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1-28 #六甲学院 #放射線科不名誉享受 #寺田次郎 #サッカー #関西医科大学

(仮称)新世紀・六甲のサッカー


ということで、六甲学院でサッカーを教えるのはどうかとイエズス会4校対抗で軽く提案され、どうせ保護者と教師が暴れるのでと拒否しました。
2018-2019年関西医大をあっさり変えましたが、大人の事情で上も横も下も文句だらけで、写真も消去されています。
別の事情かもしれませんが。
うまくいってもいかなくても、誰かが不満を持って暴れる。
それは、ある意味で、多くの人にとって素晴らしい社会勉強でしょうが、誰が金と責任を動かすのかは難しいです。

僕自身、神戸や兵庫で良い思い出より悪い思い出が多く、また、僕自身、家庭の事情、同学年の事情、様々なものが重なり、出場時間は中学が準公式戦15分、高校もたしかそんなものです。
最後の試合の一つ前の延長戦の前半か後半。
怪我したエースと交代で途中出場。
OB戦も他に行くところがないからという理由で、毎年来ています。
濡れ衣で放逐された関西医大放射線科に関係がないこともない関西医大サッカー部に顔を出していたのも、要するにサッカー中毒だからです。

また、めんどくさがりで、なかなか踏ん切りも尽きませんが、仕事の待遇やクビになった時の保険を考えればいい加減関東移住の必要があります。
アマチュア指導はそんなにお金も取れないですし、誰かから別の仕事の形であったとしてもお金を貰えば、しがらみがあります。
キャリアの潰れた41歳にとって、22歳や26歳が資格や経験を積むために薄給で働くのとは意味が違います。
一方で、双方が金銭などの負担を抱え込まないために、たまに教える、となれば普段それに従事している人との兼ね合いが難しいです。
そこをどうクリアするかと言えば、エア指導かなと思います。
やるべきことをやれば、県リーグ上位くらいは行けるでしょう。
あるいは、敢えて、順位調整をして、市リーグにとどまりつつ、サッカーのありかたとか進学との兼ね合いを模索するのも悪くありません。

とはいえ、進学校の過重な競争の中で、また、医師や弁護士の性犯罪問題も含めて、サッカーやその他のスポーツを前向きにした方が良いという考えばあります。
そういう意味では面白いでしょう。
六甲学院から実力的にプロ選手になりうる人間は年に何人かいます。
そんなに優秀なんですか?
いや、単に、その程度のやつは世の中に掃いて捨てているという話です。
その中で、運と縁と最大化して、多くの人間にとって安定した職業や生活手段よりサッカーを取るかと言うだけの話。
僕も箸にも棒にもかからなかった人間ですが、そもそも30歳まで真面目に練習して本やビデオで勉強すれば、その辺の18歳や22歳に負けるわけがありません。
たとえば、貴方のお父さんやお母さんが医者だったとして、よほどのことがなければ、守銭奴なり実力派なり宗教家なり、なんらかのタイプの医者としてその辺の灘高の学生より職業人として優秀なのと一緒です。

話長いでしょうか?
脱線多すぎるでしょうか?
ええ、こんなもの読まなくても、普通の中高生は問題ないです。
けど、こういう話の方がすっと頭に入ることもありますし、興味がわいて、心や体、あるいは頭を動かすことが本当の目的です。
どんな職業になるとしても、頭、心、体を鍛える経験は無駄になりません。
それこそが、進学校での大義名分でもあります。
シークレットフットボーラーという本を読めば分かりますが、プロスポーツはしょせんは興業。
政治経済のコマです、カードです。
それだけども、それだけにとどまらない魅力があります。

なにより、八百長は強いものにこそ施してやる権利があります。
強くなければ生きられない、優しくなければ人間じゃないと言いますが、年をとってもなかなかに難しい問題です。

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サッカーの意味と意義。

ということで、0は昨年12月27日の没原稿。

初蹴りで、同級生やヒルケルクラブOBの偉い人から、無茶苦茶な奴やと言われたのはしょうがないし、半分無茶苦茶を演じているけど、そいつの知り合いの難しい問題に、教科書にない解釈や解答まで教えてあげた先輩に、こいつの話聞かんで良いとか高校一年生に言われたのは少し腹にこたえました。
ああ、またか。
六甲学院って、そういう学校だよな。

キレイごとを並べ立てても、本当の意味でのManForOthersとか絵空事。
それでも、ねえ。

それはともかく、その高校1年生にリフティングボールをお年玉と渡しながら言ったように、六甲学院のサッカーは所詮ままごとです。
これは、君達のせいではなく、社会のせいです。
それに、トッププロですら、広告の道具です。
政財界の道具。
それでも、学び、繋がりの道具として、その意味はあることもあります。
なにより、勉強だけの10代と言うのは難しいでしょう。
サッカーと同じく、受験勉強それ自体はあまり価値がありませんが、板挟みの中で上手にやった方が学生さんも保護者さんも先生も三方よしです。

なんとなくの日常の中で体育の一環でサッカーを楽しむ。
体育の時間だけじゃ足りないから、部活がある、さらに個人トレーニングがある。
これで良いと思います。

可能であれば、最後の大会の後も、週一回の練習があったほうがいいですね。
これは、顧問を超えて、学校全体の問題ですが、君達がうすうす気づいているように、学生の半分くらいは、運動を辞めて勉強だけしろっていっても、形だけになります。
大会に出るか否かは、家庭の方針もあるので、高校2年生で引退でもいいように思います。
スポンサーは親です。
それはどうしようもありません。

一方で、最新の知見が明らかにしているように、運動した方が勉強もできます。
また、受験勉強だけでは大学に入った後、どうにもなりません。
社会や大学の応用科目の準備として、部活やスポーツは良い道具です。
2023年1月4日19時37分
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サッカーの意義2

僕自身、サッカーをやっていて、中高の勉強でよかった部分は、ある程度の成績でないとやめさせられること。(最初から運動系の部活禁止で返って成績の悪い兄貴のために、あまりいい成績でも家庭が壊れる苦難の人生でした。けど、そんな既知害みたいな両親にもっと理不尽を喰らわされて自殺まで追い込まれた兄貴はもっと大変だったと思います。才能がない、努力が足りないと、本人に自覚させるためにも、敢えて失敗が予想される部活も許すべきです。)

興味なくても、時間がかぶっていない共通テストや夏期講習の無料のとか言ってた記憶があります。
それらは、勉強としてさほど意味を持ちませんでしたが、他の学校の生徒や予備校の先生に触れる意味がありました。
人は違いに触れて学びを深めるものです。
明らかな違い程、我々は理解して謙虚になります。
と、同時に、普段意識しない違いについてもやがて考えるようになります。

また、サッカーの本でもなければ、少々国語や数学ができても中高生にしては背伸びした本なんか読まないでしょう。
僕の頃は、せいぜい知れた本の数でしたが、大学や大学院において、読書量を支えたのは、サッカーへの興味でした。

今年の正月は遠慮しましたが、どうせ、中学生にどこまでも先取りして数学や英語とか9割以上の学生には無理なので、沢山の難解なサッカーの実用書に触れさせたいと思いました。
好きなことであれば、辞書やグーグル辞書で調べながらの勉強も苦にならないでしょう。
それでも中高生レベルでは、その時点での、早熟のフィジカルにやがて屈すると思いますが、ボランチの立ち位置が10㎝変われば、あるいは身体の角度が30度変われば、展開は変わります。
それが、本当のサッカーというやつです。
それを超えたければ、図や文章を学べる中高生も多いでしょう。

僕みたいな人生失敗した奴がアレですが、ボランチの立ち位置よろしく、上司や同僚へのあの一言、あの態度で人生がバタフライ効果で変わります。
そういうことを頭で、肌で感じて、やって行く。
これが、進学校のためのサッカーだと思います。
本を読ませるために、サッカーをやらせる。
これは、僕の好きな佐藤優にも繋がります。
神学と言う虚学。
サッカーも同じでしょう。
しかし、虚数がMRIで現実を動かすように、虚学であるサッカーは現実を様々に動かす力があります。

そんなにイケイケでない僕が人生をやり直せるなら、メダかわの湘南旭の様な可愛くて頭の良いお嬢さんとの縁ができるバレーやバスケをやるでしょうが、僕の今回の人生がサッカーに支配されたように、どうにもサッカーと断ち切りがたい縁のある奴はサッカーを通じて学ぶ必要があります。
言葉、歴史、物理、心理、サッカーという総合格闘技は様々なことを学ぶことができます。
2023年1月4日20時15分

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進学校における中高生での勝ち方。

堅苦しい話は止めにして、基本の所。
身長やスピードにあかせたプレーはそういう選手を集められる学校に勝てません。
なので、基礎体力の他、個人と組織での守備の基本、ボール回しの基本をきちんと積み上げて行って、守備ブロックを作って受け止めてからのカウンターで引き分け狙いを中心にやって行くのが無難です。
最近消された初代サイトに書いてましたが、2021年東京五輪の日本代表の戦い方と一緒です。

僕は自分がずっと控えだったせいもありますが、ポジション固定とかレギュラーへの過度な優遇は否定的な考え方です。
大差ないですし、他所のチームとの戦いへの慣れも、数回すれば誰でもできるようになっていきます。
それに、進学校の場合、成績の良い奴やノートのキレイな奴にお世話になることも多いでしょう。
出場時間や役割などはどこまでも融通は利きませんが、一人でも多くの選手を試合に出しながら競わせることによって、どうせプロにならない選手たちにいい思い出を作って行ってあげることはできるのではないかと思います。

それから、もう一つ大事なポイントはパススピードとパスの飛距離です。
近場のパス中心でも、ワールドカップのフランスみたいなフィジカルモンスターだらけであればごまかしがききますが、フィジカルの素質や練習時間の制約の多い進学校ではいかに、ハイインテンシティ(高強度)のスイッチの入っていない時間帯のサッカーを考えるかが大事です。
クライフはボールを走らせろ、ボールは疲れない、と言いましたが、人が走るよりキックのボールが速く、ボールよりも頭の中の脳神経の伝達速度の速い。
ただ、それだけの話で、スピードやスタミナの平均値で劣る進学校は、それ以外のファクターを使ってチーム力を互角に手繰り寄せ、数少ないテクニックやフィジカルのモンスターを使ってジャイアントキリングを起こしていく必要があります。
その為にも、一発でそういう味方に届けられる状況を担保にしながらボールを回せるというのは大事です。

守備は原則の徹底以外は、個人にせよユニットにせよ、やりながら覚えていくほうが中高生レベルでは手堅いです。
相手が下手な時、あるいは上手で奪い切りに行くとかわされる力関係の時、どのようにプレーするか?
これは、逆に、味方の攻撃の手段の質が上がれば普段の練習の質が上がります。
だから、心配しないでいいです。

それから、こういう意見をどのように調整して練習に反映するかは君たちの自主性そのものですが、練習のための練習を減らしましょう。
例えば、初蹴りでは、中学生か高校生が止まったボールを止まったポストの選手にあててポストシュートしていました。
あんなの試合中にほぼないですよね?
それは何故かと言えば、相手を背負ったポストプレーは全く別物だからです。
その為の練習メニューとかはいくらでもありますし、必要があれば本の寄贈もしますが、そもそも、そういうものを変えて、競争の質を上げることに何人が賛同するかの問題があります。
率直に言って、そういう当たり前のことをわざと教えないで、サッカーを途中であきらめさせるための指導が関西で幅を利かせているのは現実なので、それをどうするかは僕の問題ではありません。
だから、しょせん、趣味ですよ、という言葉の意味を君たちが考える意味があります。
一方で、例え、趣味であっても、納得のいく結果やワンプレー、ツープレーでも強豪校を脅かした記憶や記録映像は君たちの宝物になりうると思います。
これは、2018年―2019年関西医大を優勝させたときのコンセプトです。
六甲学院高等学校であれば、別に、せいぜい、県大会1つ2つ勝ち上がれば、それでいいと思います。
中学生ならあるいは勝てるかもしれませんが、それも、どこまで勝利至上主義が良いかは分かりません。

