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【獣医学部】合格への道のり

この記事では私がどういう経緯で獣医学部に入学したかを書いていきます

私の経験談が参考になれば幸いです^_^

 まず、私が獣医師を目指し始めたのは小学校の3.4年生頃でした。これといったきっかけはないのですが、色々な種類の動物を飼っており、将来は動物関係の仕事に就きたいなあと漠然と思っていました。身近な動物関係の仕事で真っ先に浮かんだのが獣医師だったので、小学校や中学校で将来の夢を書く項目があるたびに獣医と書いていました。

 しかし、漠然と獣医になりたいなーと思っていただけで、本格的に獣医へのなり方を調べるようになったのは高校に入ってからでした。調べてみて思ったことは獣医になるのは簡単じゃないんだ ということです。高校入学当初の私はそんなに頭はよくなく、模試で獣医学部のある大学を書いてみるも当然E判定 これほども難しいんだったら別の選択も考えなければと思っていました。幸いにも理系分野はそれほど苦手ということはなかったので、高校の文理選択では迷わず理系を選択しましたが、理系の中でも物理か生物かどちらにするかで悩みました。本当に獣医学部に行くなら生物選択の方がいいのだろうけど、もし獣医学部に行かないのだとしたら、他には農学系の道しかない
本当はそんなことはないんですけど、当時の私はそう思っていました。最終的には、腹を括り、生物を選択することに決めました。ここから私の猛勉強が始まります。

 私の高校は2年生に進級する時に物理か生物を選択するようになっていたので、獣医学部に行く覚悟を決めてから大学受験本番までは結構時間がありました。結果的には早めに受験校を絞って勉強していたことが獣医学部現役合格に直結したと思います。
ただ、獣医学部合格に向けて勉強するも、元々の頭がそこまで良くなかったので、E判定が続きました。私は初回の共通テストを受験する代で、特に共通テストの判定がなかなか伸びませんでした。2年生の後半には河合塾の記述模試ではC判定が出るようになったのですが、共通テストの模試は相変わらずのE判定でした。

 3年生になり、だんだんと受験本番が近づいてきます。勉強の成果あって記述模試ではA判定が何度か出るようになりました。しかし、共通テスト模試も少しは結果が良くなってきましたが、それでもD判定 そんな状況がしばらく続き、夏休みが明けてもその状況は変わりませんでした。夏休みも特段勉強をサボったわけではありません。流石にもう諦めるしかないのかと思うことも頻繁にありました。それでも、とりあえず、勉強することはやめませんでした。その甲斐あってか11月〜12月頃にある直前の模試では共通テスト模試で初のC判定が出ました(それでもC判定ですが😅)。この時も記述模試はA判定だったのですが、国公立の獣医学部は共通テストの配点が高いので、二次だけできてもまず受かりません。でも、少しだけ上がった判定をみて僅かに自信が湧きました。ただ、ボーダーに届いていたわけではなくこの時もボーダーより5%くらい低かったと思います。

 前にも書きましたが共通テストの配点が高いのでこのまま行ったらまず受からないだろうなと分かっていましたが、とりあえず、目指していた大学に出願 落ちたらまたその時考えればいいと思っていました。多分受からないだろうなと思いつつもついに共通テスト本番を迎えました。感触的には普段よりはよくできました。2日間の試験が終わり、自己採点をしてみるとまさかの奇跡が起きていました。本番で自己ベストを更新し、ボーダーも越えており、リサーチ判定ではA判定に近いB判定が出ました。直前の記述模試ではA判定が出ていたので、このままいけば受かる!という希望が見えました。

 一時はこの結果に浮かれましたが、切り替えて二次試験の勉強を始めました。二次試験対策は過去問を何度も解いたり、問題集の難問をひたすらこなしていました。より詳しい対策法はまた記事にしますね。

 共通テストが終わってから約1ヶ月が経ち、いよいよ二次試験を迎えます。この日で合否が決まると考えるとドキドキしました。1科目目は生物、2科目目が英語でした。1科目目の生物は一つ前の年よりも記述問題が増えており、難化したなと思いつつも、なんとか太刀打ちできました。問題はその次の英語 昨年に比べてもかなり難化していました。というか問題数が多すぎて読みきれなかった。 時間は残り少ないのに大門はまだ何個も残っている状況 急いで解こうとしますが、急ごうと思えば思うほど英文の内容が頭に入ってきません。結局、英文を読んで答えた問題も不確実なまま、しかも、大門2個くらい回答できず、全て適当に答えてテスト時間が終わってしまいました。(選択肢は全て記号だったので回答用紙は全て埋めました) できてなさに絶望しました。もう落ちたと思い、次の日は放心状態でした。後期も出願していたので、また勉強を始めないといけなかったのですが、しばらくの間は一切の勉強を放棄していました。ただ、ずっとそうはしていられないので切り替えてまた後期試験の勉強を始めました。

 後期試験の勉強をしている最中、前期試験の合格発表日を迎えました。どうせ落ちているだろうからと軽く見受け流す程度のつもりで合否発表を見たのですが、ふと私の受験番号が目に留まりました。本当にその番号なのかと何回も見返しました。10回くらい見返したと思います笑 こうして私の受験生活はピタんと終わりました。これまでの勉強が報われた気がして天にも昇る心地でした。

 こうして私の獣医学部生活がスタートしたわけです。高校時代のほとんどを勉強に費やしてしまったため、高校生らしいことはほとんどできませんでした😭、ただ、あの時頑張っていたからこそ、今の生活があるので後悔はしていません。高校で遊べなかった分、大学では結構遊んでいます笑
高校の時、諦めなかったからこそ今があるのだと思います。
もし、成績が伸びず、希望の大学や学部を諦めかけている受験生が私の経験談を読んで、頑張れるきっかけになっていたら嬉しいです☺️

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