台程度しかモニターがないコワーキングスペースが週末でも満席になることはないです。なぜでしょうか?記事を読めば納得すると思います。

例えば求人ではこの様なものを公開します!

求人の例1

こちらの求人ですが、
平日に5時間以上、土日祝に10時間以上はもはや副業ではない。
会社員として働いた上で、動画編集にこんなにリソースを割く覚悟はありますか?
本業でも月に何本納品すればいいのやら・・・
多くの会社員は残業するほうが稼げるし、副業OKの会社なら週に10時間程度コンビニやスーパーでバイトした方が確実に稼げます。パソコンも買わなくていいですし。

こんな案件が多いことは動画編集スクールの運営は教えてくれないですよね。


求人の例2

続いてはこんな案件。
注目点は写真ACという画像素材サイトに課金していること。
なんと、動画の素材は編集者で用意する上に、有料課金するレベルだと結構な枚数を用意しなくてはいけないですねぇ。。。
そして、意外とこのケースの案件は多いです。
動画素材だけ提供されて、例えば野球選手の顔は自分で探して下さいとか。
指定されたBGMやフォントが有料のものであったり。(当然編集者負担)
その上で、著作権や商用利用についても把握して下さいという要求もされます。

ちなみに上記2つの求人は動画編集CAMP卒業生かつコワーキングスペース利用者という条件を満たした人間だけが入れるコミュニティーで運営側は
「クラウドワークスよりも好条件な案件が多い」
というように謳っています。
クラウドワークスはもっと酷いので好条件なのは事実ですが、
好条件と言ってもこの程度の求人がほとんどです。
有料範囲では他5件、コミュニティ限定の案件募集のスクショを載せています。
典型的な募集条件ですが、よく見ると奴隷根性を要求してるのが伝わると思います。各求人のポイントも解説しています。


他にも落とし穴として、クラウドソーシングでは売上からシステム利用料が差し引かれたり、仲介者がいない場合は動画編集者がディレクターや発注者に請求書を作成して送付するなどといった、付随作業も生じてくるので実労働時間に対して割に合わないかもしれないですよね。

冒頭からここまでの範囲で述べたことは、ほとんどのサイトでは公言されていない闇の部分です。
動画編集に人生を賭けたり、夢を持つのは素晴らしいことですが
高額PCを買ったり、スクールやPCに大金を払う前にぜひこの記事を読んで覚悟を決めていただければと思います。動画編集の現実を知ってください。

動画編集スクールの運営の人間は動画編集は奴隷作業なんて宣伝するわけないですし、動画編集者をXで募集している人間は動画編集は過酷ということを公に発信する訳がありません。
動画編集で成功をしている人も当然いますが、みなさんが知りたいのはそういう情報ではなく、
「スクールに大金を払って」
「何十万円もするPCを買って」
「編集ソフトに毎月何千円も払って」
これらの投資をして、本当に元がとれるのか?
ということであると思います。

この、記事に辿り着いた人の中で
「これから動画編集スクールに入ろうと思っている」
「動画編集用のPCを選んでいる最中である」
「動画編集って本当に稼げるの?」
という方は幸運です。
今から私の記事を読んで、引き返すこと可能です。


しかし、とは言っても動画編集で本業よりも稼いでいる人や毎月10万円程度の副業収入を得ている人もリアルで対面で話をしたことがあるので、動画編集そのものがオワコンだとも思っていません。
稼げる人がいるのも、また事実です。
そして、副業とは言え仕事ですので厳しい側面も当然あります。
自分は副業でも、相手は本業としてYouTubeを宣伝や仕事として使用しているわけですからね。相手は本気で厳しく編集者に接してきます。

ネット上では動画編集のポジティブな面や動画編集スクールのステマのような情報が多いので、私が経験した負の側面もしっかりと踏まえた上で動画編集を始めてみてくださいね。

有料となっていますが、今回も9,300文字を越えるボリュームですので価値はあると思います!



実際の案件募集はどんな感じ?

ここから先は

6,503字 / 12画像

¥ 550

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?