練習の難易度をあげるとミスが増えて萎える?
しかし、練習の難易度を上げていかないと、試合で使えないですし、試合で使える選手は増えません。
ワールドカップや五輪の交代選手増員の流れは下部カテゴリーにも来るでしょうし、ましてや進学校ではテストや留学などさまざまな経験の優先順位も大きいですから、そういう時に頼れる仲間のグループの質を上げることが大事だと思います。
そして、これは、僕らの世代の頃の教育の負の遺産をどうするかもありますが、ミスの認識を上手に変えていくことで、レベルアップの速度は上がります。
この辺のニュアンスは難しいので、それは現場に委ねますが、僕が教えたらうまくなるというのは、それだけの話です。
いくつかの難しく見えるテクニックは大したものじゃないです。
カンの良い子ならメッシのドリブルのコピーくらい1カ月でやれるようになります。
バックスピンとノースピンを操るだけです。
筑波の三苫薫が出る前に、筑波大学医学部の子に聞かれて多少教えましたが、いくつかのトレーニング方法であっさりマネできます。
もっとも、筋肉の質とかなんとかはマネできないので、そういう部分も織り込んで自分のものにする必要があります。

オシム監督は何故偉大だったかと言えば、幼稚園から大学院まで学ぶべき内容をよく理解していて、高校生レベルから大学生レベルのフィジカルやテクニックの秀才をそれぞれのレベルに合わせて指導しながら誘導したからです。
数学2Bのベクトルの合成みたいなものです。
僕も大学生くらいならだいたいの頭の中が分かりますので処理できますが、中高生の場合サッカー内外の学びや体力が未熟ですから、その部分に関しては未知数です。
一方で、そもそも、大雑把な練習しかなかったので、最初から高度な練習を出来る奴に教えて、そいつらを見よう見まねで回りが追いついていくモデルの方が楽かなとも思います。

中高生は能力もモチベーションも様々なので、実際、無理に変えないでこれまで通りでもいいとは思います。
ただ一つ言えるのは、何人かのお山の大将にありがちな、自分の足元に預けるところからサッカーを始める意識の選手ばかりではチーム全体のレベルは上がらないし、また、本当に強豪校に勝ちたいなら、一番うまい選手から3人がジョーカーに回るとかの方が現実的です。
そういったことは、チームの事情によって変わりますので、チームで決めたらいい話です。
殆どの選手は高校でサッカーを辞めますし、いまは中学でやめてしまう子も多いでしょう。
そういう事であれば、大学生にもなってサッカーを続けていることはやり方も変わるとは思います。
一方で、サッカーはサッカーであるというのも真実で、やるべきことをやって勝利を手繰り寄せる。
まあまあの思い出を作る。
それだけの話です。
2023年1月5日17時10分

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負け方。

3書いて、気づいたけど、じゃあ、同じことを教えたら、同じ素材でも勝率はどうなるでしょうか?
高校サッカーの新聞記事でも、我々に足りないものが分かった、とかマスコミ向けのコメントを有名監督が口にします。
そういう文章を見ながら、何を考えるか?

ある意味で、進学校とエリートアスリート校は似ています。
素質とモチベーションと生活習慣の出来た子供を集めれば、指導内容が間違っても勝てることが多い。

関西医大で20年くらいみていて、2011-2017年はかなり距離置いてOB戦だけでしたが、負け方に関しては関西医大サッカー部は凄いんですね。
理由はサッカーをなめている奴が多かったから。
彼らの立場からすれば、草サッカーにも等しい医学部をなめていて当たり前ですよね。
しかもOBがまた間違った練習を推奨する。
自分達がいつまでもいばり散らしたいから。

これは、日本のプロサッカーも半分一緒ですが、本人にやらせてうまい、強い、というのは、他人をうまくさせるのにあまり関係がないです。
特に運動神経の良い選手は深く考えなくてもできるようになっていっているもので、そうでない選手を引き上げる力がないことが多いです。
逆に言えば、それを素直に認めて構造的に処理してしまえば運用効率は上がります。

これをすれば絶対に勝てるという方策はないですが、これをすれば絶対に負けるという方策はあります。
そういうことを楽しみながら一個一個学んでいく。
そしたら、勝率はそれなりになる。

あとは、結局、個々人や集団の雰囲気やモチベーションなんてわからないものです。
関西医大の2018年秋は十数人のこれで引退と言う流れの学生さんが多くて、ずっとボロカスなのを本音では嫌がっていたので変わりました。
それはたまたまタイミングが噛み合っただけで、当初は3年計画でした。
それに、年に4回の大会で1回ベスト4でいいよと言う感じで指導してましたが、単純に他の大学のやり方が甘かったから2回優勝になりました。
一方で、それで学生さんの一部が勘違いして崩壊しました。
まあ、しょせん、私立医大なんで、親が甘い教育するんでしょうね。
おっとりした良い子もいますが、この辺は人間社会の難しいところです。

そういう感じで、そういう部分のかじ取りも含めて、個人の人生経験だと思います。
何も、キャプテンだの役職につかなくても、節度ある態度や発言をやることも学びですし、普段言わない冗談を飛ばすのもまた学びです。
ということで、負け方は勝ち方の裏表です。
2023年1月5日17時47分

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グラウンド。

なんか、あっさり上位を取ってしまったようだ。
Jクラブのハッシュタグなので、彼らの参考にはさほどならないとは思うが、Jユースでも身体能力のない選手や出遅れた選手には参考になるかもしれない。

さて、グラウンドの問題は結構大きい。
ないよりはましだが、サイズや質感。
今どきの子供は土のグラウンドでのサッカーも減ってきただろうが、実に重要。

簡単に言って、土、人工芝、天然芝に大別されるが、当たり前だけど、土でも、人工芝でも、天然芝でも様々な土壌や芝の質感がある。
むしろ、芝のあるなし、芝の長短と土壌の質が大事なのではないかと思う。

六甲学院のグラウンドは、元は忘れたが、今は短い人工芝だと言える。
率直に言って、スパイクよりはトレーニングシューズが望ましい。
それが短い芝と相性がいいから。
仮にスパイクを使うのであれば、インソールは滑り止めのついたクッションの強いものが望ましい。
論拠を書いても長くなるので結論だけ。

インソールに滑り止めでなくても、靴下についていても良いし、他にもバリエーションはあるが、複雑な内容を中高生や保護者が短時間で理解できるとは思えないので敢えてこのような書き方とした。
2023年1月6日14時16分
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スパイク、疲労骨折。

スパイクのアウトソール(靴底にスタッド)は土と人工芝向けのHG、人工芝向けのAG、天然芝向けのFGや金属スタッドあるいは金属スタッドMIXに大別される。
趣味人とかでもなければ、多くの高校生はHG止まりで良いと思う。
理由は、お金の問題もあるけど、様々なスパイクの皮革やアウトソールに慣れるのが難しいから。

仮に天然芝用のスパイクを購入するとしても、土や人工芝用のは持って来ておいた方がいい。
慣れないスパイクで靴擦れなどが発生して大事な大会を棒に振ったらバカバカしい。
大会までに4-5回試し履きしてから試合に臨むほうがいいだろう。
試合用と練習用に分けるのか、順次新しいモノを買っては練習用に落とすのか、それは好き好きで良い。

ちなみに、試し履きをせずにデザインを見てなんとなく買う若者も多いだろうが、ジョーンズ骨折その他、疲労骨折の温床。
純粋な練習時間の多寡の他に、特定のフォームによる一部の筋肉や関節へのダメージの蓄積は良くない。
オスグッド、シンスプリント、グローインペインなどにも間接的に繋がってくる。
スポーツをする前から怪我の名前を覚える人間も少ないだろうが、逆に、大雑把にメカニズムや病名を知っておくのは大事。
理由は入試の面接や小論文に使える可能性があるから。

話はそれたが、基本的に、横は足幅に合わせて、前は一横指くらい余らせて走りやすい靴が良いと思う。
踏ん張れば足幅は広がるし、それは縦方向が主だから。
昔は天然皮革が凄く伸びたが、今はそうでもないし、もっと伸びない人工皮革も主流になっている。
繊維を編んだやつは僕が経験ないのでわからない。
蹴りやすさのためにきつい靴を伸ばしながら履くよりは、そちらが望ましい。

そのほか、インソールの選び方などきりがないが、敢えて今回はここまでにしておく。
2023年1月6日14時37分
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宿題の処理。

昔に比べてカリキュラムやツールは若干変わったのかもしれないが、テストに望む12-20歳の質や生活は変わらないと思う。
僕は中学時代が200人中おおむね50位、高校時代が高2まではおおむね30位くらいだった。
理由は、上にいた兄貴の成績不振で、凄く暴言やなんかが飛び交う家だったので、単に中高生にありがちなサボり心を超えて、頑張れない時があったから。
ただ、全国模試の順位は学校の定期テストより良かった。
言い換えれば、定期テストの勉強の量は本当にやってくる奴よりも少なかったのだろう。
入試の順位は知らないが、当時は団塊ジュニアの最後の方で子供も多かったし、一般私立の特進コースもまだ少なかったので、まあ、そんなものか。
あとは、キレイにノートを取る癖で遅筆で、ペーパーテストに向かなかった。

たぶん、学力としては現役か一浪で東大か京大の一般コース並。
家庭教師が中3からつけられていたが、多少先取りする程度で、高3では受けもしない旧帝の数学をえんえん解かされるなむしろ受験そのものでいえばマイナス要因だった。
高2の途中で、東大京大コースから、無理やり阪大神大コースに振られた。
このカラクリは、東大と京大が二次試験が特殊なことによる。
もっと言えば、東大京大コースに加え、現役や一浪で大阪大学や神戸大学の一般学部に行く学力と意思の学生のコース、その学力の基礎体力がない補修コースに分かれていただけ。
今は知らないが、その程度の学力でも大半は科目を絞り込んで集中すれば、関関同立などの関西での難関私大程度は受かるエンジンをほとんどの学生は持っている。

それはともかく、高校2年生までで言えば、宿題の予習復習でおそらく十分。
人間の体は様々なサイクルがあるので、よほどの能力と根性がなければ、過重な学習量はかえってマイナスに働く。
団塊の世代の四当五落というのは、単に非効率な学習に国の勉強させるご家庭と教師が酔っぱらっていた時代のものである。
そうじゃない奴もいたかもしれないが、東大や京大に行った連中も大半はちゃんと宿題と問題集をやって来ていただけ。
というか、塾は、進捗の遅い科目とか教師との相性が悪い科目とか特定分野の優れた予備校講師を使うだけの話だと思う。
それに、僕らの頃に増して、予備校講師の講義録の書籍やビデオは増えていると思う。

改めて、成績が悪かった子はだいたい宿題をやってなかった子が多い。
宿題も勉強のできる子や問題集の答えを書き写して覚えていくだけでいい。
それをテスト前に復習するだけ。
理由は、それ以上の事が思いついてできる奴もいるけど、できない奴が無理する必要もない。

サッカーやっている暇があったら勉強しろとか、サッカーした分、他の遊びは要らないとかいう家庭も他にもあるかもしれないが、受験勉強が結局特定の資格群や企業群と結びついて、安定や高額の給与を得る手段なので、よほど勉強や宿題をやってこないケースを除いてはアプローチ次第だと思う。

実際、旧帝や医学部に進学して、人生がうまくいっているケースばかりではない。
まして、今後は、給与所得より、親世代から引き継ぐ資産の重みの方が大きいので、いわゆる受験勉強に加熱しすぎてもソロバンが合わない。
だから、六甲学院程度の素材なら、絶対値としてある程度の学力をもって、地方国立や難関私大に行けばそれでいいという割り切りが大事だと思う。
それに、余力を残しておかないと、大学に入ってからしんどくなる。

関西医科大学では、昔、卒業できない学生とか国家試験に受からない学生は5-10%だったが、今はそうではなくて、教育ビジネスや教授陣の留年ビジネスのカモになっている。
医療に詳しい大学中退なんか何の意味もない。
その時基本になるのは実力よりも、予習復習の生活習慣があるかどうか。
法曹はわからないが、本音の部分で、一般の医療で求められるのは最低限の学力の先は体力と礼儀なので、学力はある意味で適当でいい。
医療訴訟のニュースを見ればそれが学力以前の問題だと分かると思う。

