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「あこがれ」

あまり自分の憧れや目標に語ることって下地の色をバラすようで恥ずかしいと思ってましたけど、そんな事言えないくらい忘れたくない日だったのでノートに残しやす 雄大さんと対バンするのは三度目だった。 すべてARARAにて。初回から僕をブッキングをしてくれたかとぺさんには本当に頭が上がらない。 感謝して止まないのには理由がある。 雄大さんはまごうことなく「あこがれ」だからだ。 初めての出会いは2021年の10月だった かとぺさんが出演の依頼してくれた際に送ってくれた雄大さんのロ

    • 泣き言

      とあるオーディションに応募したけどあたりもかすりもしなかった。SNSにて選考されたバンドが公開になって、いざフライヤーになっているのを見るとちょっと来るものがある。 対バンした友達が爆発的に応援されている姿をSNSにて遠巻きに確認する。たったワンタップも躊躇する。正直みじめだ。 SNSで「良い」と下馬評のアルバムをすぐに聴けない。悔しくなって純粋に楽しめない自分を直視するのが怖い。なんとも情けない。 SNSをあくまで「自身をコンテンツ化するためのツール」と割り切れない自分(

      • 作詞入門―阿久式ヒット・ソングの技法(岩波現代文庫)を読んで感じた作詞における「時代を読む力」の重要さ

        阿久悠に触れるきっかけ僕はシンガーソングライターのひよっこちゃんだが 自分の作る歌詞にコンプレックスがある。 おそらく不本意に遠回しになる節がある。 一発で伝わらない。 (歌詞カードで嗜んでくれる人もいてありがたい限りだけど、ライブでもっと伝えたい。) コンプレックスだけど、歌詞を描くという過程は好きだ。 だからこそ、好きなりに頑張ってるんだから、コンプレックスを跳ね除けられるくらいもっと良い成果物を作りたいし、そのためにも勉強しなくては、と思ったので、たった3冊ほど著作

        • 中途半端で何が悪い

          『中途半端で何が悪い』 久しぶりに開いたnoteの、下書きに保存されていたタイトル。 ログインは9ヶ月ぶりらしい。 9ヶ月前の自分が、一体何の溜飲を下げようとしていたのか、気になって下書きを開いてみたら、そんな不穏なタイトルから深海/Mr.Childrenのアルバムレビューを書こうとして途中で筆を止めたみたいだった。どう修めるつもりだったのか、自分でもさっぱり覚えていない。 さて ひとつのバンドのキリがついたので、一旦気持ちでもつらつら書き連ねようかと思う。 自身がフロ

        「あこがれ」

          演劇ユニット41×46 人間の証明 "或る男の歌"を終えて、ミュージシャンの視点から

          館さんからとんでもない提案のLINEが来たのは10月だった。 「函館のシンガーソングライター4人の曲を原案に4本書き下ろしたい」 公演は1月。4ヶ月後に本番を迎えるスケジュール。これから4本書いて、キャスティング、プロモーション、演出、稽古の指揮を取る。 僕は演劇人ではないし、具体的な運びは分からないけど、常人の考える事じゃないのは肌感覚でわかる。 この人の熱量はいったいどこから…。 素直に応援したいと思ったし、力になりたいと思った。自分の曲が脚本になり、演劇になり

          演劇ユニット41×46 人間の証明 "或る男の歌"を終えて、ミュージシャンの視点から