「うらやましい、」

定期でSNSを見たくなくなるときがある。今がまさにそれ。友達の充実した日々を見ると、「同じ年代なのにどうしてこうも自分は平凡な毎日なのだろう」と虚しくなる。

「おまえらいい生活してんな」と腹を立てているわけではない。ただただ学校行って、帰って、バイトしてっていう自分の生活が退屈で目を背けたくなってしまうのだ。

Instagramなんて生活のキラキラした部分を切り取っただけ。一分一秒すべてが充実しているわけではない。そう言い聞かせてみても頭はなかなか納得してくれない。

そんなときはSNSデトックス。スマホの電源を切って、引き出しにしまう。すっぴんダル着でキャップをかぶって散歩に行く。スケッチブックに好きな絵を描く。奮発してご褒美料理を作ってみる。作業BGMをかけながら読書をする。

スマホがなくても、SNSを見なくても、生活の楽しみはたくさんある。ここにも、そこにも、あそこにも。

他の人の生活をうらやんでしまうときは自分のやってみたいことに一つチャレンジする。それがわたしの病み期の抜け出し方。

平凡な生活だって案外悪くない。
むしろその平凡さこそがわたしの人生の良さなのだ。