それはともかく、家庭によって子供に求めることは変わるとは思うし、子供も要求がエスカレートする親との綱引きは難しいと思うが、心が壊れない程度の無理にしないと、先日の滋賀医大レイプ事件や同志社大学ラグビー部、千葉大学医学部ラグビー部みたいに訳の分からないことになる。
これを数年前、先生方にくぎを刺しておいたのが当たってしまった。
青春で独り暮らしとかなんとかでバカをやるのはいいけど、歯止めが効くか聞かないかは、中高生の時に遊びやニュース、読書などの時間を取っていたかの要因もあるだろう。
受験マシーン、偏差値モンスターにならざるを得ない中で、もともとそのような性格ではない子供たちをどう扱うか?
もともと、普通のご家庭を思えば、難関私立や阪大を含む地方国立で十分なので、それ以上は上手に作ってやる必要がある。

逆に言えば、国立にしても私立にしても、部活を真面目にやって、成績がまずまずなら、入試の下駄は履かされると思っていい。
理由は簡単で、上層部なんか本音では自己保身の塊だから。
自分達の親族やケツもち企業のコネの他はある程度成績良くて問題が起こらない学生を集めたい。
その証拠が、関西医大の入試要項で6年学費が2000万円にいきなり半減したこと。
今後も企業やなんとかの寄付金の枠が裏ではあるだろうが、大きな問題を起こさず卒業してくれる学生さんを中心に集めないともう誤魔化しが効かないのだと思う。
逆に、それが分かっていれば、宿題を書き写す予習をしてきて、テスト前に暗唱して来る程度の勉強でいいと分かる。
それでも、六甲の授業や宿題の量であれば、慣れるまでは大変で、サッカーの本でもいいから、言葉の名前や意味を沢山知っておけば有利になる。
アメフトとかマイナー競技でベンチで実績を貰ってもいいけど、そこまで割り切れるかどうかは子供や家庭によって考え方も変わると思う。

僕がアメフトやラグビーに転部しなかったのはなんとなくで、バレーボール部に行かなかったのは成績悪いグループに引きずられるのが怖かったから。
サッカー部に馴染めていたわけではないが、他にも続ける部員はいたし、流れの中で続けた。
もっとも、部活を辞めるも転部するも、それは個人の意思。
改めて、進学校の部活はなかなかさじ加減が難しいが、受験のカラクリとその子供や家庭の資質なりの落としどころは大事なのではないかと思う。
僕の受験した1999年はセンター試験が荒れて、国語と数2が崩壊したのを覚えている。
これなら、センター試験だけ特化した奴が国公立に有利だったが、あとから思えば、特殊な形の裏口入試が施行されたのだろう。
それで学習してか、翌年センターに特化して地方国立医学部に受かった奴がいた。

関西医大は補欠18位だったので、面接で現役の下駄がなくても入学できる程度の成績ではあったと思う。
生物は進化と系統を真面目にやってなかったので、たぶん半分くらい。
その年の物理は難問だったので差がつかなかったのだと思う。
英語も過去問をやってなかったので、文章量が多すぎて、無理やり選択肢を前後の文脈から選んだ。
数学と科学はたぶん満点近くだった。

高2の冬から部活の予定も考えずに無理やり予備校を決められ、最後の大会の試合直前では練習に行かせない日もあったなど、受験の息抜きの意味も崩壊するような家庭環境で、皮肉なことに、高校2年生までの積み上げだけで、入試が終わった。
素質と努力の掛け算から言えば、敗北を逃れた程度だと思う。

余談だが、僕よりひどくて、無理やり高校2年の冬に部活を辞めさせられた同級生は、地方国立に入るのに二浪した挙句、いわゆる普通の就職をしなかった。
当時は2浪も普通だったし、別に、そんなに恥ずかしいことでもないが、子供の心をへし折っての結果は特にうまくいかなかった時が悲惨である。
サッカーも親の気晴らしになっているケースが散見されるが、受験も親のエンタメにするとこのように崩壊するという話である。
最終的に、世の中に出て、就職なり商売なりでご飯が食べていければいいのに、その事が見えなくなれば、終わる。
もちろん、中高生がどこまでも遊んでいいわけでもないし、進学校ではその傾向が強いとはいえ、さじ加減。
2023年1月6日15時57分
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オリジナリティ。

サッカーも受験もアイデア、とは言うものの。
大抵のアイデアは既存のもの。
数種類のアイデアと言うかやり方の中から自分に合うものを考えながら模索していく。
あるいは、正しいやり方を探すよりも、努力を始めた方がはやい。
その事が難しい。

また、勝ちに行くのか、負けない戦いや引き分けに行くのか、そのへんも発想になってくる。
今の学生さんやカリキュラムはわからないが、良くも悪くも、もう受験で勝ってもトータルで良いことばかりではない時代。
特定の職種や職業のために、学閥や特定学部に行くか否かが争点。
そういう視点はおそらく僕の年代=アラフォーのご両親にはないケースもあると思う。
理由は、自分の専門の仕事と勉強をしていたら、そんなことを見たり、考えたり、学ぶ時間がないから。

それで、病院ランキングとかなんとか半分企業広告の記事をつかまされる。
それでも、何もないよりはまし。
そういう達観した戦略は大事だと思う。

そういう意味でも、サッカーは人生を学ぶことと言うどっかの記事はある意味で正しい。
岡野雅行と言うサッカー選手がいた。
彼が引き上げられたのは、有名な家系で、有名な町工場の天才と同姓同名だったから。
そして、足が異常に速かったから。
六甲学院でも今でも学年に数人は
何故お前が灘高じゃないのか?
という天才や奇人はいるだろう。
秀才を集める学校と言うのはそういうもので、自分は所詮凡人にすぎないと分かるための役割もある。

僕自身はオリジナル極まりない人生だが推奨できない。
やってもない罪を悪徳弁護士とヤクザ教授に乱立されるまさに白い巨塔を超えた、赤い巨塔、黒い巨塔の被害者だから。
時間は僕が被害者だと明らかに示してくれる。
同じ程度の問題やもっと程度の低い医療界の問題が吹き荒れている。
けど、僕自身の時間や健康に名誉は戻ってこない。
しいて言うなら、まだ生きていてよかったね、程度のものである。
タフな天才ならこれでもアグレッシブだろうが、僕は現実的なので、長くても数年という気持ちで、生きている。

単純に興味もない学校の成績の延長の内科では旧帝と勝負できないし、外科医になるには体力と社畜適性がないので諦めた。
画像診断と先進医学の勉強に時間を割いたら、それは醸造部の爺さんばあさんが気に入らないから認めない。
目障りだから、性犯罪者と殺人手術の報道内通者の汚名を着てやめてください。
これが、医療社会のリアル。
39期の神戸大学放射線科教授もそのパワハラに乗っかって、人手不足の血管内治療学会に参加してやろうとしたら、直前に所属病院がない会員は参加させられないと、前時代的なパワハラ丸出し。

だから、そんなものと割り切って、程々勉強して、医者になれても世襲でないなら関東に出た方が良いと学生さんに言うわけ。
関西に残っているのは世襲の枠と人柱が大半。
だから、新型コロナで真っ先に医療崩壊したし、コロナもコロナワクチンも僕の言ったとおりの副反応が出ているでしょう?

一方で、大企業の一部の部署以外はオリジナリティとか革新的ななにかを嫌うので、そんな社会と揉めることなく、社畜になったほうがいい。
そもそも受験勉強というのは社畜の適性試験に過ぎない。
それを、子供を躍らすために、ちょっと盛りすぎた表現をするから、おかしくなる。
そのへんは、医療もサッカーというかスポーツ芸能の世界も似ている。

だから、まあ、つまんないイモバン人生の中で、小さなオリジナリティを発揮するのが多くの凡庸な学業秀才には正しいと思う。
もちろん、そうでない人もいるけど、ある意味で、今でも比較的古風な六甲学院で、自分の社畜適性と付き合うのが重要だと思う。

サッカーでいえば、裏への飛び出しの得意なFWも中盤やバックラインがそのパスを蹴る能力や状況作りの能力がないなら飛び出し以外の選択肢を選ぶ方が正しいのはわかるでしょう?
そういう判断の練習とも言える。
オリジナリティや自分の個性を出すのか出さないのか?

逆に、その程度の、結論の差で、と割り切れる親御さんなら、高校くらい最後までサッカーをしたらいい。
そもそも、高校3年までのカリキュラムを高校2年生までに終わらせないと不利な状況の試験体制の方がおかしいし、どうせそれで飯を食うわけじゃない。
浪人したらしたで良いことも悪いこともある。
というのも、家庭の資産状況などによるので、面白くもない進学校ライフのなかで、個人も家族や教師も綱の引き合い。

いま、人気とかいう医学部の僻地枠も、保護者が僻地に行くわけではないので、甘くみられている気がする。
遠隔診療とか、診療体制の中での無駄のない育成とかちゃんとやることになっているが、現実問題この20年くらい何も動いていない。
最も先進的な放射線科でさえ、脳みそ筋肉以下の生き物が沢山いる。
そんなこと子供に教えるなとか言われそうだが、僕は後輩をいたぶる趣味ないからね。

けど、無理やり前向きに持って行くなら、読み書きの能力によって、知識や財産を蓄えられるか否かが決まる。
だから、遊びとつまらない勉強や仕事の並列は避けられない宿命で、楽しみ方だと思う。
楽しくないけど。
2023年1月6日16時44分

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数学とオリジナリティとサッカー

あんまり、暗い話ばかりもアレなので。
数学はひらめきと言われる。
サッカーはひらめきと言われる。
これは間違いではない。
しかし、極めて限られた人間や状況のみに当てはまる。

ビデオや書籍が積み重ねられていく今日において、暗記と体得はサッカーと数学あるいはその他との共通項。
守備の優先順位は知っているだろうか?
まずインターセプト、無理なら前を向かせない、前を向かれたら遅らせる、プレーの選択肢を減らさせる。
この原則を適応するのが守備の基本。
しかし、少なからず、この原則通りではないというか、原則通りに見えない瞬間が多発する。
1対1だけがサッカーではないので。
だから、理解する側の能力や姿勢も問われる。
姿勢と言うのは、能力が足りないことを理解して、理解できるように能力を高めることを指す。
その先に、実行フェーズでの守備成功確率の上昇がある。

サブタイトルに数学と付けたのは、数学が一番分かりよいからだ。
数学には場合分けという概念がある。
そして、定理や公理を組み合わせながら回答を導く。
そして、いくつもの別解や解法ルートがある。

但し、サッカーの場合、フィジカルの要素が大きい。
間違った選択肢でもカバーされるケースもある。
特に中高生はその差が激しいし、無理にフィジカルの差を埋める筋トレをするとかえって体を壊してしまう。
一方で、それがトップリーグで使い物になる選手とそうでない選手の差であり、上に上がって行く選手とすぐに消える選手の違い。
興業だから、中学生同士や高校生同士のままごとでも結果が出れば一旦は引き上げられるけど、その年代に応じた実力がみについていかなければ処分される。

実力や結果がついていくにはムラとか巡り合わせがある。
ある意味で、結果が出るとかえって不幸になることもある。
出る杭は打たれる、出過ぎた杭は引っこ抜かれる。
これが日本社会。
そんな中で、上手に生きていかないとね。
しょせんは趣味だけど、きちんと予習復習すれば、思考回路は半分共通なので試験の成績もよくなるであろうという話。
骨や筋肉の名前も憶えれば入試で有利かどうかまでは知らない。
2023年1月6日17時14分

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10
隙間時間。

実際、受験勉強以外にもやるべきことは多い中高生。
どれだけ効率的に時間を使うか?
一日24時間で、最低でも6時間は寝ないといけないのは基本。
出来たら、7-8時間は寝た方がいい。
すると、ボーっとする時間も必要だけど、そうでない時間にどれだけ作業や学びを詰め込むかの技術になる。
例えば、ベンゲルは居残り練習をさせないので有名だったらしいけど、日本は長時間練習が有名な組織も多い。
このギャップを考えて運用してやる必要がある。

練習時間も同じで、思い返せば、紅白戦の試合に出ていない選手たちの見ている時間とかは無駄。
身体を動かせる時間はその時間にあてて、見るんだったら、もっと高いレベルの動画を目にした方が手っ取り早い。
一方で、グラウンドやボールの都合はあるので、そういうもののスケジュールを調整しながら練習メニューを見直す必要はあると思う。
アスファルトの第一グラウンドや庭園、その他の施設でもできることはあるし、その辺の運用こそ各学年のカラーになるが、通常練習日以外の自主練とか筋トレとか学校が許容する範囲内でどういう風に詰め込んでいくか?

