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GPTsを目にしてAI時代のホワイトカラー(自分)のキャリアを考える

現状でもアメリカではホワイトカラーの大規模なレイオフが結構な頻度で起こっていますが、GPTs are GPTsの論文や、OpenAIのインサイダーと思われるJimmy Applesの指摘(内部情報の多くは的中している)にあるように、今後さらにホワイトカラー(オフィスで働く人ら)の解雇が深刻になるのではと考えています。かつて自分もいたテックの聖地のサンフランシスコもゴーストタウン化し始めていると聞くし、今後の雇用状況が注目されます。

もちろん、サムアルトマンも言ってるようなASI(Artificial Super Intelligence)があらゆる発明を超短期間で起こし、それによってUBI(世界規模のベーシックインカム)が実現されれば問題ないですが、まだ時間はかかるような気もします。そのため、ここ5年~10年くらいの自分自身が働く会社をどうするか、だけは考えていきたいです(旅だけはしたいので多少のお金がいる)

雇用がどうなるかを妄想する

ただの妄想ですが、職は下のようになっていくと

  • 投資家:  機関投資家 -> 個人投資家へお金が流れる(現状でも誰もが機関投資家レベルで分析できるので)

  • 起業家/経営者:維持されるが、ホワイトカラーだけの経営は競争が過激化して撤退、ホワイトカラーとブルーカラーの間の事業に移行

  • サラリーマン/個人事業主

    • GPTs等によってホワイトカラーからブルーカラーへお金が流れる

    • ホワイトカラーとブルーカラーがあいまいな職種はおそらく賃金があがる(医者、弁護士等)

「自分は」考えています。

注意: 7年前にAIの雇用問題について研究をしらべたことがあって、その頃はホワイトカラーはあまり失われず、ブルーカラーの職はなくなっていく、とありましたが、その予測はひっくり返っています(サム・アルトマンも時々言ってる)。そのため予測は困難ではあることが前提です。

日本で自分がどうキャリアを進めていくか

日本の場合は解雇されにくい事実を前提とすると、

大企業は、新卒のとる数を減らしてAIを全然使えない高齢者が会社に残るので、成長がかなり怪しいと現状は思っています。成長が見える小さい会社で、事業としてはホワイトカラーとブルーカラーがあいまいな仕事、あたりで仕事を探すことになる気がします(AIの進展の流れに合わせはする)

現状自分の働いている会社は8割くらいの人が完全なホワイトカラーで、キャリアは真剣に考えないといけない。それが今自分が立たされている状況です。

今後どういう仕事を考えているか

半年前くらいから、日本の個別株の株式投資を始めました。投資スタイルは上場してまもない小型株に投資する方法で、投資信託会社も買いたがらないためリスクがある分、リターンが得られやすいのが特徴。自分的には、これから伸びていく面白い企業が見つかる点 & 学べる点がいいと思っていて、結構いい仕事探しができそうな気がしています。

その一つが、去年上場した世界一のエンターテインメント企業をめざすGendaで(設立5年で上場なのでかなり早い)、M&Aを繰り返し、営業利益も順調に伸びています。Gendaの子会社でXR分野の「株式会社ダイナモアミューズメント」を一応追っていこうとは思うのですが、事業が自分好みではないので、Gendaが明らかに面白いエンタメ系会社を買収しはじめたら、転職を考えます。

または、日本のXR関連の "スタートアップ" 企業などで、参入障壁がしっかりあって事業が伸びそうなところ。今後の動向に注目です。