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なぜ都市伝説系の話は面白いのか

都市伝説系のYoutube動画にどハマりしていまして。でもオカルト・心霊系は怖いので苦手で、古代文明とか、宇宙人とかの方なんですが。
こういうの、何が面白いかって、結論が出ないところなんですよね。すごく念密に調査した上での推理と、偶然とは思えない符号、奇妙なほど類似する神話の内容、あと『政府から消される』というお決まりのセリフから、弾圧されても真実を追い求める側である、という高揚感を得られる。でもこのドキドキの冒険は終わりがないんです、何しろ結論が出ないから!
エジプトのピラミッドがなぜ作られたのか?=わかりません
エジプトのピラミッドはどうやって作られたのか?=わかりません
宇宙人はいるのか?=怪しいけど、わかりません
地球人は宇宙人に作られた?=わかりません
日本人の起源は?=わかりません
世界を牛耳る黒幕は?=わかりません
人間の好奇心は、宇宙の構造、昆虫や動物の生態、芸能人の不倫、など制限がないんですが、都市伝説が扱う「解明されていない謎」もしくは「奇妙な(無理がある)定説」は、暴く・暴露するやったった感、真実に光を当てる正義感、誰も知らないけど俺は知っている優越感、世界は退屈じゃない、という子供時代に感じた感覚の追体験、さまざまな興奮ポイントがあり、結論がないから『永遠に』死ぬまで楽しむことができるという大人の思考遠足とでもいうべきアドベンチャー産業だと思うんですよね。イルミナティーカードってなんであんな絶妙に怪しげな絵柄を描けるんでしょうね。トランプ氏に似ているとか。あれって政治家は金髪の白人男性の確率が高くて、しかも人相悪そうに書いてたらその時代の政治家の誰かに当てはまるんじゃね、とか寄せてるんですかね。そうであって欲しい。そうでもなきゃ似すぎてて怖くてトイレ行けなくなるんですよね。というか40代になっても都市伝説で怖くなるとは思ってませんでしたね。いやマジで。家族がいない真っ暗な部屋に行くとマジでビビっちゃうんですよね、まだ少年の心を失ってないということでいいかな。

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