こうやって考えると、ポストシュートの時とかも、待っている時間に何をするか、何をしているか、非常に大事になる。
僕だったら、待ち時間が発生しないように、人数調整して、他の選手に別メニューをやらせるが、他にもいくらでもやり方は考えられる。
1回の練習時間が90分か120分かわからないが、その時間できっちりヘロヘロになるようにメニューを組んで行けば、それに前後左右のバランスを整える程度の筋トレをやれば、それ相応の選手にはなって行く。

このことで夜の勉強時間が減るとか言う人もいるが、いま、ますますホワイトカラーにも体力は求められているので、その事の理解を学校や家庭と共有できれば、多くの家庭や教師とは問題も発生しないと思う。
そのへんは、個々人の状況に合わせられるメニューを考える必要もあるが、いずれにせよ、宿題やテスト前の諸々を乗り越えつつ、関節を壊さないように注意しながら頭と体を鍛え上げていくのに変わらない。
2023年1月7日 16時20分

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11
戦術理解、ポジションごとのタスクの学び方。

進学校のサッカーにそんなもの要るのか?
こんなことを言われそうだけど、進学校だからこそ、逆に必要。
ポジションごとのタスクと言うものは流動的だが、前後左右のポジションのタスクを知っていれば、だいたいどんな相手にも適切なポジショニングやタスクが取れる。
逆に言えば、日本のサッカーは個々のフィジカルと突破力に依存しすぎて、頭の弱い選手が多い。

六甲学院の場合、基本的にある程度勝つと相手が格上になってくるので、相手の攻撃を受け止めながら、反撃のタスクの起点をどこに置くかのマッチアップがキモになる。
手札が足りなければもっとも原始的になるので、ひたすら相手のサイドの裏にボールを蹴りこむことになる。
しかし、相手も引いてきた場合に奪われない程度にボールを回しながら起点を作ることになる。
この時に、攻守において、それ以外の選手の共通理解や共通技術が大事になる。
昔言われたポリバレンスというやつ。

結構上位カテゴリーでも、そのポジションやったことありません、という問題はよく発生するが、そういう状況にならないように基礎の理解を上げておく必要はある。
これは、社会に出たときに、自分が得意な仕事で稼げるとは限らず、得意な仕事をやらせてもらえるとは限らないという意味で学びになる。
上手ではなくても下手でなければいいという感覚で、他のポジションを学び、トライしていく。

実際、サッカーの練習の半分以上はポジションがどうとかではない。
せいぜいGKだけがフィールドの練習に混じる暇がないだけである。
そんな当たり前のことに気付かないくらい、いまはセクション化されている。
確かに、各ポジションごとの景色は違うが、最低限のボールタッチとオフザボールの基本ができていれば、どこに行ってもそれなりの選手ではいられる。
単に気分の問題ともいえるので、やりたくない奴はやらないで良い。

しかし、導入が難しい部分があって、六甲学院の入学試験の1位から最下位以上に理解も実行もレベルが分かれていることをどうやって学ばせていくか?
また、スタメンやサブの枠の奪い合いに大きな影響がある。
これは、人数が多いと逆に難しい部分でもある。
けれども、せいぜい10冊も読めばプロの新人よりわかるし、3冊くらいでもそのへんの中高生よりはわかるようになるので、それでいいとは思う。

夏休み、春休みの頭の方に読めば、テストへの悪影響も少ないと思う。
それに、それも、物理数学や心理学、国語などの勉強である。
2023年1月7日 16時55分

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12
関心と学び 女子サッカー

https://www.youtube.com/watch?v=bvvDYWdJjuU

https://www.youtube.com/watch?v=tML3ZO6RfLY

今日は高校女子サッカー決勝。
観に行こうと思ったが気が乗らず、テレビで見ようと思ったら、喫茶店でやってなかった。
ネットに転がっている準決勝のダイジェスト。
見るだけ時間の無駄?
恐らく、その辺の進学校の男子高校生より才能のない女の子たちが3年なり6年なりの集大成を競う。
男女差別の真逆で、低いフィジカルとテクニックと戦術の競争の先なのに、プロのスタジアムで、サッカーができる。

意地の悪い言い方をすればそうなるが、現実にそんなもんで、メインの観客は現役の部員、学生、その保護者くらいだろう。
だから、応援担当に、サッカーをよく知らない芸能人が起用されている。
それは、サッカーをよく知っていたら心から褒められないプレーでも、一生懸命に感動できるから。

姫路の日ノ本学園のコーチは和多田充寿。
御影工業から筑波大学経由でヴィッセル神戸。
人は人や組織を介して繋がる。
そういう部分を追っていくと、学んでいくことに繋がる。
ちなみに、25年ほど前は、御影工業と六甲学院がリーグで当たる時代だった。
僕は出てなかったが僕の前後の学年は進学校にしてはまあまあ強かった。
リーグ1部残留が至上命題。

ダイジェストを見るとタッチミスの大きなのをフィジカルでごまかしているシーンが多数見つかる。
だから、中高の実績など、同じような化け物を集めた大学やプロでは、あるいはもっとお金や待遇のかかった海外のトッププロでは通用しないことも多い。
けど、ほとんどの選手は、せいぜい高校でサッカーを辞めてしまう。
骨端線も閉じてはないだろうに。
そういう選手たちが気持ちよくサッカーをやってやめてくれる社会の同調圧力。

試合の緊張かもしれないけど、失点直前に足を滑らしている選手がいるだろう?
天然芝で試合ができるのはいいことだが、天然芝で年中練習できるチームでもなければ、逆にやりづらい部分もある。
答えのない問題だけど、こういうこともよく観察していれば見えてくるとは思う。
じゃあ、道具とか、トレーニングとか、知識とか、どういうものをすればよかったのだろうか?

そういうものをパックにして教材や教育合宿にすればお金になる。
但し、頭、身体、心の発達段階により適切な教材やアプローチが変わるのが現実。
そういうのって、たぶん、難しい。
本職がコーチであることが良い部分も悪い部分もある。

ビデオでは、各チームの監督がありがとうと口にして、戦術とか何とかは本当にあんまり関係なくて精神論を口にしている。
それは良いことなのか?
彼ら彼女らの本音なのだろうか?
今のトレンドなのだろうか?

一方で、チームや構成する個々のメンタリティとか理解度がそうなら、ましてや、最初からよそに見せることが前提のビデオなら、そういう風になるよね?
それに、六甲学院は入試の時点での3-4科目が一定の幅の12-18歳がほとんどであって、それが当たり前。
けど、そうでない集団の目標や指導の仕方は違うと思う。
彼女らには、もっと優しい言葉が大事なのだと思う。

もちろん、時間もエネルギーも有限だし、興味ない、関係ない、と切り飛ばすことも問題ないと思う。
一方で、質は量から生まれる。
違いを理解するには、違いが際立ったものを比較すると分かることもある。
余りにも違うと分からなくなることもあるけど。

当たり前だけど、我々もそうだが、彼女たちはロナウジーニョでもメッシでもリバウドでもない。
だからこそ、そういうレベルを目指して追いつけない若者の相似と相違を見ると自分たちの課題が見えることもある。
それから、普段気にしないモノの繋がりも分かる。

ワールドカップ決勝。
あとから出た物語やニュースを見れば、八百長臭い。
それくらい、戦術よりフィジカルで修正をかけたデシャンの判断は正しかった。
メッシの切れ味を活かすためにチーム全員が奉仕したアルゼンチン。
それでも、バルサが最強だったころに攻守が連携するほどの輝きはメッシにはない。
だからこそ、ボールの逃がし場所を左サイドのディマリアにつくった前半はアルゼンチンが強かった。
ボールを失わないという消極的な攻撃は最高の守備だった。
ディマリアが下がって、選手交代でフィジカル勝負を強めたフランスが勝ちそうだったが、ちょっとキナ臭い展開もあり、アルゼンチンが勝った。
シークレットフットボーラーと言う本を読むと分かる。

過去の大きな大会が政治でキナ臭い国が優勝してばかりなように、インフレやデフォルトに苦しむ、下層白人の多い国、アルゼンチン。
こういうのなんて、中高生は、サッカーでもないと興味を持たないだろう。
先住民族の話を置いておけば、アルゼンチンは最初に入ったスペイン移民に、より多いイタリア移民が合わさった国。
それでも、公用語はスペイン語。
その経緯は、教科書を読んで行くよりも、WIKIなり、ネットにある大学講義を拾った方が中高生にもわかりやすいだろう。
僕もWIKIで知ったけど、銀を意味するラテン語argentumが語源。
逆に言えば、Agという元素記号。
これで、化学の小テストは1点取れた。

実際、六甲学院の学生の1月8日は正月明けのいくつかの科目のテストで精一杯だろう。
また、高校2年生は、そろそろ本人だけでなく保護者も何人かが頭がおかしくなる。
そんな余裕はないのかもしれない。
しかし、目先に追われる作業の様な勉強が苦手な何人かは、たまに、そういうアプローチにトライしても良いのかもしれない。
なかなか難しいけどね。
ちなみに、藤枝順心の9番なんかは縦への筋トレをやりすぎて、横パスが下手になっているのがよくわかる。
それをどういう風に修正かけていくか、たぶん、来年以降もサッカーをやって行くなら課題になるんでしょう。
2023年1月8日 15時15分

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13
体の当て方、バランス、ボールシールディング。

攻撃の局面なのか守備の局面なのかでも変わるが、いくつかのコツがある。
純粋なパワーやスピードも大事だが、それはある程度その時点での素質や訓練で決まっているので、無理しても怪我をするだけ。

誰が言い出したのかわからないけど、球際を強く行けという嘘がある。
強く行っても、マイボールにならなければ意味がない。
相手をルールの中で壊すなら話は変わるが、球際はうまくいくべきであって、強くいくべき論拠はない。

マイボールにできるならできればいいし、無理ならボールをつついて相手に思い通りさせないか、相手に体や体の一部を当てて自由を奪う。
速攻を遅らせる、プレー方向やプレーの選択肢を奪う。
遊びは遊びだけど、真面目にやる時に、そういう順位をきちんと判断してトライを重ねれば、正解に近いプレーが増える。

一応このシリーズの想定読者は六甲学院サッカー部なので、フィジカルで勝てない選手が多いと思うが、それでも、相手の攻撃を味方の人数の多い方向やゴールから遠ざける方向に連動して誘導して、悪い体勢の相手にいい状態で体をぶつければ何とかなるケースの確率が上がる。
相手のミスか、こちらの数的優位になって、今度は逆に、ボールを保持しながら良い体勢を作る。
難しければ、相手のバックラインの裏に快速選手を走らせてそこでキープさせる、あるいは、それに対応して開いたDFとMFのスペースで誰かがボールを受けてそこから展開する。

最後は一見話が変わったように見えるが、体を当てるという動作の前後の時間で何をやるか?
サッカーは体を当てても良いルールが表に裏に存在するので、それを頭と体で理解していくのが大事。

ふと見ると、
東山高校が高校サッカー決勝に出ていた。
2018-2019年、東山の卒業生がいて、凄く教えがいがあったのを覚えている。
とはいえ、十分うまかったので、自分だけうまくなっても試合で勝てないという当たり前のことを分からせるだけだったけど。
そんな縁で、昨年少額だが、クラファンにお金を出したら、1年遅れで結果が出た。
最近消えた旧サイトに書いたサッカーのコツの諸々を見てくれていたのだろうか?

実際、サッカー学校とか尊重すべきなのかもしれないが、六甲学院は無理でも、少し落ちる学校の連中がジャイアントキリングを起こしてくれていたならうれしいとは思う。
出来たら、孫弟子たちの優勝を確認したいものだ。
2022年1月8日15時39分

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14
自己の意識と外部情報の協調 スペースと人
寺田次郎関西医大放射線科不名誉享受2015年1月26日
某大学サッカー部に関する研究で、パスまでにスペース(空間)と人を見ている時間が、下のレベルと1軍では1軍の方が人を見ている時間が長いことが確認されました。

これを見て、何を考えるでしょうか?

世界のトップレベルからすればそれほど関係がありませんが、初級や中級から、中級や上級(高校や大学の主力)にレベルを上げるにあたって大きく影響があるのではないかと考えます。

視野と思考は密接なつながりがありますが、トップレベルになればなるほど視野を駆け引きの道具に使うからです。

初級者ほど、スペース=ボールや地面を見る時間が長くなるのは仕方ありません。
それはボールの性質に関する経験や技術が不足しているから、行先を確認しないと次のプレーに支障が出るからです。

一部の天才ではなく、多くの一般の選手の発達や成長の過程を頭に描けば、この研究はもっと深く読めます。

自分の全身の協調運動に、ボール、相手の動きや位置情報などの判断が加わって、プレー=視覚情報からの判断・行動の質や量、スピードに変化が現れていくということです。

もしも、観客席の同じ位置に立てば、一般人でもプロでも視点はそんなに変わりませんが、それ相応の選手、指導者や記者がその位置にいれば、集中してみるポイントは一般人のそれとは異なります。
同じ時間で、同じ視点でも、見るポイントが変われば、解析も判断も変わります。

本文は自分自身の動きに着目していますが、外部情報も含めて意識するところを煮詰めると、仕事や競技によりそう動きへのトレーニングや発達の在り方も見えてくるかもしれません。

勿論、不調な時は身体疾患のみならず、外部意識にとらわれる割合が増えて、自己の意識や動きのバランスが崩れている可能性もありますから、本文のように自己のみに立ち返るのも重要かもしれません。
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15

筋肉や神経の再教育 ホイップキック
寺田次郎関西医大放射線科不名誉享受2015年3月5日
某漫画でホイップキックという技術が出てきました。

トップレベルでしかできないような書き方でしたが、意識して繰り返しトレーニングすれば、誰でもある程度できると思います。
筋肉や神経の発達にはタイムラグがありますが、気長に行くといいです。

要はどのタイミングで複数の関節をどの程度関与させるかの問題で、ホイップキックだけでなく無数の蹴り方が可能になります。

基本と言われるインサイドキックだけでも本当はいくつもの種類があります。

全身のバランスを保ちながら、より多くの関節の屈曲や伸展などのエネルギーを効率よく伝えれば、同じ体格や筋力でも強いキックを放つことができます。

勿論、遠心力やその他のエネルギーを利用することで、足りない力を補うことができます。

もっと言えば、立ち方や走り方も関係があります。
同じ個所を何度も痛める選手は自分の動きを確認するといいでしょう。

また、ミートポイント=インパクトの位置や角度を変えれば、同じエネルギーでも推進力や回転力などの伝わり方が変わりますし、息の長いベテラン選手はその辺の技術が上手です。

失敗すれば関節を痛めるので、新しいキックの最初は知人とのパス交換や壁打ちで確かめるのがベターでしょう。

スポーツの一部を取り上げると普通の人には関係のない話に見えるかもしれませんが、筋肉や神経の再教育という観点で考え直すと健康のための技術に応用できると思います。

変形性関節症なんか見るとわかりますが、子供より変化が緩やかなだけで、大人も大人なりに変化しています。

「人間は挑戦を諦めたときに年老いていくのだ」と、昔誰かのインタビューを観ましたが、細胞の老化には抗えなくても、頭や体の使い方は意識して変えていくことができますし、ある程度コントロール可能です。

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16スポーツにおける認知と判断と反応の科学
寺田次郎関西医大放射線科不名誉享受2015年1月10日
本文がオリンピック応援記事なので、一部の選手のためにフィジカルの差を埋め方について書いてみます。

今日はサッカー高校選手権の準決勝を後半最初から15分ほどテレビで見ました。
3-0でしたが、純粋な技術や体力は両者それほど差がありません。

勝っていたチームは、FWの選手の動き出しのタイミングが早く、そこにボールが放り込まれていきます。
走るよりパスの方が、パスよりも頭の中の方が速いので、純粋な速度差を超えて体勢が入れ替わります。
相手とボールの間に一部でも身体をねじ込めれば、普通の守備者は反則か遠回りせざるを得ません。

逆に相手方は足元で繋いで、個人技術でこじ開けに行く傾向がありました。
敵のレベルや戦術との相性もありますが、この方法だとシュートの難易度が上がります。
方法の優劣ではなく、使い分けによりゴールへの確率を上げることができますが、高校生ではまだまだ難しいですね。

また、両者ともボールをキープできる選手はよく周りが見えていて、相手が来る前にボールや体ごと逃げたり、狙って体を当てさせる準備をしたりします。
出来ない選手は狙ってパスできない回数が増えます。

初心者はボールと自分の体、あるいは自分と相手の体の「現在の位置」で判断してからしか動けないのが普通ですが、経験や知識により、より多くが見え、より早く動き出せるようになり、自分の動きによって、ボールや味方や相手の位置を動かすことができます。

行為に必要な動作や確認作業を要素分解し、さらに必要な感覚や運動などに要素分解することで意識すべきポイントや筋肉などが見えます。
(意識して練習すると、必要な時に無意識にできます)
慣れると複数の判断を並列して切り替えることができます。
数学の場合分けを瞬時に切り替えるようなものです。
進学校の方も頑張ってください。
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筋骨格の操り方と身体意識 熟成年代
寺田次郎関西医大放射線科不名誉享受2014年12月27日
私事ですが、先月初旬に足首に重傷を負いました。
重症捻挫か骨折かわかりませんが、サッカー中に自傷しました。
まともに立てず、歩けず、というのは久しぶりです。

一月半たって、やっと、半分くらいのチカラでプレーできるようになりました。

状況確認とメンタルヘルスのために、一週間後、二週間後、一か月後、それから一週間に一度ずつくらいプレーしました。

回復が目に見えた今週はプレー制限をかけながらも、3回プレーしています。

怪我なんかしない方がいいに決まっていますが、怪我の時こそ、普段の努力や意識が問われますし、意識を変えるチャンスとも言えます。

人間にはたくさんの骨や筋肉、関節がありますが、意識しなければ使えないものもたくさんあります。

逆に意識し過ぎることで、他の動きがスポイルされてしまう場合もあります。

サッカーでも、野球でも特定の筋肉をつけすぎてダメになってしまう選手は結構います。

ただ、筋肉のボリュームをつけることで、守れる怪我もありますし、怪我した時に代償的な作用も期待できるので、そのへんのさじ加減は難しいですね。

ところで、新しい動きを身に着けるにあたっては、他の競技や古武術の動きや理論が参考になります。
名選手の「独特な動き」と表現されるもののヒントが、他の競技にあることも珍しくありません。

複合動作でもあり、順を追って説明される方が理解しやすい場合もあれば、長嶋茂雄さん的な擬音語のほうが理解しやすい場合もあります。

感覚を感覚のまま理解するのと、言語化してから理解するののどちらが有効かわかりませんが、いずれにせよ理解して実行したいという気持ちがないとなかなかできません。

年を取って、自然の成長に期待できなくなって気づくことでもあります。

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筋肉や関節の負担と外部要素 女子W杯
寺田次郎関西医大放射線科不名誉享受2014年11月11日
カナダでの女子サッカーワールドカップに向けて、人工芝にクレームがついています。
確かに女子のみ人工芝は男女差別にあたるので良くないかもしれませんが、僕自身は選手の努力不足だと思います。

昔に比べて人工芝の質は著しく良くなっていますし、人工芝対応や専用のスパイクも増えています。
また、芝の質に合わせて、スパイクや中敷きの選定、走り方からプレーのやり方、戦術まで含めて考えればいいことです。

「ピッチを言い訳にするな」などと過激なことを言うつもりは微塵もありませんが、商業的な意味合いも理解して、選手たちはベストを尽くしてほしいなと思います。
勿論、ホペイロさんや企業の人たちの尽力もポイントになってくると思います。

世界順位ははるかに上ですが、男子に比べてレベルは低いですし、土や人工芝でさえ満足にプレー機会のない男子選手が何人いるか分かっておられないのでしょう。
僕自身、ベンチとベンチ外の期間が長かったので、「出たくなければ、出たい奴にチャンスを譲ってやれ」とさえ思います。

前置きが長くなりましたが、筋肉や関節の動きや負担は靴や装具の影響を大きく受けます。

サッカーでも移籍してすぐに大怪我をする選手は多いです。
移籍と共に、メインの練習場の地面の質やスポンサードされる靴が変わったりするからですね。
勿論グラウンド外の事情もあるでしょうが、グラウンドだけでも様々な要素が絡んでいます。

少し前にはシェイプアップシューズも流行りましたね。
いつもと同じ家の近所でも、靴を変えれば違う筋肉に刺激を加えることもできます。
お金をかけたくなければ、中敷きを入れるだけでも地面からの素足の距離を変えることができます。

工夫次第で、状況は味方にも敵にもなるものですし、日本は比較的恵まれていると思うので代表選手は頑張ってほしいですね。

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筋骨格と全身疾患との関係 炎症の波及
寺田次郎関西医大放射線科不名誉享受2014年10月28日
「激しい捻挫で、脛の前の筋肉まで痛いです。」

フットサルコートで店員さんに聞かれたので、簡単に答えました。

「それは炎症の波及。」

捻挫が患部にとどまらず、連続性のある筋肉や靭帯(コンパートメント)全体に広がる可能性はあります。

ひどければ血流障害からの患部の悪化や血流を通じた挫滅物質や炎症性物質により炎症の内臓への波及なんかも起こえます。
(やけどによるカーリング潰瘍なんかとも関係あるかもしれませんね。)

人によって痛みの個人差は激しいが、いつも以上の痛みに関しては専門家の診察を要します。

捻挫と思ってたのに、実際は骨折していた場合、血栓傾向や骨髄脂肪の漏出によって、心筋梗塞や肺塞栓症などの致死性疾患の可能性さえありえます。

「迷ったら安静」というのはあながち間違いではありません。

いままで、スポーツの世界は無理をすることが美徳とされていましたが、脳震盪の基準なども含めて、今後はコンセンサスも塗り替わっていくものと思われます。

まあ、そこまでひどくなければ、本やビデオを見ながら、テーピングや弾性包帯などを自分なりのオプションとして試していくのがいいのかもしれません。

運動と言えば、患部だけの痛みを思い浮かべるのかもしれませんが、漢方よろしく全身は繋がっています。

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20

筋トレ。

筋トレを何のためにやるのか?
実際、進学校の学生さんに難しいことは求められないので、単に、大学生になって海に行ったときに見栄えのする身体を作りたい、でもいい。
大きな筋肉中心で作ると弊害もあるが、まあ、それはチームワークで補えばいい。

一方で、サッカーをするにあたっては、あたり勝てる身体やバランス能力の構築と共に、新しい動きをするための筋肉と神経を作るという視点は欠かせない。
そういう意味において、他のコンタクトスポーツとサッカーは半分違う。

いわゆるスポーツ特進のある学校ではないし、そんなハードにやらないでもいい。
自重とかダンベル代わりのペットボトルとか縄跳びでできる、どこでもできるトレーニングを中心に作って行くと良い。
理由は少々の違いよりはトレーニングを続けていくほうが大事。

キックと言う動作は歩いたり飛んだりと半分一緒だが半分違う。
このことのギャップをどういう風に埋めていくか?
実際、数年前に、ポグバと言う選手の動画を見て驚いたけど、そんなフォームで、そんなインパクトで、なんでそんな威力が出るのかというキックをしていた。
彼がキレイなトラップからキックをしたらもっと威力が出るのだろう。
しかし、それも巡り合わせ。
かつて、180CM以下の名手が多かったのは、足のサイズが関係したのだと思うが、そんな変えられない要素よりも、やれることをやった方がいい。

(トレーニングルームを使う場合)
マシントレーニングは弊害もあるが、マシンの可動域のおかげで、怪我を予防できるので、上手に活用すると良い。

腹筋背筋はストレートだけでなくツイストも加える。
付加する重量はそんなに要らないが軽すぎても気分がのらないなら、怪我をしない程度に加えていけばいい。

競技性質上、下半身優位、背中側の筋肉優位にやると良い。
特に、現代社会では前側=おなか側の筋肉を使って丸まる傾向にあるので、意識して修正した方がいい。

ボディコンタクトの瞬間やいくつかのキックやボールコントロールでは猫背の体勢の方がいいこともあるが、ランニングに当たっては、それなりに体を伸ばしていたほうがいい。
もちろん、その選手の中で筋肉の、パワー、スピード、スタミナを伸ばして行けた方がいいが、成長期の骨格に無理をさせない意味でも、重量よりも巧緻性とかマイナーな筋肉への刺激を大事にした方がいい。

テレビなんかで、食トレとかなんかもやっているが、人間の筋肉は骨端線の閉鎖後の方がよく大きくなる。
また、どうせ、スピードの要素やパワーの要素では限界が早く来るので、スタミナの要素を落とさないように体脂肪をある程度落として、スタミナとの並列を大事にしていくほうがいい。

専門家とかなんとかの細かいトレーニング方法はあるけど、怪我の期間でもなければ基本的な筋トレだけでいい。
理由は学業その他との兼ね合いが大事だから。
2023年1月8日16時50分

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20
ドリブルドリル。

結局15歳なり18歳までに詰め込める内容はある程度限界がある。
特に、多くの普通の秀才を含む子供たちに、チームとして教えられることは限界がある。
だからこそ、ドリブルがブームになってロンドのレベルを捨てた背景がある。
中学生や高校生の限界とプレーの確実性の問題。
普通のパス交換の練習ではあまり考えないが、難しいパスが通るには、パスの出し手もうけてもしっかりルックアップして、守備の動きを読んで、それをかいくぐるように、ボールを止めて、蹴って、受けないといけない。
これに対して、ドリブルは自分へのパスの連続なので、コントロールしやすい。

まあ、そんな感じで、一昔前、乾貴士が若い頃に、一世を風靡したのが野洲高校のドリブルドリル。
それも、地元の子供たちの時期から指導していたらしい。
そのへんで、サッカーではなく、中学受験でふるい分けられる六甲学院でどの程度のものを求めるべきかはわからない。
一方で、相手を抜いていくドリブルと相手にボールを奪われないドリブルを明確に分けて自習させていくことで、ある一定の水準に達するとは思う。

僕自身、30歳からドリブルは急激にうまくなったけど、理由は奪われないドリブルという意識を持ったから。
足の速くない選手は、次のパスやシュートまでのボールの運び方を覚えればいいだけ。
ということは、インサイドや足裏でのターンは除いて、アウトフロントでボールを運ぶことが求められる。
また、ボールが奪われない動作としてインサイドやアウトサイドでのカラコーレスが基本。
相手がこちらのボールを奪える間合いまで来た場合、その選手の周囲か、そのさらにカバーに来た選手の周囲にパスを出せるスペースがあることが多い。

言い換えれば、ドリブルという言葉ではイメージしづらくて、奪われないボールの運び方を覚えるという話。

本当にうまい選手はトップスピードでのプレーの質が良いというけれども、この理屈が分かれば、実は嘘と言うか、厳密にはニュアンスが違うと分かる。

そして、大事なのは真面目な子ほど、ボールを完全に扱おうとするけど、そうじゃない。
生真面目さが仇になることがある。
それが、学校のお勉強とサッカーや実社会の違い。
求められるものは状況によって変わる。
それが頭でサッカーを理解することを先行させるという事で、その時点でのフィジカルの素質や完成度を補っていく方策。
2023年1月8日17時15分

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21
実力について。
高校サッカー選手権。
東山 岡山学芸館

ということで、今日も激ヒットの11に12。
そして、数年前のを拾い起した14番。
文章の内容が意識されたのか、偶然か、東山は試合の半ばはかなりボールキープしていた。
前後に引き伸ばした相手の前後で。

一方で、簡単にサイドの裏を取られすぎた。
Jリーグに対する高校サッカーの無名校のアンチテーゼなのかもしれないが、基本能力ではほぼ東山が強かったにもかかわらず、敗れ去った。
僕の読みでは八百長。
しかし、高校サッカー全体を盛り上げるにはいいんじゃないかと思う。

旧サイトも含めて、指導内容を半分くらいアップしてきた僕としては、うれしい部分もある。
昨年、クラウドファンディングにちょっとだけ払った、関西医大で教えた奴の出身校、東山。
そいつもそうだったけど、高校年代でフィジカルを優先的にやるなかで、技術と戦術が欠如する。
あるいは、蹴落としあいの中で総合力が高まらない。
それは、この試合でも出た。
一方で、7番や8番は時折いいプレーだった。
10番よりも輝いていた。
一方で、プロはそもそもサイズやスピードの珍獣を集めた世界なので、モノが違う。
その中で、度を越えた努力や素質の選手が興業的理由によって引き上げられていく。

ちなみに、医師免許を持った失業者が六甲学院サッカー部を指導することはないと思う。
教育上よくないと言われるだろうし、そもそも受験が優先で、高3の夏の大会でさえ、保護者や教師にあれこれ言われてやるサッカーって難しい。
それでも、超高校級の選手は学年に何人か生まれてくるが、そいつらだって、冷静に他の道を選んで、それこそ、医学部でも入らなければ、サッカーなんかしない。
実力があっても、出身校のもたれあいとかあるのがプロとかの現実、政治。
スポーツマフィアは興業の世界。
運営や支援に回ってくださいという話。
そういう言葉を出す指導者がいたので、その回のサッカードクターセミナーは欠席した。

一方で、別に、OBとの交流戦とか、春休みの暇つぶしに、こちらのダイエットがてら教えるのは問題ない。
その辺の、利害調整はめんどくさいので、とりあえず、OBの代表の人にはお断りして距離感を調整してある。

で、率直に言って、高3の春の時点での実力で強豪校に勝てますか、と言えば、勝てると思う。
その論拠は、既に書いた通り、技術も判断も高校のトップレベルは大したことない。
たぶん、六甲学院でうまい奴が見たらわかるはず。
自分がここら辺のチームに入っても、普通にやれるなって。
六甲学院にしては足が速い選手が、普通にテクニシャンや守備を頭で考えられる選手になって行く作業を中学生から取り組んで行けばいいだけ。

実際、ネットに上げている指導内容だけでも、だいぶレベルアップすると思うけど、そんなもん、あげてないもう半分を合わせると、それは真面目な選手が25歳でJ1で出られる程度の履修内容にはなっている。
逆に、高校サッカーで運も含めて3-5年に一度県大会決勝を脅かす程度は簡単。
簡単だけど難しい。
それが、勝敗の運だし、ピッチの外に勉強だけでなく、保護者や教師を潜在的な敵として抱えてしまう事。

アンダースペイン代表のプロを嘱望されたのに放射線科医を選んだ奴に、サッカーの方がいいよ、仕事なんて、カネとコネのクソだからと僕が言い放てたのは、そういう経験をした後だったからで、普通の感覚では難しい。
あるいは、サッカーがその辺のフィジカル任せのやつよりうまくなることを親や教師に怒られるかもしれない。
どうして、そんなに自信満々なんですかと言われそうだけど、割とやる気のある学年なら、そもそもフィジカルなんて大差ない。
強豪校やJJユースの平均が80点なら六甲学院なら真面目にやれば65-75点。
さらに、120点の奴が混ざっているチームとやる時に、落ち着いて、ボールを回して走らせる自信を持った戦術眼とテクニックを身につければいい。

今は知らないけど、六甲学院は基本的に中だるみもありつつ、卒業あるいは1浪でセンター試験8割を取って神戸大なり、大阪大なり、東大京大に行く学校だった。
何もやらなくて、最後ちょっとだけ頑張っても、関関同立にはだいたい行ける。
同じように、遊びの時間と読書の時間をサッカーにそれなりに割ける奴が集まって、パス回しとユニット守備の個人能力と連携を高めていくだけ。
もちろん、関東や関西、他の地域の進学校でも理論上は可能。
とはいえ、栄光学園のレジェンド、相川亮一さんが最後、栄光学園で最低限しか教えなかったらしいのは、たぶん、進学校に雇われるというのはそういう事なのだと思う。
それだったら、部活の括りで一緒に練習しても、理解のある保護者ややる気のある本人を集めてクラブ枠で試合をやるようにしてほしいと思う。

僕自身、家庭の事情、指揮官の好み、同級生の兼ね合いでほとんど試合に出ていない。
おかげで、高校サッカーは公式戦1戦1勝というどこかの競走馬みたいな結果になっている。
だったら、逆に、チームを割って、もっと楽しくサッカーをやれるコミュニティを作ってしまえばいいと思う。
そうすれば、近所の大学に進学しても受け皿がなくてサッカーができなくなる奴も困らないし、近所の医学部や難関大学のサークルと練習試合をすれば、個人や家庭によってはモチベーションになると思う。
保護者も、あれもこれも、子供の進路や何とかが自分の思い通りになるわけではないと割り切れば、人によってはうまくいくと思う。

いずれにせよ、部員が多い学年は試合に出れないのに公式戦に応援に行かないで良いし、力のない選手ならではで、小さな施設の大会でもなんでもゲームを楽しめばいいと思う。
残念ながら、日本は急に海外のうまくいっている地域のようにサッカーが楽しめる土壌にはならないと思う。
ただ、施設もグラウンドもよく探せば開いているわけで、勉強や他の趣味や仕事との両立を丁寧にやれば、トップチームの強化もコミュニティの強化もうまくいくと思う。
とはいえ、僕はただの失業者で、サッカー関係者というカテゴリーですらないので、それはそれをやって儲かる人と楽しい奴が運営すればいいと思う。

INACグラウンドや西宮浜の空き枠なんかを上手に使っていけば、滝川第二や関学には3回に1回しか勝てなくても、他の学校にはだいたい勝てるようになる。
但し、同年代が出る、高校3年生の春までは。
一方で、親や教師の問題もそうだし、子供ならではの自分目線のサッカーを好き勝手にやりたいというそういう情操教育も含めて、子供に強要して良いとは思わない。
たとえ、進学校の息抜きや頭皮行動であったとしても、サッカーはやらされるものではないというのは僕の考え。
なので、ヒントや論拠を中高生の皆さんに書いてきた。
2023年1月9日17時ポッキリ。

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22
完成系を読む。

鎌田大地の後輩への声掛けが素晴らしい。
京都府ベスト8の自分は後輩たちの足元にも及びません。
単純な比較ができないことだらけのトーナメントに全国大会だが、要するに、そういう事だ。
通過点の盛り上げは社会上やむないが、そこで足を止めなかったことで、日本代表、それは、いわゆるJFAのユニフォームと言う意味ではなく、日本を代表するサッカー選手は生まれた。
鎌田大地はサッカー日本代表のアイコンの一人にまで成長した。
それが、高校以降もサッカーを続ける選手を一人でも増やす。

次のワールドカップの日本代表に鎌田大地の名前はない可能性も結構高い。
それは何故?
理由は、鎌田大地にはスピードがないから。
クロアチア戦の最後の失点のせいで戦犯にもされかけていたが、もともとは、トップあるいは、トップ下、はたまた、横に守備のよくできる選手を置いたうえでのボランチが彼の適正ポジションだ。
もっと難しい話をすれば、別に他のポジションであっても、周囲に彼の機動力の弱さを補う人材がいれば、別にどこでもいい。
彼の本質はスパコン。
そういう意味では、日本代表のユニフォームにこだわる必要もないし、クラブで結果を出し続ける役割でもいいんじゃないかと思う。

今回はたまたま偶然、Jリーグに選ばれない選手ばかりのチームが上位進出した。
Jリーグもビジネスなので、ピッチ内外で計算が付くユースあがり、あるいは、ジュニアユースから一度外に出した選手の方が扱いやすいから当たり前。
一方で、どこまでも、それをやってしまえば、競争のレベルが下がる。
プロはプロにならない多くの天才や凡才の興味と努力に支えられている。

まあ、そういうことで、なぜ指導もしていないのに、全国の強豪とやれるレベルに進学校を持ち込めるだろうと言い切れるかと言えば、高校のトップレベルやその一つ下の種々の能力や問題点を理解していれば、進学校のメンバーでも戦い方で補えるという話である。
一方で、高校生で、フィジカル任せの相手にちょっと落ちるフィジカルでポゼッションを堂々とやり続ける作業ができるかと言えば、結局、選手たちの意識でしかない。

スコアコントロールかもしれないが、自力で勝る東山高校が敗れたのは弱者の兵法に徹する岡山学芸館に同じくがむしゃらに突っ込んだから。
それは未熟だと僕は考えるが、このうち何割かの今後も続ける選手たちにとって、きちんと復習するならば、良いことだろう。

大学受験に例えるなら、今年の学生たちは東大に合格して、鎌田大地は京都府立大学に合格した。
しかし、きちんと勉強して、東大の大学院のエースになった。
その程度の事。
もちろん、素質や適性もあるが、スポーツの方が競争が激しくいびつだ。
そのせいで、どうしても、目先の結果とそのための努力にフォーカスしてしまいがち。
ましてや、しょせん趣味で終わる人が大半だから。

失点につながるリスクをどこまで許容して、どこまでやって行くかはさじ加減だが、17歳までにある程度の技術は完成させられると思う。
理由?
そもそも、ボールの蹴り方や止め方をちゃんと教わって身に着けている選手はほとんどいないから。
あほな子とか、フロンターレ練習の形だけをマネして、偉そうにしている。
YOUTUBEに移っているのは60点で、そこに写っていないレベルでやれないと話にならない。
もっとも、お医者様の遊戯と下へのマウントくらいなら、
その程度でもやれてしまう。
理由は、参加者全員で、パスコースを作らなければ、そのサッカーの前提が崩れるから。
一方で、その程度の足の引きずりあいをするくらいなら、進学校のお坊ちゃんはこれまで通りサッカーごっこをやって、顔がキレイで足の速い作られた選手たちに勝手に敗北を感じてまっとうな職業につけばいい。
2023年1月11日15時14分

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23
一般的対価ではない対価。

ちょうど、エリアの騎士と言う長編漫画の外伝を見つけました。
作中で出てくるユースの期待の星の先輩が生涯年収3億円の大企業目指して高校2年でサッカーを辞め受験に専念します。
僕も一般企業ではないので何とも言いかねますが、努力する部分は似ているので、有名私立や国公立上位大学から大企業や新興企業に行くほうが多くの普通の感性の秀才や天才にとっては金銭的にはいいです。

サッカー選手だけでも、うつ病や自殺者が多いです。
サッカーがうまいだけでは通用しない、興業とか大人の事情の世界。
そういうのを言葉にせずにわからせるために、あえて、20年前のパワハラやラフプレー全開の世界を何気なく描いている問題作。
しかも、指導者の教員の対応もよく見るとおかしいし、一方で、凄く潔く敗北を認める時点でおかしいです。
そのへんは、あからさまに書かれていないけど、小さな描写が凄く良い縮図です。
スポーツショップの話も出てくるとかは、今のお金持ちしかサッカーをやりづらくなった時代では考えにくいですが、そういうのも含めてどうでしょうか?

なんか、謎の先輩が、あいつは金持ちだから、とか初蹴りの時に言っていましたが、単に30歳でキャリアも飛んで、お前には絶対にやらせない、とかヤクザな脅迫を証拠も残さずに受け続けて、投げやりにサッカーを続けていただけです。
家も車も持っていません。

医療の勉強もしてますが、どういう世界かはこの10年のニュースの通りです。
ヤクザもズブズブだとはっきりしても地域と国の検察と警察も庇います。

いまさら僕にまっとうな人生もないでしょう。
平たく言えば、サッカーもスポーツも医療もヤクザが仕切る八百長興業です。
けど、一般社会も一皮むけば一緒です。
そういう意味で、白竜と言うシリーズ漫画はおススメです。
また、昔の政治家や金融事件のノンフィクションを読むとなんとなくわかります。
実は、世の中は合法と非合法のヤクザとインテリヤクザの集合です。
多くの進学校の学生は親がどうであれ合法のインテリヤクザ=賢いカタギの社会人になるケースが多いです。
そういう事実を見たうえで、社会のどこで生きて、どういう態度と行動をとるか?
世の中は汚いところで、キレイに生きるのも技術です。

僕自身、学生時代も社会人も出場機会はほとんどなかったですから、放射線科診断学を選びました。
内科や外科は個人で勉強はできても干しあげるのは簡単ですからね。
寝不足や精神症状を装って殺害とか医療の世界ではよくありますし、実際、明るい未来ばかりではなく凡庸な未来も捨てたものではないと思います。
それを選んだうえで、サッカーに対するアプローチも個人や学年ごとに考えていけばいいと思います。
2023年1月16日15時56分

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24

(六甲OB会の幹事のA先輩に。)

一応、22まで作りました。
有り難いことに、だいたい爆ヒットです。
あとは、Aさんかもっと偉い人の気分かさじ加減で良いでしょう。
Aさんが僕を上手に切れるカードも手元に作ってありますよね。

54期のBさんが、凄く難解な、家庭問題や子育ての問題を無料で処理してあげたのに、六甲の学生たちには、こいつの言うことは聞かないで良いとか金持ちの悪ふざけとか言いだして、50期のVIPジュニアとか東大京大学閥や医学部閥の周囲の諸々を感じますよ。
下が優秀に育つと自分たちが支配体制を築けないから。
社会なんてそんなもんですし、指揮系統の取り合いとか僕は恐ろしく才能ないですからね。

いつも僕をそんなに誘わない56期が初蹴り早退するから一緒に帰ろうとか、そういう同調圧力もよく理解しています。
ま、そんな感じで、ちゃんとシニア向けの同級生とかもきちんと紹介しました。
あの時のように、僕が無茶苦茶な奴だから外したのであれば、お互いやりやすいでしょう?
(僕は頭の回る先輩に話を合わせますので。)

あとは、まあ、ないとは思いますが、本当に勉強の合間の中でうまくなりたい集団がいれば、それは暇な時に何とかします。
いちおう、関西医大や関西医療大学に教えた講義録とかまとめて残しています。

今どきのスポーツエリート学校相手なら、そんなものなくてもシーズンに1-2回ジャイアントキリング起こせると思います。
高校選手権なんかたぶんこの20年ほとんど進歩してませんし、その土台になっている子供たちの基礎の体力知力が落ちているわけですから。

学校の運営も、そんな馬鹿なことやってて、少子化とライバル校の進化の中で六甲学院の意義なんかなくなると思いますけどね。
別に、他のルートもいくらでもあると思いますが、兵医整形や大阪市大整形のサッカーくらいならいつでも学生さんが繋がれるようにしますよ。
どうせ面接なんかアレですから理由なんかあれば六甲学院的に助かるでしょう。
大学も結局偏差値何かそこそこでいいから扱いやすい外科系向けの高校生は欲しいと思います。
超アスリート学校の卒業生とか、そういうのをやりすぎて、関西医大は崩壊しましたが、それは学生と大学の問題であって、僕らは関係ないですからね。
2023年1月18日20時44分 寺田次郎 拝

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25
スポーツか、経験のタネか?
https://number.bunshun.jp/articles/-/856230?fbclid=IwAR2O_Qs7HQJQytmB13mpL7ILAKcwlLND-U6QC_JW0NhXnJasc5BA0r7UEEA

とか言っていると、となりの長田高校からプロ野球選手が出たみたいですね。
サッカーでも一定の才能の子は何とかなると思います。
それでも、野球と違って、複雑なボールと人の動きなので、もっと難しいと思います。

足を引っ張るような味方の動きやパスの中でも実力を出さないといけない。
甘くないです。
それで、進化か退化か判断も分かれますが、21世紀初めのパスサッカーが、フィジカルと個人技ありきのブレンドの比率に今は向かっています。
個人の評価がやりやすいという理由で。

僕の記憶が確かなら、長田高校や神戸高校は20年ほど前の昔は六甲とそんなに変わりませんでした。
サッカーも勉強もまあまあ。
数学のN先生は、六甲の上から20番はどこに出しても恥ずかしくないが、下から20番はどこに出しても恥ずかしいとおっしゃっていたのを思い出します。
いまは、私学にお金を払える子の取り合いも進んでますし、そういう意味でも、割れる本人や保護者の意見の中で、何をどうするか、難しいと思います。
逆に、こういう進学校の方が難しい部分もありつつ、一方で、個人レベルでは逆に割り切って自分で考えてやれる部分もあると思います。

https://number.bunshun.jp/articles/-/856177
ちょうど、野村克也監督の嫌われ記事が出てきましたが、真面目に突き詰めるって、結構難しいんですよ。
プロでさえ、これ。
結果を出さしてもらった江本猛紀でも時間がたてばしんどくなる。
次々に相手もレベルアップや適応してくる中で、他人に何をどこまで求められるか?
お金をもらっていればともかく、明確なお金と言うより、漠然とした夢でしょう?
いまや、ほとんどの資格や職業が安定を担保するとは言い難いものの、それでも、能力や経験が同じなら看板は立派な方がいいのが現実です。

それはともかく、食い詰めた弁護士が幅を利かしたい今の六甲学院の流れの中で、僕自身は個人としては出来る範囲の事はしますが、そんなに無理に接触する意味もないでしょう。
あいつの言うこときくなや、とかしょぼいおっさんにひっかきまわされて、諸々マイナスも想定されます。
というか、接触する気の人間がいるはずもないと分かっていて、逆に書けますが、もしも、コンタクトとってきたら、スペインなりドイツなりイギリスなりの知り合いにコンタクトはとりますよ。
結果的にその話が通るかはわかりません。
実際、趣味も真面目に考えた方が受験勉強にも跳ね返ると思いますが、そんなことを普通の親御さんや教師陣がどう感じてどう考えるかまではコントロールできません。

ただ、現実的な落としどころとして、中3や高校1年の夏休みか春休みくらいに、海外のサッカークラブや学校、病院見学を経験するのは悪くないとは思います。
お金持ちの子だけしか無理ですが、それを言い出すときりがないし、世界に羽ばたくイエズス会とか見え見えの嘘でも、何もしないよりは客寄せになるでしょう。
姉妹校の栄光学園や上智大学をかませばもっとより多くの施設にスムーズに行けるでしょう。
どうせ、もともと、そちらのネットワークから来たご縁ですので、僕もそれは返すべき義理だと理解しています。

ついでに言えば、プロスポーツも、半ば大学や大学院みたいにになるでしょう。
この前のワールドカップに大学生のスペイン代表が出ていましたが、どうせ30歳第二新卒じゃないとほとんどの人は適応できない時代です。

しかし、今の君達、六甲学院の保護者や教師、あるいは、金儲けにしたい人たちの認識がそうでないのに、そこで揉める必要もないでしょう。
僕からすれば、ガンダムのガルマ国葬みたいに使われた関本剛さんがご本人の意思ではなく、重病で認識が錯乱している所を悪用されたなら可哀想だなと思います。
重病の感情の受け入れのプロセスはそれなりに有名になっています。
もちろん、表面も深層心理も四角四面にそうはなりませんが、それなりに参考になります。

あと、いくつ、このシリーズを書くかわかりませんが、ガキ同士でじゃれ合うもよし、それなりにうまいなってどこでも思われるようになるなり、それは皆さんの毎日、中だるみも含めて、3年なり、5年なりのプロセスの中にあると思います。
僕は、褒められた人間でもなく、人生破綻者ですが、僕をけなしにかかるようなご立派な人間もたいがいなので、それは学生さんのうちから、嗅覚をもって日々を過ごしていくべきだとは思います。

人間なんて、どいつもこいつもみんなそんなものです。
一方で、たまに何か頑張ったり、偽善者でも演じてみることが、人格や能力を形成していくことです。
ちなみに、誇張された表現も多々ありますが、佐藤優の埼玉県立浦和高校は読んでおくと良いと思います。
今の六甲学院のカリキュラムは知りませんが、現役か一浪で、趣味との両立というのは一番いい落としどころだと思います。
しょせん、カネがないと自立できません。
自立を阻む親相手には、それなりのプロセスを踏んで戦わざるを得ません。
いずれにせよ、プロはプロセスのプロでもあるというのは、間違いない部分はあると思います。
僕も準名義貸しのプロでしかないですけどね。
お医者さんごっこを画像診断でツッコんで、相手に妥協という名のバイトを出させるだけの仕事。

もしも、自分に夢や元気と若さがあったなら、医師免許を取って、普通の病院ではなく、なにかとの組み合わせで仕事していくのが良いなと今は思います。
医師家系でもないのに親が医学部を強要する、普通の六甲生の感覚でいえば、地方国立医学部の一般枠を出て、バイトをこなしながらどこかの工学部の大学院が良いと思います。
救いようもない地方の医療行政の人柱になるなんてばかばかしいですよ。
万歳突撃の指揮官のもとに行くことを要求する組織や知人はあなたにとって真の友人ではありません。
せっかくキリスト教の学校にいるので、少年十字軍と奴隷について学び、自分に一番の値札と喜びをくれる飼い主を見つけ、やがて独立するか、心地良い場所を見つけるのが良いと思います。
2023年1月21日17時55分 六甲学院56期 関西医大73期 寺田次郎

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ブログヒット祈願の医師国家試験対策。
もっとも、大学受験やサッカーに通じるところがある。
それを過度にサボる理由にしてはいけないが、相手があって、目標があって、試合の戦い方がある。

余裕があって、興味があるなら勉強すればいいけど、マイナーの難しい問題は出来なくても問題ないし、禁忌にもならないから落ち着けばいいと思うよ。
だいぶ前に受けたから最近のはわからないけど、画像でわからないなら文章にヒントがあると思う。
#医師国家試験

という事で、ツイッターで流れてきた網膜剥離の難しい適応の処理に悩む医学生さんに即答した。
そして、昔のブログが消えたので、今のブログには国試ハックスがないと気付いた。
国家試験まで1週間なので、1000ヒットは見込めそうだ。

残り1週間で落ちるのは、よほど勉強していない奴とよほど運のない奴とテストの構造にフィットさせられていない奴の3通り。
よほど勉強していない奴と運のない奴は僕にはどうしようもない。
また、どこをどういじっても合格する超優秀な奴と大人の事情で合格が確定している奴は別になにも影響がない。
むしろ、8割のボリューム層が読めば少し気楽に合格するというのが狙い。

僕は一カ月前の模試で偏差値40で、文字通り当落線上だった。
ただし、あんまり集中できていなかったので、少し伸びて、多くの問題でだいたい5-7%の余白を残して合格した。
禁忌も踏んでいない。

冒頭のツイッターへの回答だが、正面から答えてないけど、ベターな回答と言うのはわかるだろうか?
あまり勉強していない奴はマイナー科目をそんなにやりこむ余裕はない。
あとは、現場で、落ち着いて判断できるか、もしくは、落ち着いて判断できなくても、そのショックを別の問題に引きずらないことが大事になる。

医学部は内部でも二極化しやすく、興味を持って勉強できる層とそうでない層がある。
また、多くの医学生が属する20代とかそれなりに遊んだりバカをやりたい時代でもある。
なので、自分が何をやったかに、自分にだけ正直であればいい。
医師国家試験の時点での素質と努力の掛け算で、医師国家試験というハードルを一瞬だけ合格ラインを超えるゲーム。
そういう割り切りを持てれば少し有利になる。

スポーツや大学受験は1位や上位をとるためにすべてを出し切る、あるいは、余力を残して勝利するゲーム。
しかし、医師国家試験はそうではない。
僕の実力はこんなもんじゃないとか、何とかではなく、出し切れない実力でも点数を取るゲーム。
僕のテストの時でも、過呼吸で脱落した奴がいた。
ある先輩が言っていたが、真夏の連戦の西医体のサッカーに比べたら大したことない。
困難の質の問題だが、ある意味で、そうだ。
たぶん、医師国家試験合格する医師の半数は、40度を超える真夏に、あの時代の気合根性なサッカーの連戦なんかできないだろう。
でも、多くの医学生が受かるという事は、そういう準備をすれば、受かるというだけの話。

そういうことで、今年が大きく出題傾向や出題形式が変わる年だったらどうしようもないけど、もし仮にそうであったとしても、パニックを起こしたなりに落ち着いて最後まで解ければ、だいたいの人は受かる。
理由はあんまり落とし過ぎると、医療過疎の自治体で問題が起こるから。
どんな馬鹿でも新人医師が供給されないといけないリアル。



「そういうことでまとめれば、解いていく順番と、パニックを起こした時に何をするかのルーティンを決めておく。
難しい問題は諦めるかわりに、解いてない問題を作らないように時間配分に気を付ける。
諦めたらそこで試合終了ですよ、と言うだけの話。」



論拠はパレートの法則。
64点の知識をとるのに必要なのは20%の20%で4%に過ぎない。
だから、基礎学力や基礎知識にもよるけど、誰も間違わない問題と、自分に感覚が合う科目でそれをとれば、すれすれでもうかる公算。

逆に言えば、誰も解けない問題や極めて少数しか解けない問題は不適切問題やトライアル問題として処理されるはずなので、その構造を理解して、自分の感情をコントロールするのが大事。
僕は短時間で解き終わる時間帯は終わったら外でジュース飲んで休んだ。
理由は、当時は3日間カンヅメだったから。
テスト用紙の横で休むか、否かは、個人の好み。
当たり前だけど、普通の人間の体はせいぜいもって5時間とかしか集中できないので、知識を覚えて、吐きだす試験において、そういう対策も大事になる。
水泳部でいえば息継ぎの問題。

ペーパーテストの方が、人生よりはまだ対策が建てやすいね。
合格しても陰謀渦巻く医療界に加入するのが遅れるだけなので、気楽でいいと思う。
けど、先達としては、初期研修医終了してから骨休めするのが正しいと思う。
人生やり直せるなら、ややこしい職場に入らず、バイトしながら年下の奥さん探して、フェードアウト人生を作ったと思う。

一部医師の過重労働や女性医師問題も一緒で、どうせ差別されるなら、差別と闘うよりも、戦いたい人にそれは任せて距離をとるのが正しい。
社会や組織はなかなか変わらない。
それに、そもそも、そんなにやりたかった仕事か、墨塗り教科書では救えない命と周囲と戦ってまで守りたい命がいくつあるか考えたら、答えは自明。
そういう割り切りと諦めの中で、自分の人生を最大化するように嘘でも試験に向かう感情を持って行く。
感情を持っていけなかった時のプランBを持っておく。

2023年1月28日17時39分
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27
岡田大志が謎のタメグチで、滋賀医大のレイプ学生に比べて、まっとうに国試受かって良かったねえとかメール送ってきた。
カネとコネがあって未来がある奴が、自分の親戚と悪質な弁護士の仕掛けた冤罪で潰れた先輩に何故メールを送れるかわからないが、基本的にバカなのだろう。

今年と来年受験するはずの関西医大のサッカー部員は基本的に優等生の幅。
ここまでがきちんと教えた学年なので、モノのついで。

彼らが落ちるとしたら、パニックを起こさせる問題で負の連鎖を起こすか、時間切れになるか、あるいは、体調不良。
もっとも、試験を作る側もある程度の体調不良は想定している。
その中で、何が起こるかはわからない。
また、世間の目も厳しくなる中で、問題に様々な仕掛けをすることも考えられる。
一方で、コネのある奴、運の良い奴、能力のとびぬけている絶対合格の奴と素行不良の飛び切りかつ能力の足りない者以外は通さないと仕方ない。

理由?
特許非公開など、戦争が始まるフラグができているから。
だから、色々言い訳つけながら、能力が飛びぬけているか、人格がまともで扱いやすい奴は通される。

それでも限度はあるので、体調不良やパニック時の準備だけが大事になる。
重要なのは絶対大丈夫とは思わず、3分間心で歌うとかお経を唱えるとか何でもいい。
もう廃れた、ラグビーの五郎丸のようなルーティーンというやつを決めておけばいい。

解答用紙をそれなりに埋めればいい。
それでも落ちる可能性がないわけではないが、解答欄を生めてなければ、下駄も履かせようがない。

交通事故や親族の死亡などのレベルを除き、一般的に想定される最悪は、寝不足からの体調不良とパニックの併発。
しかし、想定をしておけば、問題がない。
そのへんは受験と違って、基本的には通す試験になっているので、ある程度の学力と素行のグループは問題ない。
レイプ事件は僕自身はあんまり良いとは思わないが、似たようなものが過去に揉み消しで医者を量産している以上、よほどのことをやらかさないと問題にならない。
逆に言えば、能力がいくらか足りなくても、そういうバカなことをやらない奴は通される。
何人かの先輩や後輩も頭に浮かぶと思うが、濃緑が足りない奴には監視をつけて無理な仕事をさせなければいい。
そういうものはよくできている日本。
時々ざるもあるけど。

まあ、そんな中で、一過性のうつ状態から国試浪人したくなるのが怖い。
その時に、受かってから理由つけて休もうと思うように持ち込んでおくと良いと思う。

関西医大のくびきからは外れたし、どこの学校でもいいので、程々に真面目な学生さんが医者になってほしいものだ。
そういう医師が医局無所属で増えていくと良い。
2023年2月3日17時30分

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28
結局、旧キャプテンにメールした。

簡単な問題から埋めて、建前でも励まし合って医師国家試験に臨んでください。
出来たら朝に不眠やパニックでも部員皆と声を掛け合って。
あと、不祥事ニュースだらけだから、移動時の対応なんかも見られている可能性があるから、無理ない範囲で良い人を演出しろ。

大雑把にこんな感じだが、変な先輩ですね、と思われてそうだ。
まあ、変な奴だろう。
最後に、またどこかで、と付けた。
こういう物言いは、たぶん、せいぜいどっかですれ違うだけだろう、という社交辞令。

一方で、結局、関西医大と僕の問題の中で、首謀者を除き、扇動されているだけで、こちらの対応も大事だ。
傍から見たら頭がおかしいのはどっちかという話。
一方で、それは彼らも卒業して何年か気づくことだろう。
我ながら陰湿だ。

今日の毎日新聞で、同志少女よ敵を撃て、の女子高生か女子大生の感想文を見かけたが、戦場と医療の最前線はほぼ一緒だとカンの良い奴ならわかるだろう。
人間の根源には暴力性が潜む。
それがむき出しの場所がいくつかある。
それをどういう風に落ち着けるかが人を動かす技術だ。
個々人としても立ち回りが大事。

僕の中で態度の悪い奴はともかく、あとはフラットに後輩だから、伝言よろしく、と言う意味もあるけど、声をかけることでちゃんと周り見ろよ、という事。
ちゃんと周りを見れば、カンニングと言う意味ではなく、周囲の表情や息遣いが見える。
ある程度の能力があれば、他の奴の表情を見れる余裕がある奴が受かる。
それだけ。
集団での受験は集団競技だという側面がわからないといけない、がそういう物言いをすると意図が伝わらず、行動に移らない。
行動に移らなかったらそれまでだし、それでも、たぶん、この学年はだいたい受かる。

別に良い人を演じたいわけでもなく、暇つぶしと知能テスト。
君のいる町、みたいに友人の出産の横でパニックを起こすみたいな友情や愛情ではなく、後輩の合格率を2%上げて遊ぶゲーム。
実際、人生何があるかわからないから、しょうもない足の引きずりあいはしない方が良いと思う。

なんか大阪のハードな常勤の求人が来ていた。
このキャリアと体調で部長とか絶対無理だろうと思う。
大阪に助けたい奴なんかいない。
地獄に落としたい奴は居るけど。

岡田大志が、もっと悲惨な奴がいるから前を向け上を向けとかメールを送ってきた。
加害者の澤田敏の親戚が意味不明な説得の代理。
そんな意味不明な事言ってないで、最初にきちんと対応すればよかった関西医科大学、京都大学、枚方市、大阪の役所と裁判所。

今日はJFAが新規ファンを掘るとか新聞に出てたけど、犯罪者レベルの指導者や医者とかその仲間をまずファミリーの隅っこに追いやって被害者に陳謝するところから始めないと何も変わらないと思う。
いや、まあ、ファミリーのギリギリ外側の人間の余計なお世話も良いところだね。
キングファーザー読んで、日本サッカーの興業と八百長の一端を見た。

それはともかく、周りをいたわるのは優しさでもいいけど賢さ。
いつもの美人が欲しいボケもとっくに嘘だと書いてしまったけど、リアルを書けば、アホな大学のアホな教授や理事が自殺したくなってくれると嬉しい。
本来、生きて、働いて、価値を生み出す人間を殺し続ける生き物は要らんやろと思う。
これがまたカオスと知りながら正論ぽく書いてみる。
2023年2月3日22時39分

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